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ウクライナ情勢レポート(7月26日〜8月1日)
ドイツ紙Der Spiegelによると、ドイツ政府は、ウクライナに17億ユーロ相当(約2296億3660万円)の榴弾砲100門を売却することを承認した。4月、ウクライナはハベック独副首相に対し、PzH2000自走榴弾砲を要求し、7月13日に承認したという。 -
キーウ防空の鍵を握るNASAMS防空システム
ロシア軍の巡航ミサイルや弾道ミサイルに悩まされているウクライナのゼレンスキー大統領は常にNATO諸国と支援国に対し、防空システムの提供を求めてきたが、特に首都キーウ防空用として信頼性の高い防空システムを必要としており、米国は2セットの 「NASAMS」防空システムの供与を決定した。 -
米国の宇宙開発庁、極超音速ミサイルを探知・追跡する衛星の製造にL3ハリス・テクノロジー社及びノースロップ・グラマン社を選定
7月18日、米国の宇宙開発庁は、最新世代の弾道ミサイルや極超音速ミサイルを探知・追跡する衛星の製造にL3ハリス・テクノロジー社及びノースロップ・グラマン社を選定した。 -
地政学からみるロシア戦略とは!?「戦略と技術」について議論!
第3回目のパンドーラーの希望は、ゲストに、戦略学博士/国際地政学研究所上席研究員の奥山真司様をお招きし、地政学からみるロシア戦略や技術とテクノロジーに焦点をあて、我々が向き合わなければならない課題についてMC長島と議論します。 -
ポーランドが米国から中古のM1A1エイブラムス戦車116両を購入
ポーランドのマリウシュ・ブワシュチャク国防大臣は7月15日、米国へ中古のM1A1 エイブラムス主力戦車(MBT)116両を発注したことを明らかにした。 -
BAEシステムズ、米海兵隊の新型戦闘車両を公開
英国のBAE Systems社は、中口径砲塔を装備した新バージョンの水陸両用戦闘車(ACV)の写真を公開した。同社が今月公開した写真には、RT20軽量砲塔システム(コングスバーグ社)と追加装甲パッケージを装備したACV-30が写っている。 -
ノルウェー空軍がF-35用搭載ウェポンとして「ストームブレイカー」を採用
ノルウェー政府は、米空軍からレイセオン・ミサイル&ディフェンス社のスマート対地攻撃兵器「ストームブレイカー」の調達を受けるための調整中である事を発表した。現在、ノルウェー空軍は、このネットワーク対応型兵器であるストームブレイカー(GBU-53/B)を戦力化するための準備を進めている。 -
韓国、ステルス戦闘機「F35A」20機を追加購入
韓国の聨合ニュースによると、7月15日、韓国防衛事業庁は、ステルス戦闘機「F35A」を20機、3兆9000億ウォン(約30億ドル/ 約4100億6000万円)で追加購入することを決定した。 -
ウクライナ情勢レポート(7月19日〜25日)
7月20日、オンラインで開催された「ウクライナ防衛コンタクトグループ」会合に出席し た米国のオースティン米国防長官は、「チェコ、ポーランド、英国などの国々は、国内の 産業基盤と連携して、ウクライナをより迅速に支援する方法を模索している。バルト海沿岸諸国やオーストラリアなども自国の備蓄品を惜しみなく供与… -
ロッキードの極超音速兵器、米空軍の実験成功で次の段階へ
ロッキード・マーティン社の開発による AGM-183A 航空発射型即応兵器(ARRW)の発射試験が昨年に続き2回連続で成功し、米空軍は、「極超音速開発プログラムのブースト(発射段階)試験が完了した」ことを発表した。 -
ボーイング社、150機目のP-8A哨戒機を米海軍に納入
7日、ボーイング社は、最新型のP-8海上哨戒偵察機の累計納入数が150機となったことを声明にて発表した。150機目のP-8は、米メリーランド州パタクセントリバー海軍航空基地を拠点とする航空試験評価飛行隊(VX)が運用する予定。 -
ポーランドは数千丁の使い捨てグレネードランチャーを購入
7日、ポーランドのブワシュチャク国防大臣はツイッターにて、軽量の使い捨てM72 EC MK1グレネードランチャーを数千丁購入したと発表した。同大臣は、戦車などの重装甲車両を含む戦闘車両との戦闘を想定した近代的な兵器と述べるにとどめており、納期、メーカーなどに関する情報は明らかにしていない。 -
ロッキードが開発した初の戦闘機用レーザー兵器
米空軍は、戦闘機の搭載が可能なポッド型の高エネルギーレーザー兵器を受領した。このニュースにより、ロッキード・マーティン社が開発した戦闘機用レーザー兵器が少なくとも1セット、試験運用のために米空軍に引き渡されたことが明らかになった。今回のレーザー兵器は、まだ実装装備ではなく、今後の戦術、レーザー兵器の… -
ウクライナ軍「HIMARS」によりロシア軍の弾薬貯蔵庫20カ所を破壊
ウクライナ軍は、米国が供給した高機動ロケット砲システム(HIMARS)を使って、弾薬貯蔵庫(倉庫)を攻撃し、ロシア軍が東部戦線においてウクライナ軍を遥かに圧倒してきた火砲攻撃の優位性を崩そうとしている。 -
北朝鮮、ウクライナ東部の親露派が実効支配する「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」の独立を承認
13日、北朝鮮は、ウクライナ東部の親露派が一方的に独立を宣言している「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」を独立国家として承認した。両地域を独立国家として 承認するのはロシア、シリアに続き3カ国目となる。