NSBT Japan

NSBT Japan Network for Security and Technology 日本安全保障ビジネス&テクノロジーズ
ー日本初、安全保障・セキュリティビジネスのポータルサイトー
  1. 自律型ドローンで軍用機整備時間短縮

    米空軍は自律型ドローンを用いた軍用機整備点検の試験を行っている。ハワイのパールハーバー・ヒッカム統合基地にて、米空軍は自律型ドローンにカメラを搭載し、ボーイングC-17輸送機の状態をデータベース化しているところだ。この試験は、航空機メーカーのボーイング(Boeing)とドローンのオペレーティングシステム開発…
  2. 印米防衛協力、モディ首相訪米で大幅に進展

    2023年6月20日から23日にかけて、インドのナレンドラ・モディ首相が訪米。モディ首相は2014年の首相就任以降、国連総会や多国間会議出席も含め7回訪米していたが、今回は国賓としての訪問ということもあり、とりわけ大きな注目を集めた。バイデン大統領との印米首脳会談のほか、ホワイトハウスでの公式晩餐会や連邦議会で…
  3. ノースロップ・グラマン、新航法システムを開発

    ノースロップ・グラマン社は、従来の測位システム(GPS)と慣性航法(INS)を組み合わせた、電子妨害に強い航法システムの開発に成功した。このシステムは「一体型測位システム(EGI-M)」と呼ばれている。今後、EGI-Mは米国戦闘機及び各種軍用機に搭載され、電子妨害の影響をほとんど受けずに飛行可能になると考えられて…
  4. F-35、需要に追いつかぬ生産

    ロシアによるウクライナの軍事侵攻が2022年2月に開始されて以来、F-35の受注が増加している。優れたステルス性、高度なセンサー、兵器システムの強力な組み合わせにより、「第5世代戦闘機」であるF-35は米軍とその同盟諸国から大きな需要がある。その一方、製造元の米防衛大手ロッキード・マーティン社は高まる需要に応え…
  5. 米国防総省、ロケット海上発射台に投資

    米国防総省の国家安全保障イノベーションキャピタルプログラム(NSIC)は2023年6月23日、広範な分野から選出した17のスタートアップ企業に対し、総額3,500万ドル(約50億円)の資金提供を行った。国家安全保障イノベーションキャピタルプログラム(NSIC)は2019年、国家安全保障に関連する先端技術を有する新興企業の資金…
  6. 米宇宙軍、GPS次世代システムを延期

     レイセオン社のGPS次世代運用システム(OCX)の導入(ブロック3)が、2023年末までに完了しない見込みであると発表された。当初は2023年1月に導入される予定であったが、システムに欠陥が見つかり計画の変更が必要となっている。2023年6月8日の会計検査院の報告書によると、延期によりシステムの稼働は来春以降になる予…
  7. 西側諸国による対ロシア経済制裁の影響は限定的か

    西側諸国の対ロシア経済制裁は強化されており、ロシア経済は厳しい状況に置かれつつある。一方、経済制裁の重要資源への措置の不十分さや企業の制裁回避により、ロシア経済に対して当初期待されていたほどの影響は出ていないと見られる。  西側諸国による経済制裁は強化されている。EUは2023年2月24日、3日間の交渉の…
  8. 米国、日本と台湾の無人偵察機のデータ共有へ

     2023年6月8日、英フィナンシャルタイムズ誌は「台湾が導入する無人偵察機(シーガーディアン:MQ-9B)が、米国と日本の自衛隊が運用する偵察システムと統合化され、情報共有が可能になる」と報じた。統合化により、3カ国(米国、日本、台湾)の無人偵察機が入手した偵察情報はリアルタイムで共有され、平時の監視任務、…
  9. オースティン米国防長官、東南アジア防衛大臣らと会談

    ロイド・オースティン米国防長官は2023年6月2日、第20回アジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)※1に参加するため訪問したシンガポールで、ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、東ティモールの東南アジア防衛大臣と会談し、地域の安定、安全、繁栄を支援…
  10. 米国会計検査院の報告: 過去5年間でF-35のスペアパーツ100万個以上紛失

    米国会計検査院(GAO:米国の連邦議会の付属機関で、連邦予算の支出や政府機関の活動を監査する)の報告書によると、少なくとも過去5年間で最低8,500万ドル(約120億円)相当のF-35スペアパーツが100万個以上紛失している。そのうち、米国防省が2018年以降に状況を特定したのは、100万個以上の紛失部品のうち2%のみである…
  11. 特殊作戦部隊向けの展示会「SOF Week2023」 ~民間企業との技術開発に積極的な米国特殊作戦軍~

    2023年5月8日~11日の日程で米国フロリダ州タンパにて開催された展示会「SOF Week」は、アメリカ特殊作戦軍(USSOCOM)が主催する特殊部隊向けの展示会である。 アメリカ特殊作戦軍(USSOCOM)の業務内容は主に、民事活動、人質救出・奪還、対反乱戦、軍事情報支援活動、テロ対策、治安維持部隊支援、大量破壊兵器への対応…
  12. 米国宇宙軍、独自のISR能力の実用化を視野に入れる

    ホワイティング宇宙作戦軍司令官は2023年5月24日、米国のミッチェル研究所のウェビナーにて、「空軍が老朽化した情報・監視・偵察機(ISR)に見切りをつけたため、宇宙軍はその任務を引き受け遂行する方法を模索し、そのために必要な能力を定義することになった」と述べた。 5月17日に開かれた同研究所のウェビナーでは…
  13. カナダの次期潜水艦に「日本、韓国、スペイン」が競合

    米国、英国、オーストラリアが新型潜水艦(原子力)の建造に乗り出す中、カナダは最大12隻の通常動力型潜水艦の購入を検討していると報じられている。提案されている新型潜水艦は、2030年代に退役する予定のビクトリア級を置き換えるものだ。カナダ国防省の潜水艦の換装計画は15年周期であり、海外からの購入計画は2023年…
  14. 「F-16はゲームチェンジャーにはならない」米統合参謀本部議長が警告

    2023年5月23日、米統合参謀本部議長のミリー大将は「ウクライナ防衛会議」後の記者会見において、F-16はウクライナにとって「ゲームチェンジャーのような魔法の兵器」にはならないと警告した。しかし米国は、最近になりF-16をウクライナに供与する可能性を公表している。またNATO同盟国はウクライナパイロットの訓練を開始…
  15. ゼレンスキー大統領の欧州と日本訪問で更に強まる欧州のウクライナ支援

    ウクライナのゼレンスキー大統領は、2023年5月13日から15日にかけて自国への支援強化を目的にフランス、ドイツ、イタリア、イギリスを訪問。各国の首脳らと会談を行い、新たな防衛支援を得ることとなった。 13日のイタリア訪問では、メローニ首相、マッタレラ大統領と会談し、ローマ教皇フランシスコとも面会した。メロ…
ページ先頭へ戻る
読み込み中です