NSBT Japan

NSBT Japan Network for Security and Technology 日本安全保障ビジネス&テクノロジーズ
ー日本初、安全保障・セキュリティビジネスのポータルサイトー
  1. F-15EX配備にむけ飛行試験を実施

    今年後半に運用開始が予定されている戦闘機F-15EXの飛行試験が、最初の運用部隊となる予定のオレゴン空軍州兵(Oregon Air National Guard)によって実施され、搭乗したパイロットらはこの戦闘機の性能を絶賛した。 オレゴン空軍州兵はF-15EXの旧世代型であるF-15Cを運用している。F-15EXは一般的な戦闘機の約4倍の29,5…
  2. 【シンクタンク情報】米ロスアラモス国立研究所がAI向けのスーパーコンピューターを発表

    米エネルギー省(DOE)傘下の国立研究機関ロスアラモス国立研究所(LANL)は、去る4月15日(米中部時間)、ヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)およびNVIDIAと共同で、最新スーパーコンピューターである「Venado」を設置したと発表した。 「Venadoは、国家安全保障と基礎研究を推進する最先端のスーパー…
  3. 中国、早期警戒機の高性能化を推進

    長年にわたり、米海軍のE-2Dホークアイ(以下、ホークアイ)は早期警戒機(AEW)として、脅威を発見し、偵察するために活躍してきた。 見通し外の海上監視能力がネットワーク化されていることにより、広範囲の敵脅威を早期に発見することが可能だ。早期発見により、防衛や対処の準備時間を確保できるため、戦闘において…
  4. 【シンクタンク情報】米CSISが「アーミテージ・ナイ・レポート2024」を発表

    米シンクタンク「戦略国際問題研究所(CSIS)」が去る4月4日、日米同盟に関する報告書「より統合された同盟関係への移行(The U.S.-Japan Alliance in 2024: Toward an Integrated Alliance)」(いわゆる「アーミテージ・ナイ・レポート」)を発表した。
  5. 【企業情報(契約)】米ジェファーソン研究所が「永遠の化学物質」を分解する技術を開発するために補助金を獲得

    バージニア州ニューポートニューズのジェファーソン研究所が、米エネルギー省から750万ドル(約11億円)の補助金を受け取り、「永遠の化学物質(forever chemicals)」を分解するために水処理プラントで使用できる粒子加速器を開発するとのこと。
  6. 【企業情報(契約)】米IntelliBridge社がFBIと対テロ諜報活動に関する契約を締結

    米国のテクノロジー企業「IntelliBridge」が、米連邦捜査局(FBI)のテロ対策部門(CTD)と5 年で総額2,300万ドル(約34億円)の契約を獲得し、24 時間365日の運用対応と情報サポートを提供し、迅速なデューデリジェンスとテロの脅威に起因する差し迫った生命の脅威の評価を実施するとのこと。 IntelliBridgeのCEOであ…
  7. 米国の核兵器近代化、新型ICBM計画の利害関係

    何十年もの間、米国は核兵器搭載可能な爆撃機、弾道ミサイル潜水艦、大陸間弾道ミサイル(ICBM)からなる核「三位一体」を実戦配備し、核戦争を防ぎ米国とその同盟国の安全を守ってきた。 これら3つのシステムはすべて近代化されている。ICBMもその例外ではない。空軍は1970年代初頭に初めて実戦配備され、ロナルド・レ…
  8. 【企業情報(開発)】米海軍がドローンを無力化する高出力マイクロ波(HPM)技術の試験を開始

    高成長テクノロジー企業である米Epirus社は、4月4日、米海軍が中心になって進めている先端海軍技術演習沿岸トライデント・プログラム「ANTX-Coastal Trident 2024」(ANTX-CT24)において、同社がもつロングパルスの高出力マイクロ波(HPM:High Power Microwave)能力を調査するための実地実験が行われることを発表した…
  9. 米陸軍、レーザー兵器を最終試験

    米陸軍参謀副総長ジェームズ・ミンガス大将は、50キロワットのレーザー兵器を搭載したストライカー車両(以下、DE M-SHORAD)を「実戦検証」のため中東に4両配備したことを発表した。 軍事専門サイト「ブレーキング・ディフェンス」によれば、4両のDE M-SHORADは2024年2月上旬に米中央軍(CENTCOM)の作戦地域に到着し…
  10. 米空軍、超音速ミサイル開発を前進

    米空軍は、極超音速攻撃型巡航ミサイル(Hypersonic Attack Cruise Missile, HACM)の開発計画を2025会計年度中に試験飛行まで進めることを検討している。空軍で調達を担当するデール・ホワイト(Dale White)中将が「我々はHACMの設計を能力向上の段階へと進め、その他の開発も含め2025会計年度に試験飛行を可能にする予…
  11. 米国、超音速ミサイル開発で中露に後れ

    極超音速ミサイル開発・配備において米国は中国、ロシアに後れを取っている可能性が高い。特に中国の開発速度は凄まじく、米国を凌いでいるとみられる。国家航空宇宙情報センター(National Air and Space Intelligence Center)のジェフェリー・マコーミック(Jeffrey MacCormick)上級諜報アナリストによると、中国は過…
  12. 米空軍、自動車製造方式をドローンに応用

    米軍の空軍研究所(Air Force Research Laboratory)は、自動車製造の技術を自律型ドローンの大量生産に応用させることを計画している。 空軍研究所がドローン製造への導入を目指しているのは「プラットフォーム共有」とよばれる技術である。これは自動車の骨格にあたる構造を、複数の車両のモデルで共有し、その上に載…
  13. ロシア・ウクライナ紛争、今後の展開は

    ウクライナ時間の2022年2月24日午前5時直前、ロシア軍はウクライナへの侵攻を開始し、戦車が国境を越えてキーウを長距離攻撃した。あれから2年が経ったものの、紛争はほぼ膠着状態にある。双方とも敵に対して決定打を放っていない。ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ウクライナが今年から開始した反転攻勢が期待した…
  14. 繁栄する中国の造船所に対して米国は

    中国はもはや世界の造船所といえよう。年々、勢力と軍事力を伸ばし拡大を続けている。昨年は念願だった世界一の造船国にもなった。世界中の新造商用船の50%以上を生産したのだから当然である。 対象的に、その昔は帝国を築いて貿易を拡大し、戦争において勝利に貢献した欧米の造船所の縮小は著しい。欧州においては世界…
  15. 米軍はスペースX社「スターシップ」の軍事利用望む

    米軍は、スペースX社の再利用可能なロケット「スターシップ」を危険な任務や機密性の高い任務に使用することを検討している。 スターシップはスペースX社の次世代ロケットで、同社は人類が月や火星に居住地を建設するのに役立つだろうと述べている。 この巨大ロケットは2023年4月と2023年11月の2回、試験飛行を行っ…
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