NSBT Japan

NSBT Japan Network for Security and Technology 日本安全保障ビジネス&テクノロジーズ
ー日本初、安全保障・セキュリティビジネスのポータルサイトー
  1. 【企業情報(契約)】独ラインメタル社が数百万ユーロ相当の35㎜弾を受注

    独ラインメタル(RHEINMETALL)社は5月28日、欧州各国から防空システム「スカイネックス」用の35㎜AHEAD弾[注]を総額数百万ユーロ(約数億円)分、受注したと発表した。これによって、ラインメタルは10万発に及ぶ同弾薬を製造することになる。 同社はこれによって、欧州における防空部門の高性能弾薬の開発と生産にお…
  2. 企業展示会 見聞録 ~NecTech Week 2024春~

    1 開催概要 (1)展示会概要 ・開催日:2024年5月22日 ~ 24日(訪問日は23日) ・会場:東京ビッグサイト ・出展品目:AI、ブロックチェーン、量子コンピュータの最新技術を活用した製品等。ソフトウェア、サービスだけではなく、ハードウェアも展示。(関連図1・2) (2)展示内容と所感 この展示会は、AI技…
  3. 【政府情報(ウクライナ支援)】スウェーデン政府がウクライナに早期警戒機の供与を発表

    5月29日、スウェーデン政府はウクライナに対する16回目の軍事支援パッケージを発表した。その中にはサーブ(Saab)製の早期警戒機「ASC 890」2機が含まれており、ウクライナの防空能力が飛躍的に向上すると期待されている。 「ASC 890」とはレーダーシステムErieyeのことを指す。スウェーデンでは小型旅客機「サーブ340…
  4. BAE、対妨害GPS砲弾を開発

    現代の戦場では、電磁スペクトル(周波数)を効果的に活用することが極めて重要である。米軍はロシアや中国などの高度な電子戦技術を持つ脅威に対抗するため、技術革新を進め、戦闘での優位性を確保しようとしている。 BAEシステムズは、電子戦(EW)影響下で使用できるGPS誘導砲弾キット(以下、LR-PGK)を開発した。L…
  5. 【企業情報(契約)】ボーイング、米空軍から75億ドルで誘導爆弾の受注契約を獲得

    米国防総省は5月24日、米空軍が無誘導爆弾に精密誘導能力を付加する「統合直接攻撃弾(JDAM)」[注]の転換キットを製造するために、米航空大手ボーイングにおよそ75億ドル(約1兆1,800億円)相当の契約を発注した、と明らかにした。 ボーイングはJDAMキットとその他のスペアパーツなどを、固定価格、無期限納入および…
  6. 【企業情報(契約)】米海兵隊がM72ロケットランチャーに新しいロケット弾を採用

    米海兵隊システムコマンドは2024年5月、Enclosure Munition社からM72LAWロケットランチャーの改良型を購入したと発表した。 この改良型はM72A8(対装甲弾)とM72A10(多目的対構造物弾)である。M72A8は従来のM72A7に代わるもので、装甲貫通力が向上している。M72A10は建造物の破壊に特化することで、小部隊の運用の幅…
  7. 韓国軍、軍施設内でのiPhone使用を全面禁止か

    韓国軍は、軍施設内でのiPhoneとスマートウェアラブル端末の全面禁止を検討していると、複数の情報筋が4月23日に明らかにした。音声録音による機密情報漏洩の懸念が高まっているためとのことだ。Korea Herald紙によると、韓国軍内での iPhone の使用禁止に関する決議は、忠清南道の陸軍、海軍、空軍の本部が開いた合同会議…
  8. 米陸軍が脳の認知ダメージ評価を開始

    米陸軍は、実戦あるいは訓練で受けたトラウマの影響と脳の健康状態を追跡するため、すべての新兵と士官候補生に対し、脳の認知評価(アセスメント)を実施すると発表した。 この脳の健康状態をチェックする計画は、2023年10月にメイン州ルイストンで発生した銃乱射事件が発端となっている。この事件では、陸軍予備役の…
  9. 【企業情報(開発)】ポーランドの防衛大手PGZ、欧州の戦車開発計画への参加意欲を示す

    ポーランド最大の国営防衛関連企業Polska Grupa Zbrojeniowa(PGZ)が、欧州の新型主力戦車開発計画(Main Ground Combat System:MGCS)[注]への参加を熱望していることがわかった。同地域の防衛産業界との連携を強める狙いがある。 PGZの子会社で同国陸軍の研究開発を専門とする機械設備開発研究センター(OBRUM)…
  10. 米陸軍特殊作戦部隊、ドローンコースを開設

    米陸軍特殊作戦部隊(SOF)は、ドローン操縦士を訓練し、指導者を育成するコースを始めている。このプログラムは、「ロボット工学と無人システム統合コース」(Robotics and Unmanned Systems Integration Course、RUSIC)と名付けられ、パイロット版は2023年度に始まり、本格的な最初のコースは2023年10月に開始された。…
  11. 【政府情報(開発)】米国防総省は「レプリケーター計画」に基づきインド太平洋軍にドローン配備が始まったことを表明

    低コストで高性能の自律型ドローンを大量にかつ、迅速に生産するという米国防総省の「レプリケーター(Replicator)計画」[注]は「実際の成果を生み出している」とキャスリーン・ヒックス国防副長官は5月23日の声明で述べた。「今月(5月)初めに、レプリケーター・システムの部隊への配送が始まった」ことも明かしてい…
  12. 軍用UGV、需要急増

    世界の軍用無人地上車両(以下、UGV)の需要は、2024年の6億6,800万ドル(約1,035億円)から年率約5.9%で成長し、2034年には累計で97億ドル(約1兆5,000億円)に達すると予測されている。 UGVの種類は戦闘用が33.7%と最も多く、情報・監視・偵察(ISR)用が26.7%、そして爆破物処理とその他を合わせて39.6%となって…
  13. 第1回 安全保障ビジネス参入フォーラム in 名古屋(開催概要)

    去る3月19日、NSBT Japanは中小企業庁「イノベーション・プロデューサー」トライアル実証事業者活動の一環として、「第1回安全保障ビジネス参入フォーラム」を名古屋にて開催した。当日は中小企業、自衛隊、メディア関係者などを中心に50名以上が参加。概要は以下のとおりである。 1. 開会挨拶 株式会社クライシスイ…
  14. AUKUS同盟国、実戦的潜水能力の開発進む

    「AUKUS」(オーストラリア・英国・米国)は、オーストラリアに対して原子力潜水艦の配備と人工知能や極超音速ミサイルの共同開発など、先端技術分野での協力を中心として安全保障関連の政策を推進している。潜水そのものに関する能力の開発が進められており、早ければ今年中に三国の海軍には、新しい能力がもたらされると…
  15. 【企業情報(開発)】ノースロップ・グラマンが日米迎撃ミサイル共同開発を支援

    2024年5月22日、ノースロップ・グラマン・コーポレーション(Northrop Grumman Corporation)は、極超音速ミサイルに対する防御能力を構築し、ミサイル防衛の抑止力を総合的に強化するための日米協力開発協定を支援すると発表した。 ノースロップ・グラマンの打ち上げロケット担当副社長であるMike Pinkston氏は「我々…
ページ先頭へ戻る
読み込み中です