NSBT Japan

NSBT Japan Network for Security and Technology 日本安全保障ビジネス&テクノロジーズ
ー日本初、安全保障・セキュリティビジネスのポータルサイトー
  1. 【企業情報(開発)】米Battle Steel社が画期的なバリスティック・シールドを発表

    個人用および戦術用防衛装備の分野で有名な米Battle Steel社がバリスティック・シールド「TACLite」シリーズの最新製品を発売すると発表した。同製品は安全技術で大幅な改良がなされており、保護機能を損なうことなくシールドの重量を大幅に軽減する革新的な軽量ポリエチレン素材が使用されているとのこと。
  2. 北朝鮮、固体燃料式の弾道ミサイル実験を実施

    北朝鮮は2024年1月14日、新型の中長距離弾道ミサイル(IRBM)の発射実験を行った。朝鮮中央通信によると、北朝鮮が14日に発射したのは固体燃料式の中長距離弾道ミサイル(IRBM)で、ミサイルの弾頭には滑空体を搭載しているという。北朝鮮は昨年11月、新型IRBM用の固体燃料式エンジンの実験を行ったと発表していた。また、…
  3. フーシ派の攻撃から得た教訓

    紅海で商船や艦船への攻撃が続いている。これらの攻撃の大部分はイエメンのフーシ派によるものだが、一部はイランによる直接攻撃と見られている。イランがフーシ派を支援していることは疑いの余地がない。現時点では沈没した船舶は報告されていないが、何隻かは大きな損害を受けており、世界の海運と経済に深刻な影響を与…
  4. 米空軍、低コスト巡航ミサイル計画を開始

    米空軍技術革新部門(以下、AFWERX)は2024年1月5日、低コストの「巡航ミサイル」開発のための公募を開始した。 「デザイン・スプリント・アンド・チャレンジ・プログラム」と呼ばれるこの公募では、15万ドル(約2,200万円)で製造可能な、射程が575マイル(約926km)の巡航ミサイルを開発できるチームを選定する。エン…
  5. 2023年、ロシア軍は1,500両の戦車を受領

    専門家の分析によると、ロシア軍は特別軍事作戦の開始以来、2,200~2,800両の戦車を失ったとされている。 この損失は、ウクライナ侵攻前にロシア軍が保有していた戦車の80%に相当する。同様に、戦車だけでなく、ウクライナでの戦闘中における装備品の損耗率は非常に高い。戦闘機やヘリコプターが15~20%、歩兵戦闘車 (BMP…
  6. NASA、超音速機「X-59」発表

    NASAは、カリフォルニア州パームデールにあるロッキード・マーティン社(以下、ロッキード社)の施設で、超音速でも静音な試験機「X-59」を発表した。   X-59は通常の超音速飛行で発生する、轟音となる衝撃波(ソニックブーム)を大幅に低減しながら、超音速での飛行ができるように設計されている。この超音速機は今後…
  7. 軍事用レーザー兵器、英国で初めて試射成功

    英国は経空脅威に対するレーザー兵器の高出力発射を初めて成功させた。今回使われたのはDragonFireレーザー指向性エネルギー兵器(LDEW)システムだ。英国国防省を代表して国防科学技術研究所(DSTL)が主導し、産業界のパートナーであるMBDA、レオナルド、QinetiQと協力している。 DragonFireは、長距離にわたって高出…
  8. 【企業情報(契約)】BAEシステムズが米空軍に電子戦ミッションシステムを提供

    英BAEシステムズは、米空軍の電子戦機「EA-37B Compass Call」の7-10号機に対して先進的な電子戦(EW)ミッションシステムを提供するとのこと。「Baseline 4」とされる次世代のこのミッションシステムは、敵の通信、航行、防空に対する電磁スペクトルの利用を妨害し、抑制するための強力で長距離の電磁攻撃能力を提供する。
  9. 海軍、無人船の「戦術的」運用試験を長期間実施

    米海軍は、4隻の無人水上ビークルを使った数カ月に及ぶ演習を終了した。今回の演習はUSV(無人水上艦)の戦術レベルでの運用試験で、「Integrated Battle Problem(IBP)23.2」と呼ばれている。 IBP23.2はUSVを米海軍の艦隊運用に統合することが目的であり、さらに多数の空中ドローンを導入して、中国の脅威に対抗しよう…
  10. 北朝鮮、米空軍酷似の無人機を公開

    2024年1月15日、北朝鮮の最高指導者、金正恩氏が自国製の新型無人機を視察する様子がSNSで発信された。 北朝鮮の最新鋭大型無人機は「セトビョル-4」と「セトビョル-9」と呼ばれているが、その外見は米空軍が運用中の「RQ-4グローバル・ホーク」と「MQ-9リーパー」に酷似している。北朝鮮メディアによれば、セトビョル-…
  11. 米国、国防総省のイノベーションへの期待と批判

    米国の防衛専門家たちは、国防総省の兵器購入プロセスは時代遅れとの考えを示し、この最悪の状況からの脱出に頭を悩ませている。 アトランティック・カウンシルが2022年に設立した国防イノベーション導入委員会は2024年1月16日、国防総省がイノベーションの惰性を克服するための10の提案を含む報告書を発表した。 マ…
  12. JAL機炎上で炭素繊維複合材料の議論が活性化

    2024年1月2日、日本航空(JAL)のエアバスA350型機が東京の羽田空港に着陸後、海上保安庁のターボプロップ機のデ・ハビランド・カナダDHC-8機に衝突し、炎上した。 A350に搭乗した乗客乗員379人全員が炎上した機体から無事に避難したが、海上保安庁の乗組員6人のうち5人が死亡した。 羽田空港の衝突事故は、炭素繊維複…
  13. 米国が苦悩する台湾とウクライナへの武器支援

    ウクライナ、台湾、イスラエルへの新たな軍事援助の承認に、米国の議員たちが前向きに取り組んでいると世間一般では思われている。一方、米国の産業基盤には兵器の需要を満たす能力が不足しているという声も少なくない。 ガザ戦争前から米国は、ウクライナ向けのプラットフォームと台湾向けのプラットフォームの間で兵…
  14. SR-72はSR-71(ブラックバード)の後継機になれるか?

    ロッキード・マーティン社は極超音速の無人航空機(UAV) であるSR-72(通称:ブラックバードの息子)を2025年に初飛行させる予定である。SR-72は1966年に米空軍で運用を開始し、1998年に退役した超音速・高高度戦略偵察機SR-71ブラックバードの後継機となる見込みだ。 SR-71はU-2偵察機の後継として、冷戦期においてソ…
  15. 宇宙の保全区分に関する問題(1月)

    米国防総省が宇宙に関する秘密区分指定を変更するとの報道が本年1月18日に入ってきた。米ブレーキングディフェンスが17日 に、米ディフェンス紙が18日 に報道している。変更する理由は、宇宙特有の過剰秘匿問題を是正するためである。これらの報道はキャスリーン・ヒックス国防副長官が昨年12月末に、当該趣旨の政策文書に…
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