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NSBT Japan Network for Security and Technology 日本安全保障ビジネス&テクノロジーズ
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  1. 【企業情報(提携)】印バーラト・フォージ社、米防衛大手と提携し次世代型砲兵システムを製造へ

    インドの防衛企業バーラト・フォージ(Bharat Forge)社は10月2日、同社の子会社であるカルヤニ・ストラテジック・システムズ(Kalyani Strategic Systems)社が、米国の防衛大手AMゼネラル(AM General)社およびマンダス・グループ(Mandus Group)社との契約を締結することを発表した。この提携は、軍隊の進化するニー…
  2. 【企業情報(契約発表)】ボーイング社、タイ陸軍向けのAH-6リトルバードを初飛行

    タイ王国陸軍向けのボーイング社製AH-6リトルバード軽攻撃ヘリコプターの最初の1機が、8月22日、アリゾナ州メサの同社工場で初飛行に成功した。タイ陸軍は同機を8機発注している。 同社の攻撃ヘリコプタープログラム担当責任者(Vice President)でメサ工場の上級役員であるクリスティーナ・ウパー(Christina Upah)氏…
  3. 米国における未成熟なイノベーション企業の発掘と機会提供

    <容易ならざるイノベーション> このところの米国の能力開発を見ていると、イノベーション、イノベーション、イノベーションの連呼である。軍事機関であれ、非軍事機関であれ、商用企業であれ、全てにおいてイノベーティブであれ、と鼓舞している。それでは鼓舞すればイノベーションが出てくるかというと、そう容易では…
  4. 【企業情報(開発)】ノースロップ・グラマン、陸軍の防空用指揮システムにAIを追加

    米国の大手防衛企業ノースロップ・グラマン社は10月7日、戦闘員が移動中、即時に情報にもとづいた意思決定を行うことを支援する新しい人工知能(AI)機能を発表した。このAI機能は、C-UAS(Counter-Unmanned Aerial Systems、対無人航空機システム)任務における脅威の複雑化に対応する「FAAD(Forward Area Air Defense、…
  5. 【企業情報(契約)】 レイドス社、米空軍AC-130Jによる小型巡航ミサイル飛行試験を実施へ

    レイドス(Leidos)社が開発中の「ブラックアロー」(Black Arrow)と呼ばれる小型巡航ミサイル (SCM:Small Cruise Missile) が、米空軍のAC-130J[1]でのキャプティブキャリー[2]および分離テストに成功し、今年の秋に予定されているSCM飛行試験に向けた準備を進めていると発表された。 2023年12月から実施した…
  6. 【企業情報(契約)】米宇宙軍、レジリエントGPSプログラムの設計で4社と契約

    米宇宙軍は9月23日、レジリエントGPS(R-GPS)プログラムの設計を担う会社として、アストラニス(Astranis)社、アクシエント(Axient)社、L3ハリス・テクノロジーズ(L3 Harris Technologies)社、シエラ・スペース(Sierra Space)社の 4 社と契約を締結した。米宇宙軍はこの4社で競合させる。その中から一部の会社が最…
  7. 【企業情報(提携)】米国のアンドゥリル社とエイペックス社、宇宙開発事業で提携を発表

    米国の防衛技術企業アンドゥリル・インダストリーズ(Anduril Industries)社は10月1日、衛星バス[1]を開発する米新興企業エイペックス(Apex)社と戦略的パートナーシップ[2]契約を締結し、米国および提携企業に向けて宇宙システムの迅速な開発と納入を実現すると発表した。アンドゥリル社は宇宙空間の状況認識や、ミ…
  8. 【企業情報(開発)】サーブ社、米国ミシガン州に新製造拠点開設

    スウェーデンのサーブ(SAAB)社は9月24日、米国のミシガン州グレイリング(Grayling)に新たな製造拠点を開設すると発表した。着工は2024年の第4四半期、稼働開始は2026年初頭を予定している。 米国に所在するサーブ社の製造拠点は、今回発表されたグレイリングを含めて10か所。各拠点では航空宇宙関連の機器やレーダ…
  9. 大砲は時代遅れか:世界史とウクライナ戦争の教訓

    過去150年間、陸上戦闘で目標を破壊する主な手段は大砲であった。1870年に勃発した普仏(プロイセン・フランス)戦争では、プロイセン(現:ドイツ)のクルップ社(現:ティッセンクルップ社)が開発した装填式大砲がフランス軍に決定的な打撃を与え、プロイセンを勝利に導いた。同社の巨大な大砲は1876年に米国のフィラデ…
  10. 【企業情報(契約)】米HII社、海軍から揚陸艦4隻を96億ドルで受注

    米国の造船会社ハンティントン・インガルス・インダストリーズ(HII:Huntington Ingalls Industries)社は9月24日、海軍から揚陸艦[1]4隻の建造契約を96億ドル(約1兆3,800億円)で受注したと発表した。これは海軍が数年前から進めていた購入計画が実行に移されたことを意味し、揚陸艦の分野では複数かつ、艦種の異なる…
  11. 米空軍が新型電子戦機EA-37B「コンパスコール」を受領: 加速する電子戦(EW)の行方

    米空軍は今年8月、英BAEシステムズ(BAE Systems)社と米L3ハリス・テクノロジーズ(L3 Harris Technologies)社製の実戦用電子戦攻撃機EA-37B「コンパスコール」を受領した[1]。米軍が従来使用してきた電子戦攻撃機から性能が大幅に改善されており、導入が進めば米国の電子戦能力の向上が見込まれる。 EA-37Bの主な…
  12. 【企業情報(発表)】アンドゥリル社、大量生産、低価格を目的とした巡航ミサイルを発表

    アンドゥリル(Anduril Industries)社は安価な価格での大量生産を目的とした、自律型巡航ミサイル 「バラクーダ(Barracuda)」を発表した。 バラクーダは亜音速で飛行可能な巡航ミサイルで、「バラクーダ-100」、「バラクーダ-250」、「バラクーダ-500」の3つのバージョンがあり、共通のシステムを採用している。この…
  13. 米軍が進める太平洋上での戦略拠点の分散化とは

    米軍は、中国との衝突に備え太平洋上に点在する戦略拠点の分散化を進めている。基地や物資を分散させ、有事におけるレジリエンスを高めることが主な狙いである。 空軍は、迅速機敏な戦力展開(ACE:Agile Combat Employment)という、小規模な部隊単位での運用を目指している。迅速機敏な戦力展開とは、小規模な部隊を…
  14. 米国の次世代航空支配(NGAD)計画が頓挫: 米空軍がとる今後の選択とは

    <F-22アップグレード> 米空軍の次世代航空支配(NGAD:Next Generation Air Dominance)計画は、財政問題や全体の計画の混乱を理由に現在プロジェクトが停止している。2024年7月、フランク・ケンドール米空軍長官は、英国で開催された世界最大の軍事航空ショー「ロイヤル・インターナショナル・エア・タトゥー」で、「N…
  15. 【政府情報(契約)】米海軍、次世代電波妨害装置の開発に向けハリス社と契約

    米海軍は8月、L3ハリス・テクノロジーズ(L3Harris Technologies)社と航空機向けの次世代電波妨害装置(NGJ-LB)の開発契約を5億8,740万ドル(約834億1,080万円)で締結した。 米海軍航空システムコマンド(Naval Air Systems Command, NAVAIR)[1]の戦術機プログラム担当であるジョン・レモン(John Lemmon)少将に…
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