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NSBT Japan Network for Security and Technology 日本安全保障ビジネス&テクノロジーズ
ー日本初、安全保障・セキュリティビジネスのポータルサイトー
  1. ウクライナ侵略、ロシア軍は劣勢とその理由を認識している

    ロイター通信によると、ウクライナ侵略において、ロシア軍が自軍の劣勢とその理由を認識していることが、ロシア軍内部文書の調査から明らかになった。ウクライナ軍の善戦は昨今頻繁に取り上げられるが、それがロシア側の文書によって、軍備・人員の不足という理由も併せ、裏付けられることとなった。  
  2. 米軍はAK-74アサルトライフルの購入を検討している

    米陸軍は「ロシア製の5.45x39mm AK-74アサルトライフル(AK-74)またはAK-74のコピーを購入する可能性がある」と述べている。しかし米陸軍がロシア製の小銃を必要とする理由は説明されていないが、調達した小銃がウクライナ軍に供与される可能性も指摘されている。 陸軍契約コマンド-ニュージャージー(CCNJ)は、兵士戦…
  3. 米軍はウクライナ軍の武器修理をビデオチャットで支援している

    米国製の榴弾砲やロケットシステムなどの兵器が、ウクライナで順調に稼働している。その一端を担っているのがアメリカ陸軍の兵士(整備員)である。しかし、彼らはウクライナ国内でウクライナ軍の支援をしているわけでない。何百マイルも離れたNATO領内から遠隔で兵器のメインテナンス(補修管理)をしている。 米国は、M…
  4. 米国防省、ウクライナに衛星通信を提供する選択肢を検討

    Politico紙は、米国防省が、ウクライナの生命線であるスペースX社のスターリンク衛星ネットワークの費用を、ウクライナ安全保障支援構想(USAI)と呼ばれるウクライナへの長期的な兵器や装備の供与に使われてきた基金から支払うことを検討していると、当該審議に参加している2人の米政府高官が同紙に述べたと報じている。 …
  5. 経済制裁中のロシアから武器市場を奪い取るチャンスを伺っている米国

    ホワイトハウス当局者は、ロシアの防衛産業が経済制裁を受けているため米国や西側の防衛企業がモスクワの武器市場を奪う「機会」が生まれていると分析している。 国家安全保障会議、軍備管理調整官であるカーラ・アバクロンビー氏は、米国防衛企業会議ComDefの席上で「現実問題としてロシアの軍事装備に頼ってきた国々は…
  6. 英BAEシステムズとインドPTCインダストリーズが榴弾砲用チタン部品製造で提携

     英国の軍事企業BAEシステムズ(BAE)とインドのPTCインダストリーズ(PTC)は、※チタン部品の製造工程(鋳造)を共同で開発する提案に合意した。今後PTCは軽量榴弾砲M777(ULH)や他の火砲の軽量化に必要なチタン部品を全て国内で製造できるようになる。  BAEは10月26日、インド軍が装備するM777(ULH)用のチタン部品…
  7. 韓国ハンファ、ポーランド納入用のK9自走榴弾砲の生産開始

    韓国の大手防衛企業であるハンファディフェンスは、ポーランド納入用のK9サンダー自走榴弾砲(以下K9SPH)24門の生産を開始した。  この生産開始は、ポーランドと韓国が2か月前に交わしたK9SPHの大量生産計画(約670門を生産)に基づいている。 155mm/52口径 K9SPHは、9カ国で1,700門以上が運用されている自走榴弾砲であ…
  8. ウクライナは米国にHIMARSから発射できるATACMSを要請

    現在、ウクライナ軍は高機動ロケットシステム(HIMARS)を使用して多くの戦果を上げているが、更に長距離打撃力を得るため、陸軍戦術ミサイル(ATACMS)を米国に要請している。 米国はウクライナ軍がハルキウで得た成果は、欧米が提供しているHIMARSなど高性能な西側装備と情報支援が有効であったと評価している。それに…
  9. 英国、中国による英国空軍パイロットの採用の試みについて「脅威の警告」を発出

    報道各紙によると、英国防省は、中国軍が自国の空軍を訓練するために、現役及び退官した英国空軍パイロットを手厚い待遇で採用しようとしているとの異例の警告を発出した。 当局関係者は、これらの計画が「英国と西側の利益に対する脅威」であるとして、「懸念と不承認」を表明している。パイロットが訓練を提供すること…
  10. ポーランド、韓国製多連装ロケット砲「K239チョンム」288基を購入へ

    10月19日、ポーランドのワルシャワにて、同国のマリウシュ・ブワシュチャク国防相は、韓国の最新鋭多連装ロケット砲「K239チョンム」288基を購入する枠組み合意に署名した。署名式には、韓国国防省の兵力資源管理担当次官、防衛購入計画庁次官らも出席した。契約額は約60億ドル(約8,931億円)である。
  11. ウクライナ戦争、ロシアの兵器の在庫は少なくなっているのか?

    ロシアは先週、ウクライナ全土で相次いで攻撃を再開したが、安全保障の専門家の中には、特に最新の精密ミサイルなど、兵器の供給が不足していると指摘する人もいる。   ロシアはここ最近、ミサイル攻撃を強化している。一方で、「ロシアはどのような兵器を使用しているのか」と配備されている兵器の種類に疑問の声も上が…
  12. スウォームドローン攻撃の対処法について

    戦場用ドローンの普及と最近のスウォーム(群制御)ドローンの出現によりその対策が急がれている。戦場で使用されるドローンは、機種により大きさ、高度、飛行経路などが大きく異なるため、探知、追跡、迎撃等の手順を標準化することが困難である。 ドローンは有人航空機と比較して小型で動きが遅いため、捜索や識別が難…
  13. スロベニアがウクライナに供与する超旧式戦車について

    スロベニアはウクライナに超旧式戦車を供与すると発表した。その戦車は「M-55S(T-55)」で基本設計は70年前のものである。  70年前というその古さに驚くかもしれない。しかし、現在ロシア軍がウクライナ戦争で損耗した戦車の代用に使用している旧式戦車と比べれば、その性能は比較にならない程優れている。 スロベニア…
  14. スロベニアがウクライナに供与する超旧式戦車について

    スロベニアはウクライナに超旧式戦車を供与すると発表した。その戦車は「M-55S(T-55)」で基本設計は70年前のものである。  70年前というその古さに驚くかもしれない。しかし、現在ロシア軍がウクライナ戦争で損耗した戦車の代用に使用している旧式戦車と比べれば、その性能は比較にならない程優れている。 スロベニア…
  15. 冬の到来前に新たな装備品が必要となるウクライナ

    Politico紙によると、ウクライナ軍は、かつてロシアに支配されていた都市を奪還する中、厳しい冬の戦いに備えるために、西側諸国からの装備品希望リストを作り直しているという。 ウクライナ東部や南部のロシア軍陣地の崩壊に伴い、プーチン露大統領が民間人へのミサイル攻撃を強化することを懸念して、リストの最上位に…
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