NSBT Japan

NSBT Japan Network for Security and Technology 日本安全保障ビジネス&テクノロジーズ
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  1. 英、独陸軍新型榴弾砲導入を計画

    英国のスナク首相とドイツのショルツ首相は2024年4月23日、クラウス・マッファイ・ウェグマン社(KMW)が開発中の155㎜遠隔操作自走榴弾砲(以下、RCH155)に関して、両国の協力についての共同発表を行った。 英陸軍は、新型火砲の要求性能を満たすためにRCH155を選択した。この榴弾砲は、ボクサー戦闘装甲車(8×8輪)…
  2. 企業展示会 見聞録 ~ワイヤレスジャパン 2024 × ワイヤレス・テクノロジー・パーク(WTP)2024~

    1 開催概要 (1)展示会概要 ・開催日:2024年5月29日 ~ 31日(訪問日は30日) ・会場:東京ビッグサイト  ・出展品目:近距離無線ネットワーク関連(Wi-Fi、Bluetooth、ZigBee、Matter、Wi-SUN、Z-Waveなど)、広域無線ネットワーク関連(5G/ローカル5G、Sigfox、LoRa、ZETA、ELTRES、衛星通信/HAPSなど)、Io…
  3. フランス出張レポート:Photonis往訪

    6月14日(パリ時間)、NSBT Japanの磯部晃一エグゼクティブ・ストラテジスト、時藤和夫ストラテジスト他4名は、仏ブリーヴ=ラ=ガイヤルドにある仏Photonis社の工場を往訪し、工場関係者から同社についての会社説明を受け、その後、工場内を視察、対談を行った。
  4. 【企業情報(開発)】韓ハンファシステム、UAV用AESAレーダー開発へ

    韓国国防省傘下の国防科学研究所(ADD)は、無人航空機(UAV)用アクティブ電子スキャンアレイ(AESA)レーダー[※1]の開発プロジェクトにおける優先交渉権者として韓国防衛大手ハンファシステム社を選定した。 ハンファシステム社は6月11日、同プロジェクトの下で4.5世代戦闘機「KF-21」[※2]とともに運用されるUAV…
  5. 米海兵隊、対ドローン念頭にシステム開発

    米海兵隊はドローンへの対策を主眼に、能力の近代化・システム開発を行っている。米海兵隊の陸上システム開発部門のチーフであるステファン・ボードレン(Stephen Bowdren)氏によれば、米海兵隊はドローン対策を念頭に、既存の技術・装備を活用した新たな運用システムの構築を目指しているという。 対ドローンシステム…
  6. フランス出張レポート:Elynxo往訪

    6月13日(パリ時間)、NSBT Japanの磯部晃一エグゼクティブ・ストラテジスト、時藤和夫ストラテジスト他4名は、フランス・パリ近郊のレ・ジュリスに拠点を置くオプトロニクス機器の設計、製造、メンテナンスを専門とする「Elynxo」社のオプトロニクスセンターを往訪し、同社のセールス・マネージャーと対談したのち、同社C…
  7. オーストラリア海軍、無人システムに期待を寄せる

    数多くの前方配備型無人水中システムは「金がかからない核抑止力となるかもしれない」とオーストラリア海軍の戦争技術革新局長であるアダム・アリカ大佐は語る。ハドソン研究所のオンラインイベントにて、アリカ大佐はこれらのシステムについて「インド太平洋作戦で必ず問題となる長距離移動を手助けしてくれる。抑止力を…
  8. 【企業情報(開設)】独ラインメタル、ウクライナに戦闘車両の整備拠点を開設

    独防衛大手ラインメタルは6月11日、ドイツがウクライナに供与した戦闘車両の整備・修理拠点をウクライナ西部に開設したことを以下のように公表した。 「2023年10月に設立されたラインメタルとウクライナの国営軍事企業、ウクルオボロンプロム(Ukroboronprom)の合弁会社ラインメタル・ウクライナ・ディフェンス・イン…
  9. 米国、ミサイル追跡に大きな進歩

    コロラド州コロラドスプリングにある米国宇宙開発局(SDA:Space Development Agency)では、ミサイル発射の追跡を目的としたミサイル探知衛星群への期待が高まっている。 スペースX社とL3ハリス・テクノロジーズ社によって製造され、昨年3回に分けて打ち上げられた8機の宇宙船は、いわゆるTranche 0 Tracking Layerを…
  10. ノースロップ・グラマン社、新型多目的ミサイルを開発

    アイランドホッピング(島しょ移動作戦)、マルチドメイン作戦、輸送可能な可搬兵器は、太平洋戦域における海兵隊の重要な作戦コンセプトである。 2020年に発表された「海兵隊戦力設計2030」では、南シナ海や太平洋沿岸部で島しょを素早く移動しながら長距離兵器を使って敵を撃破する「スタンドイン」部隊の編成を求め…
  11. 【企業情報(契約)】トルコの防衛大手STM、マレーシア海軍向けにコルベット3隻を建造へ

    トルコの防衛大手STM(Savunma Teknolojileri Mühendislik ve Ticaret A.Ş.)社は6月10日、マレーシア海軍の「沿岸任務艦バッチ2(Littoral Mission Ship Batch 2:以下、LMSB2)」計画において、同軍向けに3隻のアダ級コルベット[※]を建造することを以下のように公表した。 「STM社はLMSB2計画の主契約者として、設…
  12. 米海兵隊、2028年までに補給用ドローンを配備

    米海兵隊は2024年4月30日、「2028年までに、すべての兵站大隊に補給用のドローンを配備する予定である」と発表した。配備されるドローンは戦術補給無人航空機システム(TRUAS)で、各大隊には3〜6機を導入する見込みである。 TRUASはTRV-150Cとも呼ばれ、150ポンド(約68kg)の物資を9マイル(約14.5km)まで運ぶことが…
  13. 【企業情報(契約)】ノースロップ、ケムリング子会社と高性能爆薬の長期供給契約を締結

    米防衛大手ノースロップ・グラマンは6月7日、同社のミサイル製造拠点における弾頭製造をサポートするため、英ケムリングの子会社でノルウェーを拠点とする特殊化学品会社「ケムリング・ノーベル社(Chemring Nobel AS)」と、HMX[※]として知られる高性能爆薬の長期調達契約を締結したことを次のように発表した。 「…
  14. インド、月面試料採取計画を発表

    2023年8月にインドの無人月探査機「チャンドラヤーン3号」が、月面の南極域に着陸した。月面着陸に成功した国としては、旧ソ連、米国、中国に次ぐ4カ国目で、南極付近での着陸は世界初である。 2024年になり、インド宇宙研究機構(ISRO)は月探査の4番目のミッションとして、月面の試料採取を計画している。今回は複数…
  15. 【企業情報(業績)】英防衛機器メーカー「ケムリング」社が史上最高の受注高を記録

    英国を拠点とする防衛機器に関するテクノロジーソリューション企業「ケムリング(Chemring)」社[※]が、2024年4月30日までの6か月間の中間決算を発表したところ、過去最高の受注残を記録し、長期見通しは良好であるとのことであった。 受注高は3億4,500万ポンド(約687億円)、受注残は10億4,100万ポンド(約2,072億…
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