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【企業情報(契約)】ライドス社、ネットワーク近代化で米陸軍と契約
米国のライドス(Leidos)社は10月21日、米陸軍とネットワーク機能の近代化に関する3億3,100万ドル(約496億5,000万円)の契約を締結したと発表した。従来、部門によって多数の異なるネットワークが用いられてきたが、それを単一のネットワークに置き換えることが目的だ。 今回の契約に基づき、ライドス社は「グローバ… -
ロシアが宇宙空間に核兵器を配備か: 相次ぐ米高官の発言とその真意とは
ロシアが宇宙に核兵器を配備している可能性が指摘されており、特に今年に入ってからは、米国の政府、軍関係者から関連する発言が相次いでいる。宇宙における核兵器の使用は破壊的な結果をもたらす恐れがあり、配備の疑惑に対する懸念も強まりつつある。 ロシアが宇宙核兵器の開発、配備を進めていることは、これまで米… -
【企業情報(契約)】米宇宙軍、ミレニアム社にミサイル追跡・監視衛星の追加を発注
米宇宙軍は10月23日、中軌道(MEO)上でのミサイルの追跡・監視を行う衛星群を開発する取り組みにおいて、6機の衛星を追加開発する契約をミレニアム・スペース・システムズ(Millennium Space Systems)社と締結したと発表した。契約価格は3億8,600万ドル(約587億円)だという。 ボーイング社の子会社である同社は、米… -
【企業情報(開発)】サロニック社、ハイブリッド艦隊向け自律型水上艦艇を発表
防衛技術の新興企業サロニック(Saronic)社は10月23日、同社の自律型水上艦艇(ASV:Autonomous Surface Vehicles)[1]シリーズの第3モデルとなる「コルセア(Corsair)」を正式に発表した。 サロニック社によると、全長24フィート(約7.3m)のコルセアは、同社の自律型水上艦艇シリーズの中で最大の艦艇だ。コルセア… -
【企業情報(開発)】ステディコプター社、新型の重攻撃型無人機を発表
イスラエルに拠点を置くステディコプター(Steadicopter)社は10月14日、自社の回転翼無人航空機(UAV)「ゴールデン・イーグル(Golden Eagle)」[1]のミサイル搭載型を米首都ワシントンDCで開催された「米陸軍協会年次総会・展示会(AUSA Annual Meeting and Exposition)2024」で発表した。 ステディコプター社に… -
【企業情報(契約)】トゥルー・アノマリー社、自律軌道宇宙船「ジャッカル」の打ち上げで、ファイアフライ社と提携
米コロラド州に拠点を置くトゥルー・アノマリー(True Anomaly )社は10月17日、テキサス州のファイアフライ・エアロスペース(Firefly Aerospace)社と提携し、自律軌道宇宙船「ジャッカル」を打ち上げるためにファイアフライ・エアロスペース社のアルファロケットを選択したと発表した。 トゥルー・アノマリー社は、2025… -
【企業情報(開発)】ジェネラル・ダイナミクス社、新型の移動式指揮所「MCOTM」を発表
ジェネラル・ダイナミクス・ランド・システムズ(General Dynamics Land Systems)社は10月14日、新型の「移動式指揮所(MCOTM:Mission Command On-The-Move)」構想とそれを支援する装備品を米首都ワシントンDCで開催された「米陸軍協会年次総会・展示会(AUSA Annual Meeting and Exposition)2024」で発表した。 MC… -
フランスの宇宙イニシアチブ:衛星光通信と対衛星兵器
フランスが宇宙空間の安全保障において存在感を示している。予算や軍事力においては米国、中国といった国々に及ばないものの、フランスの取り組みや政策には際立ったものがあり、宇宙の安全保障環境に大きな影響を与える可能性がある。特に直近で注目されているのは、小型衛星を利用した光通信の確立や、敵の衛星を攻撃可… -
【企業情報(契約)】コングスベルグ社、オランダに防空システム「NASAMS」と「NOMADS」を供給へ
ノルウェーの防衛大手コングスベルグ・ディフェンス&エアロスペース(Kongsberg Defence & Aerospace)社は10月14日、オランダ国防省が包括的統合防空・ミサイル防衛計画「シタデル(CITADEL)」の一環として、同社の移動式地上型短距離防空システム「ノマズ(NOMADS:National Maneuver Air Defence System)」[1]およ… -
【企業情報(開発)】ユービジョン社、自律型マルチランチャーシステムをAUSA 2024で公開
イスラエルの防衛技術企業ユービジョン・エアー(UVision Air)社は10月14日、ポータブル対戦車滞空弾システム(Portable Anti-Tank Loitering Munition System)「HERO-120」を複数同時発射、管理可能な自律型マルチランチャーシステムを、米首都ワシントンDCで開催された「米陸軍協会年次総会・展示会(AUSA Annual Meet… -
未来は今にある:安全保障におけるSFプロトタイピングのすすめ
不自由な現代 あなたは毎日の生活が忙しくなるにつれて、何かに追われるかのように走り続けている感じがしませんか。技術の進化によって利便性が高い環境に慣れてしまうと、短い時間の中で満足できる結果や成果を求めることに貪欲になるからではないでしょうか。そのことは、人々の幸福感や充実感を高めるよりも、日々の… -
【企業情報(開発)】レオナルドDRS社とブルーハロー社、新型の対無人機レーザー搭載ストライカーを発表
イタリアの防衛大手レオナルド社の米子会社レオナルドDRS(Leonardo DRS)社と米ブルーハロー(Blue Halo)社は10月14日、「ストライカー(Stryker)」[1] 装甲車の新型である「対無人航空機システム(C-UAS:Counter-Unmanned Aircraft System)指向性エネルギー(DE:Directed Energy)[2]ストライカー」を米首都ワシ… -
【企業情報(開発)】伊レオナルド、UAV向け電子攻撃ペイロード「BriteStorm」を発表
イタリアの防衛大手レオナルド(Leonardo)社は10月14日、新型の電子攻撃(EA:Electronic Attack)ペイロード[1]「ブライトストーム(BriteStorm)」を米首都ワシントンDCで開催中の「米陸軍協会年次総会・展示会(AUSA :Annual Meeting and Exposition)2024」で発表した。この製品により、最新の統合防空システム(I… -
【企業情報(発表)】 RTX社、開発中のバラクーダ機雷処理装置の水中試験を実施
RTX (RTX Corporation) 社 の子会社レイセオン(Raytheon)社は10月7日、米海軍水上戦センター(メリーランド州)において、バラクーダ機雷除去装置の水中環境テストを実施したと発表した。 バラクーダ機雷除去装置(Barracuda Mine Neutralization System)は、4基の小型ジェットで推進する26 ポンド(約12kg)、長さ… -
【企業情報(開発)】アンドゥリル社、新型空中ドローン発表
米国のアンドゥリル(Anduril)社は10月10日、新型のAAV (Autonomous Aerial Vehicles)[1]である「ボルト(Bolt)」、および軍事用途に対応する「ボルト-M(Bolt-M)」を発表した。 ボルト-MはAIの活用により、オペレーターの負担を低減している。目標の追跡や攻撃に必要な飛行動作を自律的に行うことが可能であり、…