NSBT Japan

NSBT Japan Network for Security and Technology 日本安全保障ビジネス&テクノロジーズ
ー日本初、安全保障・セキュリティビジネスのポータルサイトー
  1. 【企業情報(契約)】ボンバルディアが米陸軍より新型偵察機の試作機に関する契約を獲得

    米陸軍はボンバルディア・ディフェンス社より、新しい偵察機プログラムのプロトタイプ機体として航空機「グローバル6500」1機の提供を受けるとの契約を結んだ旨、発表した。 2023年12月12日に締結された固定価格契約には、3年間で航空機を追加で2機購入するオプションが含まれている。声明によると、最初の航空機の引き…
  2. 米軍、基地内の発がん性物質の影響調査

    米空軍の基地内で発がん性物質が確認され、調査、研究の対象が拡大している。これまではミニットマン3(Minuteman Ⅲ)が使用された基地とそこの隊員を対象としていたが、今後はミサイルサイロやその周辺地域へも調査の対象が拡大する。 2023年中に、現役あるいは退役したミサイル関連の隊員の多くががんと診断されたと…
  3. スペースX、「スターシップ」の試験を「成功した失敗」と評価

    スペースX社の宇宙船「スターシップ(Star ship)」の打ち上げ試験は失敗が続いている。しかし、スペースX社は「成功した失敗」と評価しており、打ち上げ試験の失敗は挫折ではなく、開発を加速させる助けになると語っている。 宇宙船「スターシップ」は、2016年9月の国際宇宙会議にて同社のCEOイーロン・マスク氏が「惑…
  4. 【企業情報(契約)】オースタルUSA社が米海軍から遠征医療船(EMS)の契約を締結

    米オースタルUSAは米海軍から3隻の遠征医療船(Expeditionary Medical Ships:EMS)に関する最終設計・建造契約を8億6,760万米ドルで受注したことを発表した。 EMSは、オースタルの実績ある遠征高速輸送船(EPF)用プラットフォームをベースとし、最後の遠征高速輸送船(EPF16)が完成した後、オースタルUSAのアルミニ…
  5. 米空軍、レーザー兵器用保護メガネを開発

    空軍のパイロットにとって、レーザーの脅威はかなり大きい。民間人が市販のレーザーポインターを空に向けている場合も、敵がレーザー兵器を航空機のコックピットに照射する場合も、空軍のパイロットは目の損傷や致命的な事故に直面する可能性がある。どちらもリスクがある行為だ。とくにパイロットが着陸しようとするとき…
  6. 米陸軍が2024年に新型ライフル、機関銃、光学機器を配備へ

    米陸軍の最新ライフルと自動小銃は、すでにテストのために兵士の手に渡っており、2024年には最初の部隊に正式に配備される予定とのこと。 9月下旬にケンタッキー州フォート・キャンベルの第101空挺師団の小隊に、XM7、XM250として知られる次世代分隊火器プログラム(Next Generation Squad Weapon:NGSW)のライフルと…
  7. 史上初、宇宙-地上間のLink16の接続実験を実施

    米宇宙開発局(SDA)が低軌道(LEO)衛星と地上無線をLink16信号で接続することに成功した。 世界初となるこの実験は、陸・海・空・宇宙を横断するセンサーやシューターを国防総省の統合全領域指揮統制(JADC2)ネットワークにリンクさせるために、通信衛星を使用する実験であった。JADC2は、各軍が持っている独自のネ…
  8. 【企業情報(契約)】米テック企業MANIFESTが米空軍より人工知能に関する契約を獲得

    米テック企業MANIFEST社がタフツ大学と共同で、米空軍のイノベーション部門であるAFWERXからイノベーション契約を獲得した。同契約は、空軍の最も差し迫った課題の1つであるAI部品表(AI Bill Of Materials:AIBOMs)を管理するものである。 米空軍研究所(AFRL)とAFWERXは、中小企業技術革新研究(Small Business Inn…
  9. 砲弾がミサイルに、技術革新で近代化

    欧州最大の弾薬メーカーであるノルウェーのナーモ社(以下、Nammo社)は、現在ウクライナの戦場で使用されている従来型砲弾の性能を大幅に向上させる新砲弾の開発を進めている。これにより射程が延長される見込みだ。 最近では軍事企業の間で、数十年にわたり変わらなかった砲弾の射程、精度及び威力を向上させるための…
  10. 米国の「国家安全保障宇宙戦略」とその動向(11月) ~連邦議会と軍の間に生じている不協和音とは~

    これから毎月、アメリカ合衆国(以下米国)の「国家安全保障宇宙戦略(National Security Space Strategy: NSSS)」の動向について語っていく。宇宙は、米国の全省庁対応事項であり、様々な相関関係や相互関係が存在する。それらは政策によりコントロールされているが、技術の発展や宇宙能力の拡散、そして西側諸国に対す…
  11. 米国がTikTokを恐れる理由

    イスラエルとハマスの戦争が激化しているなか、TikTokというプラットホームによって反イスラエルのコンテンツが拡散されている。この件に関して、米国では「TikTokは合法か非合法か」という議論が再燃中だ。 昨春、米国の安全保障上においてTikTokには不利益をもたらすリスクがあるため、不測の事態に備えるべきとの声…
  12. 【企業情報(契約)】レイセオンがDARPAから無線給電に関し1,000万ドルの契約を獲得

    RTX傘下のレイセオン(Raytheon)は紛争地域に電力を供給するための空中無線給電中継システムを設計・開発するため、米国防高等研究計画局(DARPA)から1,000万ドル(約11億円)の契約を獲得した。
  13. 米海軍、潜水艦向け新技術の開発進行中

    米海軍は現在、次世代潜水艦の開発を進めている。最大の改善点は潜水艦連携戦術システム(Submarine Warfare Federated Tactical System, SWFTS)と呼ばれる戦術系統のシステムを共通のコンピューティングシステムに移行することだ。他にも新たな潜水艦の設計、新型の軽量魚雷の開発なども着々と進められている。 プロ…
  14. 米企業、ハイブリッドSTOL機の飛行成功

    米国の航空機メーカーElectra社は2023年11月11日、世界初のハイブリッド式短距離離着陸(STOL)機「EL-2ゴールドフィンチ(以下 EL-2)」の飛行試験に成功した。 飛行試験はバージニア州のマナサス・リージョナル空港(KHEF)で実施され、前半は電気式航空機で、後半はハイブリッド式のSTOL機としての機能が検証された…
  15. NATO、E-7A早期警戒管制機を購入

    NATOはボーイングのE-7Aウェッジテイル(E-7A Wedgetail)を、E-3Aセントリー(E-3A Sentry)に代わる早期警戒管制機(Airborne warning and control system, AWACS)として購入する見通しであることを表明した。NATOによると、遅くとも2031年までに運用準備を整える予定である。  早期警戒管制機とは高性能レーダーを…
ページ先頭へ戻る
読み込み中です