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NSBT Japan Network for Security and Technology 日本安全保障ビジネス&テクノロジーズ
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  1. 米陸軍AH-64Eアパッチにレーザー防護システムを搭載

    ウクライナ紛争の教訓から米陸軍はアパッチ攻撃ヘリコプター(AH-64E)に、赤外線(IR)誘導ミサイルを欺まん防御する共通赤外線対策装置(CIRCM)の搭載を開始した。 ノースロップ・グラマン社が開発/生産するCIRCMは、レーザーを発射して赤外線誘導方式の短距離対空ミサイル(短SAM)等の妨害をする、非常に効果的な防…
  2. 米空軍が初めて極超音速兵器の実戦テストに成功

    米空軍は、極超音速兵器に関する最初の飛行試験を成功させてから7ヶ月目で、フルスペックの試作ミサイルによる、最初の運用試験を実施したと発表した。 運用試験は、2022年12月9日、カリフォルニア州エドワーズ空軍基地の第412試験飛行隊の戦略爆撃機(B-52H)がおこなった。B-52Hに実装備と同型のAGM-183A空中発射型即応…
  3. 米空軍、航空従事者の健康状態を把握するウェアラブルバイオセンサープログラムを開始

    オハイオ州ライトパターソン空軍基地(AFRL)-空軍研究所(AFRL)は、ナノバイオマテリアルコンソーシアム(NBMC)およびケースウェスタンリザーブ大学と提携し、飛行士等の航空従事者のバイオマーカーを測定するウェアラブルセンサーを作成するプログラムを開始した。バイオマーカーとは、人間の健康状態を把握するための…
  4. 米軍サイバー部隊のウクライナ防衛作戦の内幕

    ロシアは2月24日にウクライナに侵攻した際、多くの西側アナリストの予測に反し、大規模なサイバー攻撃でウクライナのコンピュータシステムをダウンさせることができなかった。報道各紙は、この理由の1つとして、ロシア侵攻前に米軍はウクライナから全撤退したが、その全撤退の前に、ウクライナのサイバー戦能力を強化する…
  5. 米国防総省、中国「DF-17」を「最大脅威」と認定

    米国防総省(ペンタゴン)が2022年11月29日に発表した中国の軍事力に関する報告書によると、極超音速滑空ミサイル(DF-17)は西太平洋の米軍(外国軍)基地や艦船への攻撃能力を有しており安全保障上の大きな脅威となっている」と分析している。 報告書では、中国を「我々の国家安全保障と自由で開かれた国際社会に対する…
  6. ウクライナ軍は偽の防空システム(フェイクシステム)により空襲を抑制

    米国は、ウクライナ軍にロシア軍の戦闘機パイロットを混乱させるための偽レーダー(リスクエミッター)を装備させることで、ウクライナ軍の防空能力低下(対空ミサイル不足)を補完している可能性がある。 2月にロシア軍による武力侵攻が始まってから10カ月以上が経過した。ロシア航空部隊(ロシア航空宇宙軍、VKS)は、…
  7. 米国と同盟国は、宇宙開発における対立を回避するため中国を関与させようとしている

     中国と米国およびその同盟国との地政学的関係はますます悪化しているが、米国政府および同盟国の間では、将来の紛争を回避するために、宇宙開発および宇宙資源について北京と協力する必要性が論じられている。月世界財団の会議に出席した米国と同盟国の外交官と宇宙政策の専門家によれば、月、火星(鉱物資源の豊富な小…
  8. 高まる兵器需要に欧州の防衛産業は如何に対応すべきか

    欧州において兵器需要が高まる一方で、欧州の防衛産業は各国から求められている供給水準を満たすことができていない。欧州各国の防衛予算は、2014年のロシアによるクリミア半島の併合から徐々に増加し、ウクライナ侵略が開始されてからは劇的に増加している。ロシアの脅威の高まりを受けて各国の防衛予算は増額している。…
  9. SpaceX社、軍事衛星サービスに特化した新事業部門を立ち上げ

    12月2日、SpaceX社は、米国の国家安全保障の政府機関を対象とした「スターシールド(Starshield)」という新しい事業部門を明らかにした。同社のこの新部門は、地球低軌道上のスターリンク・インターネット・コンステレーションを活用し、安全な通信、リモートセンシング、宇宙監視など、米国の防衛・情報機関による需要が…
  10. 米宇宙統合軍、「連合統合任務部隊-宇宙作戦[CJTF-SO]」の新設を発表

    11月15日、米宇宙統合軍(USSPACECOM)は、通信やミサイル警告など、宇宙ベースの能力により、他の統合軍を支援し、敵の宇宙システムに対する攻撃作戦を遂行することを含め、敵の攻撃から米国の衛星を守るために新しい組織を追加することを発表した。この組織は、「連合統合部隊-宇宙作戦[CJTF-SO]」と呼ばれ、現在の統合…
  11. 中国の極秘再使用型宇宙船が軌道上に物体を放出:米宇宙軍の追跡データ

    8月4日(現地時間)、ゴビ砂漠にある酒泉衛星発射センターから再使用型宇宙船が「長征2F」ロケットで打ち上げられ、地球周回軌道に乗った。再使用型の宇宙船の打ち上げは2年ぶりで2度目となる。Space News紙によると、米宇宙軍第18宇宙防衛隊が、この宇宙船が放出した物体を追跡しているという。Space-track.orgのデータベ…
  12. 米国防衛マーケットを浸食する韓国防衛産業の脅威

    韓国防衛産業は、ロシア軍によるウクライナ侵略による需要の拡大により売上が急増している。このペースで売り上げが伸びると、今後数年でアジア最大の防衛輸出国になる可能性がある。その最先端かつ費用対効果の高い各種装備はヨーロッパや中東からも顧客が殺到している。
  13. 韓国、ウクライナ軍向けの弾薬を米国に売却へ

    韓国は、米国政府間の機密武器取引を通じて、ウクライナ軍向けの砲弾を初めて米国に販売する。これは長期化するウクライナ侵略において増大した弾薬消費(不足)に対する対策のひとつである。 米国当局者によると、米国はウクライナに供給する155mm砲弾を10万発購入する予定になっている。これはウクライナ砲兵部隊が少な…
  14. 米軍はAK-74アサルトライフルの購入を検討している

    米陸軍は「ロシア製の5.45x39mm AK-74アサルトライフル(AK-74)またはAK-74のコピーを購入する可能性がある」と述べている。しかし米陸軍がロシア製の小銃を必要とする理由は説明されていないが、調達した小銃がウクライナ軍に供与される可能性も指摘されている。 陸軍契約コマンド-ニュージャージー(CCNJ)は、兵士戦…
  15. ホワイトハウス、北朝鮮がロシアに砲弾を供給していると発表

     2日、米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は、北朝鮮がロシアに対し、ウクライナ戦争にて使用する砲弾を、中東や北アフリカの国々を経由して、ひそかに供与していることを示す情報があると述べた。 カービー調整官は、北朝鮮がどのように砲弾を輸送しているのか、どの国が輸送拠点になっていると考えられ…
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