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NSBT Japan Network for Security and Technology 日本安全保障ビジネス&テクノロジーズ
ー日本初、安全保障・セキュリティビジネスのポータルサイトー
  1. 【企業情報(契約)】ラインメタルがスペインと軍需品に関する大型契約を確保

    ウクライナ戦争により欧州が軍需危機にある中、スペインは「Rheinmetall Expal Munitions, S.A.U.」(独ラインメタルがスペインのエクスパル・システムズを買収して設立)との間で、120mm弾薬、照明手榴弾、発煙手榴弾などの爆発物資の調達に関し、467万ドル(約6億7000万円)相当の大型契約を締結した。
  2. Monthly Night Vision Report No.4~NVGの基礎知識4:性能指標~

    NVGの性能指標は、イメージ・インテンシファイア・チューブ(以下、IIT)の性能によるところが大です。 IITの性能指標には、感度、分解能、性能指数(Figure of Merit:FOM)、視野角、ハロー径、ゲイン、感度波長域、チューブ径、蛍光体表示色等があります。
  3. 米国と欧州とのAI "協力 "はイノベーションを阻害する

    現在、人工知能(AI)に関して、2つの世界がある。 1つは、大規模な言語モデル開発者、オープンソースソフトウェアのコーダー、そしてAIのアプリケーションを開発する投資家たちによる競争だ。こうした競争にはベンチャー企業だけでなく、伝統ある大企業やあらゆる大手グローバル企業が参加している。多くの企業は米国…
  4. 【企業情報(人事)】米ベンチャーキャピタルが元NSA高官を幹部として採用

    ヘルスケア、サイバー、国家安全保障という3つの異なる分野への投資を進める米ベンチャーキャピタル(VC)である「Red Cell Partners」が、1月17日にジョージ・C・バーンズ/元国家安全保障局(NSA)副局長を同社に新設されたサイバー・プラクティス部門のトップとして迎え入れた。
  5. ハーバード大学、量子コンピューターの画期的な実験に成功

    米ハーバード大学を中心に、クエラ・コンピューティング(QuEra Computing)社、メリーランド大学、マサチューセッツ工科大学などの研究者グループが、量子コンピューターの運用で最大の課題とされる計算エラーの克服につながる実験に成功。英科学雑誌『ネイチャー』に発表した。米国国防高等研究計画局(DARPA)は開発資…
  6. ロシアと中国が米国の休日に不審な動き

    2016年に設立したレオラブス(LeoLabs)社。天候に影響を受けず宇宙空間の物体を観測し、リアルタイムのマッピングによる可視化や、衝突を予測するシステムなどを開発している。現在は米国やコスタリカなど4拠点で6つのレーダー装置を運用する、宇宙モニタリングの新興企業である。宇宙開発企業の米スペースXや英宇宙庁な…
  7. 【企業情報(提携)】米パランティアがイスラエルとの戦略的提携に合意

    軍に人工知能(AI)モデルを提供している米データ分析企業のパランティア・テクノロジーズは、イスラエル国防省と戦略的パートナーシップを結び、同国の戦争に役立つ技術を提供することで合意した。 同社のジョシュ・ハリス上級副社長によると、同合意は1月11日にテルアビブで行われたイスラエル国防当局者とパランティ…
  8. 韓国、防衛支出を拡大

    韓国の防衛支出は近年大きく増加しており、今後も増大し続けるとみられる。同国国防省が明らかにした2024年から2028年までの中期防衛計画によれば、5年間で346兆7,000億ウォン(38兆1,370億円)を支出する予定であり、昨年時点の計画から17兆3,000億ウォン(1兆9,030億円)増加した。 韓国の国防費は世界的に見ても高い…
  9. トルコがF-35を諦めS-400を選択した理由

    トルコの国防大臣ヤシャル・ギュレル氏は、ロシアから取得したS-400防空ミサイルシステム(以下、S-400)の使用に関するSNS上の質問に回答した。「S-400は防空兵器である。敵から攻撃の可能性があれば、必ず使用する。軍はプロフェッショナルなレベルで、どのように対処するのか把握している。防空兵器の能力に疑問を抱く…
  10. 【企業情報(契約)】ラインメタルが赤外線デコイで5,000万ユーロの契約を受注

    ドイツ連邦軍(Bundeswehr)は独ラインメタルに対し、赤外線追尾ミサイルから航空機を保護するための妨害装置である「赤外線デコイフレア」を大量に発注した。ドイツ軍は、ラインメタルより実証済みの「Birdie」製品群から47万個以上のデコイを調達できるようになった。契約期間は2023年12月から2029年12月までで、契約額…
  11. 米軍、中距離精密打撃ミサイルを取得

    米陸軍は、従来の地対地ミサイルATACMS(Army Tactical Missile System)の代替として精密打撃ミサイル(Precision Strike Missile, PrSM)を取得した。精密打撃ミサイルの開発は陸軍の最優先プログラムの1つであり、2017年に策定された近代化ポートフォリオの中に含まれている。 調達・兵站・技術を担当するダグ・ブッ…
  12. インドの宇宙ステーション計画が抱える課題とは

    インドのナレンドラ・モディ首相は、2035年までに宇宙ステーションの建設を目指すべきだと語る。宇宙ステーションの建設は、最先端の技術と専門知識を必要とする大事業だ。インドは衛星開発において優れた能力を示したが、宇宙ステーションの建設と維持にはまったく異なる技術(生命維持システム・放射線防護など)が必要…
  13. ロシア兵、北朝鮮の砲弾に苦情

    ウクライナで戦闘中のロシア軍は最近、北朝鮮から供給された砲弾に不満を漏らしている。北朝鮮製砲弾は突然砲兵部隊に渡されたものの、射撃において特に重要な射表(射撃距離に対する俯角を示す表)も欠けており、「同じ型番でも大きな誤差がある」と多くの砲兵部隊から報告されている。 性能不良の原因を究明するため…
  14. 【企業情報(契約)】ロールス・ロイスが台湾のエバー航空を新規顧客として迎える

    英ロールス・ロイスは2024年1月12日、台湾の航空会社エバー航空とエアバスA350-1000型機18機に搭載されるロールス・ロイス・トレント「XWB-97」エンジン36基の「トータルケア」メンテナンス契約を締結したことを発表した。この契約により、エバー航空は、航空機のサービスとメンテナンスにかかるコストを予測できるように…
  15. 韓国ハンファ社、オーストラリア「歩兵戦闘車」契約を獲得

    ハンファ・エアロスペース社(以下、ハンファ・エアロスペース)は、オーストラリアに歩兵戦闘車を供給する24億ドル(約3,500億円)の契約を締結した。これは韓国が世界中で成功を収めている防衛関連の契約の一環であり、同国の経済発展において大きな起爆剤になると期待されている。 オーストラリア政府は2023年12月8…
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