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英国、戦車に量子コンピュータを搭載することを目指す
6月9日、英国の光量子コンピュータベンチャー企業であるORCA Computing社は、英国防省と協力して、将来のデータ処理能力の開発に取り組むと発表した。 -
ウクライナへの武器供与の現状とウクライナ東部の戦況
ウクライナはロシアに対して、不屈の防衛戦を展開しているが、東部地域での戦争が激化するにつれ、ウクライナ側の効果的な反撃はあまり成功していない。東部ドンバス地方は激しい砲撃戦の様相を呈しており、装備で圧倒的に優位なロシアが着実に勢いを得ており、ウクライナの命運は、どれだけ多くの重火器をどれだけ早く入… -
ウクライナ侵攻で行われている認知戦とは!?「認知空間における戦い」について議論!
第2回目のパンドーラ―の希望はゲストに、東京海上ディーアール株式会社の川口貴久様をお招きし、ウクライナ侵攻において認知戦はどのように行われたのか、認知戦は今後日本にどのような影響を与えるのかなど、新しい情報戦の考え方「認知戦」についてMC長島が議論します。 -
何故ウクライナ軍は東部戦線において苦戦しているのか
ウクライナ戦争が始まって100日が過ぎ、ロシア軍はルハンシク州の最後の主要都市であるセベロドネツクを包囲する戦術に転じた。 ロシア軍にこの都市が制圧された場合、ルハンシク州全体の掌握を意味するため、ウクライナ軍は、現在もこの都市に踏みとどまっている。ゼレンスキ―大統領は「セベロドネツクの建物は90%、そ… -
ウクライナ情勢レポート(6月14日~20日)
6月15日、米国防省は、ウクライナに対する10億ドル(約1347億9000万円)の追加安全保障支援を発表した。これには、最大3億5000万ドル(約472億161万円)に相当する緊急時大統領在庫引き出し権(Authorization of a Presidential Drawdown)からの支援パッケージとウクライナ安全保障支援イニシアチブ(USAI)資金6億5000万ド… -
ウクライナ戦況レポート(6月14日~20日)
ロシア軍はこれまでセベロドネツクにおいて砲兵火力を集中させ、徐々に戦域の拡張を行ってきたが、歩兵戦力は依然として脆弱であり、砲兵火力の支援を得られない市街戦等において勝利する可能性は低い。 -
ウクライナ、黒海封鎖のゲームチェンジャーとなり得る対艦ミサイル「ハープーン」を配備
6月9日、ウクライナのオレクシー・レズニコフ国防相は、デンマークから供与された対艦ミサイルシステム「ハープーン」を配備したと声明にて発表した。 -
高性能火砲と小型ドローン、ウクライナがロシアを撃退するための強力なコンボ
現在、ウクライナの戦場では新旧の技術が混在し、強力な組み合わせ(コンボ)を形成している。その中でも斬新なのは、NATO軍の高性能火砲(155mm)と安価な市販ドローンの組み合わせである。 -
ウクライナ軍の特殊なSu-25入手方法
軍事ニュースサイトDefense Expressは、オープンソースデータに基づいて非常に興味 深い結論を出している。ウクライナはSu-25地上攻撃機を「スペアパーツ」という名目で受け取っていたようである。そして、これらのSu-25はブルガリアとグルジアから提供された可能性が高い。 -
ウクライナにおける宇宙空間の活用や宇宙ビジネスについて語る
今回のゲストは宇宙の軍事安全保障研究における新進気鋭の第一人者でおられる防衛省防衛研究所の福島康仁先生に、ウクライナにおける宇宙空間の活用や今後の宇宙ビジネスにつながる内容についてお話いただいております。 -
ウクライナがロシアの黒海封鎖に対し「ハープーン」で対抗
米国はロシアの海上封鎖を打ち破るため、高性能な対艦ミサイルをウクライナ軍に装備させる調整をしているとの情報が具体化している。しかし、一方で「ロシア艦船を一発で沈められる強力な兵器の提供は、紛争を激化させるのではないか。」という懸念の声も上がっている。 -
ウクライナへの軍事支援を進める米国とカナダ
2月24日にロシアがウクライナに侵攻して以来、米国とカナダはウクライナへの軍事支援を活発に行っている。 -
「ウクライナ戦争は終結できるのか」課題となる3つの問題点
ロシア軍がウクライナに侵攻し、戦争は4カ月目に入ろうとしている。死者と破壊による犠牲者が増える中、世界中がこの破壊的で大きな混乱の原因となっているこの戦争を終結させるために様々な方策を探っているが、この戦いは新たな局面に入ろうとしている。 -
戦局について重大な鍵を握るウクライナへの火砲支援と注目装備
現在、ウクライナに西側諸国が供給している大量の火砲は「ロシアとの戦局を一変させる」と米英当局者及び軍事アナリストは予想している。その予想に関して、ロイド・オースティン国防長官(米)は、国防総省でのカナダ軍代表との共同記者会見の中で、「我々の長距離砲はウクライナ戦争の次の段階で決定的な兵器であること… -
ゼレンスキー大統領が求めるウクライナ存続のための兵器リスト
現在のキーウ市内は日常への回復途上にある。撃破されたロシア軍の戦車は回収され、社会機能は復興している。