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NSBT Japan Network for Security and Technology 日本安全保障ビジネス&テクノロジーズ
ー日本初、安全保障・セキュリティビジネスのポータルサイトー
  1. ユーロファイター、サウジ売却へ

    イギリスの航空宇宙企業BAEシステムズ(BAE Systems)は、同社が製造しているユーロファイター・タイフーン(Eurofighter Typhoon)第4世代ジェット戦闘機のサウジアラビアからの受注が前進していることを明かした。 ユーロファイターはイギリス、ドイツ、イタリア、スペインの4カ国が共同開発した戦闘機で、BAEシステ…
  2. T-14アルマータの開発は失敗だったのか

    T-14アルマータ(以下、T-14)は、ロシアの未来を担う主力戦車として期待されていた。当初、ロシア陸軍は2015年から2020年の間に2,300両のT-14を取得する予定だったが、現時点で装備化は全く進んでいない。 T-14は2015年のモスクワでの戦勝記念パレードで、何千人もの観衆の前で故障し、惨めなスタートを切っている。英…
  3. 【企業情報(契約)】米イスラエル合弁企業がヘルメット搭載ディスプレイ・システムを納入

    コリンズ・エルビット・ビジョン・システムズ(CVES)はジェット戦闘機「F-35 Lightning II」のパイロット向けのヘルメット「F-35 Gen III Helmet Mounted Display System(HMDS)」を米軍の統合攻撃戦闘機(Joint Strike Fighter)に納入したと発表した。
  4. 印アザド社、ロールス・ロイス社のエンジン部品を製造

    インドのアザド・エンジニアリング(以下、アザド社)は、英国のロールス・ロイス社と7年間の契約を締結し、軍用航空機エンジンに不可欠な重要部品の生産と供給を正式に開始した。この契約により、アザド社は航空機エンジンの重要部品における世界的サプライヤーとして位置づけられることになった。 <ロールス・ロイス…
  5. 【企業情報(契約)】米ペラトンが2023年に12億ドルの機密契約を獲得したと発表

    米ペラトンの宇宙・インテリジェンス部門は、2023年を通じて機密契約で12億ドル(約1804億円)以上を確保したとのこと。同部門は、国家安全保障、民間宇宙、インテリジェンス・コミュニティの幅広い顧客に高度なミッション固有の技術機能を提供する。
  6. 米海軍、陸・海・空・海中間のネットワークを開発

    米海軍のバージニア級攻撃型潜水艦(以下、潜水艦)は、静かな航行で探知されずに脅威度の高い海域や島しょ部を偵察し、地表(海面)の脅威を探索するように設計されている。潜水艦は水上艦が入れない海域に進入し偵察活動を行い、敵艦船を識別する能力を持つ。また、特殊部隊用の潜水艇を発進させ回収を行うだけでなく、…
  7. ウクライナが勝利する望みは消えつつある

    ロシアが本格的な侵略を開始してから丸2年が経ったが、ウクライナは西側諸国のパートナーに対し、より多くの武器や援助を求めると同時に、政治的約束(NATO加盟)を懇願し続けている。 ウクライナへの軍事支援に関しては、国際的な厭戦気分の高まりもあり、各国が慎重な姿勢である。ゼレンスキー大統領は昨年末、西側の…
  8. 北朝鮮、水中核攻撃ドローンを実験

    朝鮮中央通信(以下、KCNA)は2024年1月18日、米国、韓国、日本による合同軍事演習への対抗として、北朝鮮が水中核攻撃ドローンの実験を行ったと発表。この実験は、金正恩(キム・ジョンウン)総書記が数日前に「韓国との平和的統一を破棄し、韓国を最も敵対的な国と見なす」と宣言した直後に行われた。 韓国の軍事専門…
  9. Monthly Night Vision Report No.5~NVGの基礎知識5:技術動向~

    以下に、NVGの今後の技術動向を以下の観点から解説します。 1)性能指数(FOM:Figure Of Merit)の改善 2)感度波長域の拡張 3)小型軽量化 4)デジタル化 ・高感度CMOSセンサ ・イメージインテンシファイアとCMOSセンサとの融合
  10. 米陸軍、巡航ミサイルに対抗する新型迎撃ミサイルを模索

    米陸軍は巡航ミサイルを破壊する「Indirect Fire Protection Capability: IFPC(間接的火力防御能力)」がある迎撃ミサイルの新規提案を産業界に求めている。 「IFPC Increment 2」システムは、ロケット、大砲、迫撃砲だけでなく、巡航ミサイルやドローンの攻撃を防御するように設計されている。IFPCシステムで使用され…
  11. 2023年の国防分野、積極整備上位国の動向

    2023年は世界各国が自国の国防拡大を行なった。欧州の安全保障の悪化はインド太平洋地域にも相応の影響を及ぼし、中国の積極的な軍拡がいわゆる「ルールに基づく秩序」と相反するため、各国はより烈度の高い紛争に備えている。 そのため、米国政府はインド太平洋地域への注力を強めており、軍事・安全保障上の枠組みで…
  12. 米国、指向性エネルギー兵器を重要視

    指向性エネルギー兵器(DEW)の業界擁護派は、米国防総省がDEWの大量配備を希望するのであれば、その製造に必要な材料の国内供給源を強化する必要があると述べている。 米新興技術研究所と米国防産業協会は、「過去に国防総省が高エネルギーレーザーと高出力マイクロ波システムを大規模に配備すると約束したものの煮え…
  13. 米国防総省、進化する衛星通信

    宇宙空間における通信ネットワーク競争は激化しており、民間企業は世界的インターネットアクセスの提供のために数千機もの衛星を打ち上げている。米軍はこれらの新しいネットワークを利用して、地上の軍隊、海上の船舶、遠く離れた地域をパトロールするドローン航空機などの通信の強化を目指している。 その強化策のひ…
  14. 米海兵隊、防空システムの装備化を加速

    米海兵隊は、ロシアとウクライナの戦闘で浮き彫りになった防空の脆弱性に対応するため、急ピッチで2つの防空システムの実戦配備を進めている。 2つの防空システムとは、イスラエルのアイアンドーム・システムと海兵隊防空統合システム(Marine Air Defense Integrated System:MADIS)である。両者を組み合わせて、巡航…
  15. ロッキード社、改良型F-35の納入を延期か

    ロッキード・マーティン社(以下、ロッキード社)の改良型F-35統合打撃戦闘機の生産は予定よりさらに遅れており、「米国防総省向けの納入は2024年第3四半期まで再開されない可能性が高い」と同社は発表した。ロッキード社のジム・タイクレット最高経営責任者(CEO)は決算会見において、今年のF-35の納入が75機から110機に…
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