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NSBT Japan Network for Security and Technology 日本安全保障ビジネス&テクノロジーズ
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  1. 中国の極秘再使用型宇宙船が軌道上に物体を放出:米宇宙軍の追跡データ

    8月4日(現地時間)、ゴビ砂漠にある酒泉衛星発射センターから再使用型宇宙船が「長征2F」ロケットで打ち上げられ、地球周回軌道に乗った。再使用型の宇宙船の打ち上げは2年ぶりで2度目となる。Space News紙によると、米宇宙軍第18宇宙防衛隊が、この宇宙船が放出した物体を追跡しているという。Space-track.orgのデータベ…
  2. 中国はUAV技術で米国を猛追している

      中国のUAV(無人航空機)技術が急速に発展している。国営企業により製造・開発され、11月8日(火)から開催された国際航空宇宙博覧会(珠海エアショー)で発表された最新のUAV翼竜3は高い性能を有している。従来の中国製兵器の特長である低価格に加えて高性能という強みが加わったことで、中国はUAV生産において米国を猛…
  3. 米国防衛マーケットを浸食する韓国防衛産業の脅威

    韓国防衛産業は、ロシア軍によるウクライナ侵略による需要の拡大により売上が急増している。このペースで売り上げが伸びると、今後数年でアジア最大の防衛輸出国になる可能性がある。その最先端かつ費用対効果の高い各種装備はヨーロッパや中東からも顧客が殺到している。
  4. 地上公開で明らかになったJ-20ステルス戦闘機の問題点

    J-20はこれまでにも数回、デモフライトを公開しているが、2022年11月の珠海エアショーで初めて地上公開された。2022年も例年と同様、4機のJ-20が編隊を組み、約13分のデモフライトで、垂直上昇、垂直旋回を繰り返し、多くの観衆の前で優れた空戦能力を披露した。J-20は2011年に初飛行し、2017年まで各航空団への配備が行わ…
  5. 中国が珠海航空ショーで超大型「対スターリンク」レーダーSLC-18を公開

    中国は、2022年の珠海航空ショーにおいて宇宙の脅威を捜索するアクティブフェーズドアレイレーダー(SLC-18)を公開した。SLC-18は中国のブログサイトWeiboユーザーの注目をすぐに集め、一部のネットユーザーはこれを「アンチ・スターリンク・レーダー」と名付けている。  SLC-18は主に宇宙標的の監視用に設計されており…
  6. 中国が潜水と飛行ができるトランスメディアUAVの映像公開

    中国の研究チームは、水中を移動して浮上し、そのまま飛行ができる2機のトランスメディアビークル(潜水UAV)のテストに成功した。 ハルビン工業大学の「We Chat」アカウントは、「ロングボウ1」と「ロングボウ2」と名付けられた2機の潜水UAVが水中から出現し、飛行に移る映像を公開した。  この潜水可能なUAVは、ハルビ…
  7. 韓国、ウクライナ軍向けの弾薬を米国に売却へ

    韓国は、米国政府間の機密武器取引を通じて、ウクライナ軍向けの砲弾を初めて米国に販売する。これは長期化するウクライナ侵略において増大した弾薬消費(不足)に対する対策のひとつである。 米国当局者によると、米国はウクライナに供給する155mm砲弾を10万発購入する予定になっている。これはウクライナ砲兵部隊が少な…
  8. 韓国ハンファディフェンスがノルウェーと榴弾砲購入契約を締結

    ノルウェー陸軍は、K9自走榴弾砲を増強するほか、来年、K2ブラックパンサー戦車の契約も計画している。 ノルウェー国防省(NDMA)は11月7日、韓国のハンファディフェンス(ハンファ)と、155mm自走榴弾砲(K9)4門と弾薬補給車(K10)8両の追加契約を締結した。 今回の契約は、2017年にノルウェーとハンファで締結された…
  9. 中国、国際航空宇宙博覧会で新型旅客機C919を公開

    中国は11月8日(火)、初の国産大型旅客機C919を国際航空宇宙博覧会(珠海エアショー)で公開した。博覧会の滑走路を滑走したナローボディ機(内部通路が1つの民航機)は、中国南部の大都市(珠海)の上空を旋回し、数百人の観衆の前で無事着陸した。 中国政府は、国営の中国商用航空機公司(COMAC)が製造するC919が、ボ…
  10. ホワイトハウス、北朝鮮がロシアに砲弾を供給していると発表

     2日、米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は、北朝鮮がロシアに対し、ウクライナ戦争にて使用する砲弾を、中東や北アフリカの国々を経由して、ひそかに供与していることを示す情報があると述べた。 カービー調整官は、北朝鮮がどのように砲弾を輸送しているのか、どの国が輸送拠点になっていると考えられ…
  11. 英BAEシステムズとインドPTCインダストリーズが榴弾砲用チタン部品製造で提携

     英国の軍事企業BAEシステムズ(BAE)とインドのPTCインダストリーズ(PTC)は、※チタン部品の製造工程(鋳造)を共同で開発する提案に合意した。今後PTCは軽量榴弾砲M777(ULH)や他の火砲の軽量化に必要なチタン部品を全て国内で製造できるようになる。  BAEは10月26日、インド軍が装備するM777(ULH)用のチタン部品…
  12. 韓国ハンファ、ポーランド納入用のK9自走榴弾砲の生産開始

    韓国の大手防衛企業であるハンファディフェンスは、ポーランド納入用のK9サンダー自走榴弾砲(以下K9SPH)24門の生産を開始した。  この生産開始は、ポーランドと韓国が2か月前に交わしたK9SPHの大量生産計画(約670門を生産)に基づいている。 155mm/52口径 K9SPHは、9カ国で1,700門以上が運用されている自走榴弾砲であ…
  13. 英国、中国による英国空軍パイロットの採用の試みについて「脅威の警告」を発出

    報道各紙によると、英国防省は、中国軍が自国の空軍を訓練するために、現役及び退官した英国空軍パイロットを手厚い待遇で採用しようとしているとの異例の警告を発出した。 当局関係者は、これらの計画が「英国と西側の利益に対する脅威」であるとして、「懸念と不承認」を表明している。パイロットが訓練を提供すること…
  14. AUSAで示された韓国の防衛産業大国としての地位

    韓国の防衛輸出売上高は、昨年の72億5000万ドル(約1兆1000億円)を超えて、今年はすでに150億ドル(約2兆2000億円)に達している。現在交渉中のオーストラリア、マレーシア、ノルウェー、サウジアラビアとの契約が締結された場合、売上高は200億ドル(約3兆円)に達する可能性がある。
  15. 第6世代戦闘機の開発は中国が先行している可能性がある

    9月19日〜21日に米国(ワシントンDC)で開催された「航空、宇宙、サイバー」会議においてケリー大将は「中国が第6世代戦闘機の開発を順調に進めている。米空軍は次世代戦闘機を確実に配備する必要性がある」と述べた。 2大経済大国の次世代戦闘機競争は拮抗している。ケリー大将は中国より少しでも早く装備化することを目…
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