NSBT Japan

NSBT Japan Network for Security and Technology 日本安全保障ビジネス&テクノロジーズ
ー日本初、安全保障・セキュリティビジネスのポータルサイトー
  1. 国連における人権の保障とイスラエル

    1 はじめに 2023年10月7日にハマスがイスラエルを襲撃し、多数の死者を出したことは記憶に新しい。その後イスラエルはガザ地区において迅速な反撃に出て、凄惨な状況が続いていることも日々ニュースで目にする通りである。イスラエルが10月7日に攻撃を受けたとはいえ、その後のイスラエルの対応は国際社会の非難を招き…
  2. シリーズ 新領域と技術 (3)将来の戦闘様相に影響を及ぼす技術と日本の防衛装備品の方向性 その2

    3 20年後に向け日本が目指すべき防衛力の方向性  現在の技術及び軍事の潮流、またグローバル・フューチャー・レポートで注目すべき技術を考慮しつつ、今後20年後に向けて日本が整備すべき防衛力は表2のとおりである。
  3. シリーズ 新領域と技術 (3)将来の戦闘様相に影響を及ぼす技術と日本の防衛装備品の方向性 その1

    1 はじめに 武力を伴う紛争(戦争を含む)は、技術の進展とともにその様相を変えてきた。特に第1次世界大戦では、航空機及び潜水艦の出現によりこれまで人類が経験したことのなかった新領域(空中、水中)での戦闘が始まった。また、戦車や毒ガス、機関銃、長距離砲等、これまでの戦闘様相を一変させる兵器が出現した。…
  4. 陸軍、無人型HIMARS発射装置を開発

    米陸軍が無人兵器である「自律型複数領域発射機(AML:Autonomous Multidomain Launcher)」を発表した。AMLが実用化されれば、大規模な戦力増強や兵士自身へのリスクなしに攻撃力のアップが見込まれるという。 M142 高機動ロケット砲システム(HIMARS)の派生型であるAMLは、少なくとも2019年から開発が進められており…
  5. 第2回安全保障ビジネス参入フォーラム(開催案内)

    NSBT Japanはこの度、3月の名古屋開催に続き第2回安全保障ビジネス参入フォーラムを大阪にて開催することになりました。
  6. 徘徊型兵器、兵器市場で存在感

    世界中の兵器市場において、徘徊型兵器が大きな注目を集めている。不安定な安全保障環境に加え、テクノロジーの進展が兵器の進化と需要の増大を引き起こしている。 徘徊型兵器とは、攻撃目的に利用されるドローンの一種である。特定のエリアを徘徊し、ターゲットを発見、あるいは地上からの指示を受けると敵に向かい自…
  7. 【企業情報(開発)】ラインメタル、次世代型ABV「ケイラーNG」を発表

    ドイツの防衛関連大手ラインメタル社は、6月17日~21日にフランス・パリで開催された国際装備展示会「EUROSATORY(ユーロサトリ)2024」において、次世代型の全装軌式装甲戦闘車両(ABV)[※1]「KEILER NEXT GENERATION(ケイラーNG)」を発表した。 「ケイラーNG」は地雷除去装置、ロケットを用いる地雷除去ラインチ…
  8. IAI(イスラエル)新型空中発射弾道ミサイルを発表

    イスラエル・エアロスペース・インダストリーズ(以下、IAI)は2024年6月6日、新型空中発射弾道ミサイル「エア ローラ」を発表した。このミサイルは、精密な長距離攻撃を迅速に行うことができ、イスラエル軍の作戦能力を向上させると言われている。 エア ローラの原型は、2020年にIAIが射程400kmの実射試験に成功した地…
  9. 2024年6月のDIMEレポート~その2:6月の主要事象~

    【6月の主要事象】 ※末尾の丸英字は、Ⓓ:外交、Ⓘ:情報、Ⓜ:軍事、Ⓔ:経済、Ⓣ:技術、Ⓟ:政治を意味する。 5月31日~6月1日 シャングリラ・ダイアログ(シンガポール)ⒹⓂ  31日 オースティン米国防長官と中国の董軍国防相が1年半ぶりに対面で会談Ⓜ 1日 日米韓防衛相会談。レーダー照射問題の再発防止策に合意し…
  10. 2024年6月のDIMEレポート~その1:6月の総括~

    6月の総括 早いもので今年も半分が過ぎた。6月には、シンガポール、イタリア、そしてスイスで注目される国際会議が相次いで開催された。 シンガポールでは米国を含むアジア太平洋地域の国防相などが参加する国際会議、シャングリラ・ダイアログが開催された。この機会をとらえて米中の国防相会談も対面で行われたが…
  11. 米空母が直面する多様な脅威とは?

    戦後から70年近くの間、米海軍の空母と艦載機である空母航空団 (CVW) は、米国の軍事力の象徴であり、海洋でのプレゼンス能力、及び世界規模での戦力投射能力を常に支えてきた。現在、米国は11隻の空母を運用しており、各々の空母に70 機以上の航空機を搭載。常時、これらの空母のうち2隻から4隻は海外に配備されている。 …
  12. 企業展示会 見聞録 ~第38回 画像センシング展2024~

    1 開催概要 (1)展示会概要 ・開催日:2024年6月12日 ~ 14日(訪問日は13日) ・会場:パシフィコ横浜  ・出展品目:カメラ/イメージセンサー、レンズ/フィルター、光源/照明、画像処理機器・伝送装置、画像記録・圧縮展開装置、計測・解析用機器等の画像関連製品のほか、AI/ディープラーニング、VR/AR/MR…
  13. ユーロサトリ2024の当座の印象

    6月半ばにパリ近郊で開催された世界最大級の陸上装備品展示会、ユーロサトリ2024をNSBT Japanのエグゼクティブ・ストラテジストとして初めて視察した。初日の17日から3日間、会場をくまなく探索し、興味あるカンファレンスにも顔を出してみた。 時期的には、ロシアによるウクライナ侵攻から2年半近くが経過し、依然戦争…
  14. 【企業情報(開発)】ハンガリーの銃器メーカー、新型機関銃「G224」と「G762」を発表

    ハンガリーの銃器メーカー「Gestamen Research & Development Ltd (Gestamen Arms=ゲスタメン・アームズ)」社は、6月17日~21日にフランス・パリで開催された国際装備展示会「EUROSATORY(ユーロサトリ)2024」で、新型機関銃「G224」と「G762」を発表した。 G224とG762は、それぞれ5.56×45mm弾と7.62×51mm弾を使用す…
  15. 新型エイブラムス戦車、設計開始

    米陸軍は2024年6月、ゼネラル・ダイナミクス・ランド・システムズ社(以下、ゼネラル・ダイナミクス社)と新型エイブラムス戦車に関する基本設計契約を締結した。新型エイブラムスは軽量化され、戦闘での残存性を高める様々な装備を搭載する予定である。この契約により今後、米陸軍はゼネラル・ダイナミクス社と協力し、新…
ページ先頭へ戻る
読み込み中です