NSBT Japan

NSBT Japan Network for Security and Technology 日本安全保障ビジネス&テクノロジーズ
ー日本初、安全保障・セキュリティビジネスのポータルサイトー
  1. 世界初!英・米・豪、AI搭載ドローンの試験を共同で実施

    英国は2023年5月26日、「英国軍が米国、オーストラリアと共同で、人工知能(AI)対応の複数ドローンによる初の軍事実験を実施した」と発表。この軍事実験は、英国防衛科学技術研究所(DSTL)が主催し、飛行中のAIモデルのライブ再トレーニングや、AUKUS(豪・英・米)諸国間でのAIモデルの交換など、世界初の試みが実現し…
  2. カナダの次期潜水艦に「日本、韓国、スペイン」が競合

    米国、英国、オーストラリアが新型潜水艦(原子力)の建造に乗り出す中、カナダは最大12隻の通常動力型潜水艦の購入を検討していると報じられている。提案されている新型潜水艦は、2030年代に退役する予定のビクトリア級を置き換えるものだ。カナダ国防省の潜水艦の換装計画は15年周期であり、海外からの購入計画は2023年…
  3. 欧米の兵器用部品を輸入し続けるロシアの実態

    2023年4月末、米国と欧州連合(EU)の貿易管理局は「数百万ドル相当の禁止技術が、経済制裁の隙をついてロシア領内に流入している」との報告を発表した。特に、アルメニア、カザフスタンなどを通じてロシアに販売されている半導体や電子部品の急増に注目している。ウクライナを攻撃している巡航ミサイルなどの部品に不可欠…
  4. ポーランド、韓国の新戦闘機KF-21共同開発を検討

    <ポーランド、KF-21の開発に参加か?>  ポーランドと韓国の防衛協力の深化に向け、ポーランド政府は韓国のポラメ(KF-21)戦闘機開発計画への参加を検討していることが明らかになった。韓国航空宇宙産業(KAI)が主導で開発するKF-21は、高度アビオニクスシステムを備えた4.5世代戦闘機として世界が注目している。 …
  5. ウクライナ軍、反攻作戦開始の予兆

    <ウクライナ軍司令官の情報操作>  ウクライナ軍司令官(ヴァレリー・ザルツィーニ大将)は、巧妙なプロパガンダによって、ウクライナ軍の反攻が間近に迫っているという憶測を拡大させている。   ザルツィーニ大将がSNSに発信した動画には、ウクライナ軍が訓練し明らかに戦闘準備をしている様子が写し出されている。…
  6. ウクライナ侵略で高まるロシアの核脅威

    ロシアの核の脅威増大に伴い、欧州における核抑止政策の重要性は高まっており、西側諸国のウクライナへの支援拡大を難しくする恐れがある。  NATO(北大西洋条約機構)は防衛態勢の整備にあたり、核抑止政策を今後も重視する姿勢を示している。現在、NATOは核抑止政策の概要を説明するウェブページを公開。本ページでN…
  7. ゼレンスキー大統領の欧州と日本訪問で更に強まる欧州のウクライナ支援

    ウクライナのゼレンスキー大統領は、2023年5月13日から15日にかけて自国への支援強化を目的にフランス、ドイツ、イタリア、イギリスを訪問。各国の首脳らと会談を行い、新たな防衛支援を得ることとなった。 13日のイタリア訪問では、メローニ首相、マッタレラ大統領と会談し、ローマ教皇フランシスコとも面会した。メロ…
  8. ウクライナ、英国から高性能巡航ミサイル「ストーム・シャドウ」を入手

    ウクライナへのステルス巡航ミサイル「ストーム・シャドウ」の提供については昨年から議論が続いている。ストーム・シャドウがウクライナへの武器候補リストに初めて挙がったのは2022年11月である。その後、一旦提供の話は無くなり、数週間前に再浮上した。  2023年5月11日、英国のベン・ウォレス国防相は「ウクライナ…
  9. 最新のウクライナへの兵器支援とロシアの対抗能力

    <2023年のウクライナへの兵器支援状況>  ウクライナ軍が2023年もロシアとの戦いを継続するためには、戦闘機、長距離兵器、戦車の3つの兵器システムが重要であると考えられる。  ドイツはレオパルト戦車の製造国だ。他国が保有しているレオパルトが第3国(ウクライナ)へ装備移転をする場合、ドイツ政府の認証が必…
  10. ウクライナ、ロシアの最新鋭ミサイル「キンジャール」を初めて撃墜

    ウクライナ空軍は米国から供与されたパトリオット防空システム(パトリオット)が、2023年5月4日の夜キ―ウ上空で初めて、ロシアの装備する最も高度なミサイル「キンジャール」を迎撃することに成功したと発表した。この撃墜は三名の米国高官によっても確認されている。  キンジャールは、プーチン大統領が不死身と豪語…
  11. ワグネル、スーダンで準軍事組織を支援している可能性

    ワグネルはスーダンで軍と戦闘を行う準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」と協力関係を築いてきており、今回のスーダンにおける紛争でもRSFを支援している疑いがある。ワグネルは金の採掘のため、スーダンに進出した。2017年にスーダン・ロシア間でロシア企業のMインベスト(M Invest)に金採掘を認める協定が結ばれたが、米…
  12. スーダンの金を狡猾に略奪したワグネル

    現在(2023年5月)スーダンの首都ハルツームは多くの施設が空爆で破壊され、民家は兵士が占拠している。そして多くの病院は医薬品を使い果たした。欧米から見れば、今回のスーダン内戦は遠く離れたアフリカの戦争であり、二人の高級将校による権力闘争の結末のように見える。  2021年のクーデター以降、スーダン政府は…
  13. 弱体化しつつあるロシアによるウクライナへのサイバー攻撃

    2023年に入り、ロシアからウクライナへのサイバー攻撃の頻度が低下している。世界的にサイバー攻撃への対応能力は向上しており、ロシアによる大規模なサイバー攻撃の実施は難しくなりつつある。  マイクロソフト社(米国)の傘下にあるセキュリティー企業マンディアント(Mandiant)によると、2022年1月から4月にかけ…
  14. 英空軍、ユーロファイターに電子戦機能を具備した超強力レーダーを搭載予定

    <実装段階にあるECRS Mk2>  英国空軍のユーロファイター(タイフーン)の次世代、超強力レーダー(ECRS Mk2)が実装段階となっている。2023年3月、イタリアのレオナルド社はBAEシステムズ社(英国)に、英ランカシャー州にあるBAE生産工場でECRS Mk2(試作)の引き渡しを行った。   この契約は2022年7月に取り交わ…
  15. スーダンの「金」をめぐるワグネルの真の実態

    <RSFを支援するワグネル>  複数の報道によると、ロシアの民間軍事会社(傭兵グループ)ワグネルはスーダンの民兵組織(RSF)に地対空ミサイルを提供し、スーダン政府軍との戦闘を支援しているようだ。ワグネルが提供した地対空ミサイルは、RSFのリーダーであるモハメド・ハムダン・ダガロ司令官(ダガロ司令官)の支配…
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