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中国、新型固体ロケットで14基の衛星を海上の移動式プラットフォームから打ち上げる
12月9日、中国は、黄海の移動式海上発射台から新しいJielong-3ロケットを打ち上げ、14個の衛星を軌道に乗せることに成功した。 このミッションでは、中国の衛星ベンチャー企業「長光衛星技術有限公司」が開発したリモートセンシング衛星や通信、ナビゲーション向け衛星プラットフォーム、生命科学実験衛星などが打ち上げ… -
米軍、韓国に宇宙部隊を創設 北朝鮮の脅威を背景に
14日、在韓米軍は宇宙軍で初となる宇宙部隊を正式に発足させた。ソウル近郊の烏山(オサン)空軍基地での米軍宇宙部隊の発足は、北朝鮮が過去最多のペースで弾道ミサイル実験を行い、中国が弾道ミサイル戦力を増強させる中での動きとなる。この動きにより、米国は北朝鮮、中国、ロシアをこれまで以上に監視することが可能… -
韓国、2028年までに空中発射型巡航ミサイルを開発へ
12日、韓国の防衛事業庁(DAPA)は、長距離の空中発射巡航ミサイル(ALCM)を開発するプログラムを開始すると発表した。DAPAは、2028年までに国内初の国産ALCMを製造するために1900億ウォン(約1億4500万ドル)を費やし、現在韓国が開発中のKF-21戦闘機に搭載する予定であるという。 コリア・タイムス紙によると、韓国で… -
米国と同盟国は、宇宙開発における対立を回避するため中国を関与させようとしている
中国と米国およびその同盟国との地政学的関係はますます悪化しているが、米国政府および同盟国の間では、将来の紛争を回避するために、宇宙開発および宇宙資源について北京と協力する必要性が論じられている。月世界財団の会議に出席した米国と同盟国の外交官と宇宙政策の専門家によれば、月、火星(鉱物資源の豊富な小… -
韓国、K2戦車とK-9榴弾砲をポーランドに初出荷
12月7日、韓国製の戦車(K2)と自走榴弾砲(K9)の初回納入がポーランドに届けられた。ポーランドの隣国ウクライナで激しい戦闘が続く中、納期はわずか数カ月である。 ポーランドのドゥダ大統領とブワシュチャク国防大臣は韓国から戦車と自走榴弾砲の初回納入分を受領した。ドゥダ大統領は、隣国の侵略に対処するため急遽… -
中国、航空ショーで「ドローンキラー」レーザー兵器を公開、低コストで標的を撃墜可能
11月8日から13日、中国広東省珠海市にて中国最大の航空ショー「中国国際航空宇宙博覧会(珠海航空ショー)」が開催された。今年のショーでは、無人機に対抗するレーザー兵器が注目を集めたという。注目を集めた兵器は「UAVキラー」と呼ばれ、高度1キロ以下、時速200キロ前後、レーダー断面積1平方メートル以下の低空・低速… -
中国依存の弾薬(材料)により低下するドイツ(EU)の防衛力
ドイツの弾薬メーカーは最近、中国からの綿花リンター(砲弾の推進薬に不可欠な材料)の注文待ち期間が最大9カ月(通常3カ月)になったことについて警告を発している。 この発表は、ミュンヘン近郊で開催された防衛シンポジウムで、ドイツの防衛企業が行ったものである。ドイツ政府は11月28日に弾薬メーカーと調整会… -
韓国防衛産業、躍進の理由と今後の戦略
武装ヘリコプターから発射されたロケット弾が着弾した丘に、震えるような衝撃とともにK9自走榴弾砲(K9)が砲弾を打ち打ち込んでいる。そして、K2戦車(K2)が轟音とともに道路を駆け上がり、目標を撃破する。このデモンストレーションは、9月に4日間開催された韓国の防衛博覧会「DXコリア」の一部である。この展示は、20… -
中国、巨大な「Y20」をベースに新世代の早期警戒機を開発
中国が戦略レベルの早期警戒管制機(AEW)を開発していることが、最新の報道で明らかになった。中国軍はすでに2機のAEW専用プラットフォーム(Y-20)を保有しており、3機目も準備中である。この報道が事実であれば、中国の早期警戒能力は大幅に強化されることになる。 米国主導で西側諸国は台湾との関係を強めており、台… -
中国の核兵器は2035年までに3倍以上に増加の見通し:米国防省の報告書
11月29日に米国防省が発表した2022年中国軍事情勢報告書によると、中国の核兵器は2035年までに3倍以上の1,500発になる可能性があるという。米国は中国を、米国に対する最も重大な脅威と見なしており、年次報告書では、中国の核および通常戦力双方の改善を強調している。 -
中国、2028年までに原子力エネルギーを使用する「月面基地」を設置予定
11月21日、中国の月探査計画のチーフデザイナーであるWu Weiren氏は、中国国営放送CCTVで、「我々は現在、月面基地が必要とする長期的かつ高出力のエネルギー需要に対応するため、原子力による新しいシステムを開発している」と述べた。 この発表は、中国のライバルである米国が、11月16日にアルテミス計画(月面着陸… -
インド政府は隣国(パキスタン)の対衛星レーダーを警戒
パキスタンが中国の対衛星レーダーシステム(SLC-18)を装備することになれば、インドの防衛上の脅威は拡大する。 中国最大のハイテク企業グループである中国電子技術集団公司(CETC)は、11月8日から13日まで開催された珠海航空ショーにおいて、最新のアクティブ・フェーズド・アレイレーダー「SLC-18」を公開した。 -
韓国は今後も防衛産業で存在感を増していく
韓国は、後発ながら防衛産業において海外展開を積極的に行っている。今後、この分野で存在感を増していくと予想される。ストックホルム国際平和研究所によれば、世界の兵器輸出額のランキングにおいて、韓国は2000年の31位から躍進し、2021年には8位となっている。今後もこの傾向は続くと予想され、数年以内には主要な兵器… -
中国の極秘再使用型宇宙船が軌道上に物体を放出:米宇宙軍の追跡データ
8月4日(現地時間)、ゴビ砂漠にある酒泉衛星発射センターから再使用型宇宙船が「長征2F」ロケットで打ち上げられ、地球周回軌道に乗った。再使用型の宇宙船の打ち上げは2年ぶりで2度目となる。Space News紙によると、米宇宙軍第18宇宙防衛隊が、この宇宙船が放出した物体を追跡しているという。Space-track.orgのデータベ… -
中国はUAV技術で米国を猛追している
中国のUAV(無人航空機)技術が急速に発展している。国営企業により製造・開発され、11月8日(火)から開催された国際航空宇宙博覧会(珠海エアショー)で発表された最新のUAV翼竜3は高い性能を有している。従来の中国製兵器の特長である低価格に加えて高性能という強みが加わったことで、中国はUAV生産において米国を猛…