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NSBT Japan Network for Security and Technology 日本安全保障ビジネス&テクノロジーズ
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  1. 中国、J-20能力向上を計画

    米国防総省の調査によると、中国人民解放軍は米空軍戦闘機F-22に対抗してJ-20戦闘機の能力向上を計画している。この能力向上では、米空軍が現在進めている計画と類似した、有人機と無人機が共同で作戦を行う機能付加も進行中だ。 これは毎年発行されるChina Military Power Reportの中で明らかにされた。国防総省は報告…
  2. 米豪、南太平洋海底ケーブル敷設で合意

    アメリカ政府とオーストラリア政府の主導により、グーグルとマイクロソフトは南太平洋の島々を結ぶ海底ケーブルを新たに敷設することを決定した。背景には同地域をめぐる米中の勢力圏争いがあるとみられる。 同地域のケーブル事業には中国政府とファーウェイが既に進出している。米豪による今回の決定はそれに対抗し、…
  3. 米宇宙軍、インド企業と宇宙技術で協力へ

    2023年10月26日、米国空軍研究所(以下 AFRL)は米宇宙軍とインドの2つのスタートアップと新たな研究開発の契約を結んだことを発表した。契約は宇宙領域の認識に使用されるデュアルユースAIを開発する「114AI」社と、画像センサーやコンピュータチップなどを開発する「3rd I tech」社との間で行われた。   この契約は、…
  4. 韓国製火砲、世界シェアのトップとなる

    2023年10月18日、ソウルで開催された国際航空宇宙・防衛展示会(SEOUL ADEX)2023において、韓国軍はハンファ・エアロスペース社のK9サンダー155㎜自走榴弾砲(以下 K9サンダー)及びK10弾薬運搬車をメイン会場に展示した。SEOUL ADEX 2023は、K9サンダーが世界の軍用火砲の中で最高性能の自走砲の一つであることを示す絶…
  5. 米海軍、HII社と無人潜水機購入契約を締結

    HII(Huntington Ingalls Industries)社は2023年10月11日、米海軍のライオンフィッシュプログラム向けに小型無人潜水機(SUUV:Small Unmanned Undersea Vehicle)を9機納入する契約を締結したと発表。今後5年間で最大200機を納入するオプションも付いており、契約金額は3億4,700万ドル(約520億円)相当である。米海軍の…
  6. 米宇宙軍、商用衛星活用計画を策定

    米宇宙軍は、危機の際に商業衛星を活用する計画を発表した。今回、フランク・ケンドール空軍長官によって承認された計画には、宇宙軍が紛争時に衛星画像や通信を含む民間能力の活用について記述されている。 宇宙軍の取得部門であるスペース・システムズ・コマンド(Space Systems Command)は2022年、商用増強宇宙備蓄…
  7. ブラジル、原子力潜水艦を建造開始

    ブラジル海軍は2023年10月、原子力潜水艦の建造を開始した。この計画はPROSUB計画と命名されており、スコルペヌ級潜水艦4隻を含む計5隻の潜水艦が建造される。部分的にフランスが参加するものの、ほぼブラジル国産の潜水艦となる見込みだ。これはブラジルあるいは南米の海軍にとって歴史的な転換点になるとみられる。 P…
  8. 2023年10月のDIMEレポート

    1日 23年度下半期がスタート、各種値上げ 4,500品目以上の食品、郵便料金・振込手数料・電気料金・ガス料金なども値上げ 3日 マッカーシー米下院議長の罷免決議を史上初めて可決 (賛成216票、反対210票、棄権7票) 4日 日米防衛相会談(ワシントン)    「トマホーク」取得時期を2025年度に1年前倒しすることで一…
  9. 米豪、衛星分野の協定を締結

    アメリカとオーストラリアは2023年10月26日、両国の宇宙協力を深化させる技術保護に関する協定(Technology Safeguards Agreement, TSA)の締結を決定した。発効は2024年中とみられている。この協定により、アメリカ企業はオーストラリアの発射場を利用して打ち上げを行うことができるようになる。 同協定はオーストラ…
  10. 米陸軍の自律型戦闘車両、4社が試作機を発表

    2023年10月9~11日にワシントンで開催された米陸軍協会会議(AUSA:Association of the United States Army)にて、米陸軍のロボット戦闘車両(RCV : Robotic Combat Vehicle)プログラムで争っている4社の試作機が展示された。争っているのはMcQ、Textron Systems、General Dynamics Land Systems、Oshkosh Defenseの4社…
  11. 英海軍、ドローンの空母運用試験を開始

    米国航空機メーカーのジェネラル・アトミックス・エアロノーティカル・システムズ(General Atomics Aeronautical Systems, GA-ASI)社は、英海軍空母プリンス・オブ・ウェールズ(Prince of Wales)上でドローンの発着艦試験の実施を目指している。同社はモハベ(General Atomics Mojave)という短距離離発着が可能な無人…
  12. 宇宙ゴミ衝突回避システムが開発助成金獲得

    米国のベンチャー企業ガーディアン・サット社は2023年10月12日、宇宙空間での宇宙ゴミとの衝突から人工衛星を保護する同社の技術を発展させるため、全米科学財団(NSF)のAmerica's Seed Fundから約27万3千ドル(約4,095万円)相当の助成金を獲得したと発表。America's Seed Fundは、有望なベンチャー企業に年間最大2億ドル(…
  13. ボーイング社、3Dプリンターの部品製造開始

    ボーイング社は、2024年から3DプリンターによりAH-64アパッチヘリコプター(以下AH-64)の部品を試験的に製造することを発表した。この試みは部品調達の待ち時間を改善し、サプライチェーン全体の効率向上に貢献できる可能性がある。 2023年10月、米陸軍年次総会においてボーイング社と米応用科学技術研究機関(以下AST…
  14. 米宇宙企業界、宇宙空間の脆弱性に警鐘

    米国の宇宙サイバーセキュリティ関連の業界団体であるスペースISAC(Space ISAC)は、人工衛星が宇宙空間で直面する危険な状況に警鐘を鳴らしている。同団体が強調するのはサイバー攻撃のみならず、対衛星兵器や宇宙空間の自然条件に由来するリスクである。 衛星通信はデジタル経済の基盤であり、日常生活に必要不可欠…
  15. ロシア衛星、西側衛星に接近

    カリフォルニアのスタートアップであるスリングショット・エアロスペース(Slingshot Aerospace)は、ロシアの人工衛星が意図的に西側の衛星に接近していることを観測した。米国をはじめ西側の運用者の間では情報漏洩などの懸念が広がっている。 接近したロシアの衛星は、ルーチ(Luch-5X)あるいはオリンプK(Olymp-K-…
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