NSBT Japan

NSBT Japan Network for Security and Technology 日本安全保障ビジネス&テクノロジーズ
ー日本初、安全保障・セキュリティビジネスのポータルサイトー
  1. オーストリアC-130の後継にエンブラエル社のC-390を選択

    オーストリアは老朽化した戦術輸送機C-130ハーキュリーズの後継機として、エンブラエル社のC-390ミレニアムを選定した。 オーストリアのクラウディア・タナー国防相は、C-390ミレニアムを4機購入する予定であり、オランダとの共同発注も検討していると述べた。新型ジェット機の発注は2024年前半に契約する予定だとして…
  2. 韓国製無人機、米国の海外比較試験に選ばれる

    韓国のハンファ・エアロスペース社が自社開発した多目的無人機「Arion-SMET」が、ハワイ・オアフ島にある米海兵隊訓練センターにて、2023年12月上旬に性能試験を受けることになった。試験は3週間に及ぶ予定だ。ハンファ・エアロスペース社は9月14日、米国国防総省と海外比較試験(FCT)に関する契約を締結したと発表。韓国…
  3. 生成AIの軍事利用の可能性

    生成AIは今や人間と同等、あるいはそれ以上の思考・判断力を備えていると言われている。最適な旅行の計画立案、今日の夕食に何を食べるべきかといったことは、チャットボットが解決できるようになった。軍事領域においても、このAI技術の積極的活用へと向かう潮流があるが、軍事における生成AI活用の課題は何であろうか。 …
  4. 2023年9月のDIMEレポート

    1日 関東大震災から100年 防災の日 2日頃 中国公表地図 東南アジアで反発、印も係争地巡り抗議。 (中国自然資源省が8月28日に公表した新たな地図が波紋。8月31日、中国外務省記者会見で「南シナ海問題に関する中国の立場は一貫し明確である。関係者が客観的で理性的に対応することを望む」と。これに関係国が反発) …
  5. MQ-9を小型ドローンの「搭載母機」に

    アメリカ空軍特殊作戦コマンドは、将来的にMQ-9リーパー(MQ-9 Reaper)無人攻撃機を小型の無人航空機システムの「搭載母機」として、小型ドローンの拠点とすることを計画している。現在はドローンの販売元と共同で、どのようにしてネットワークを構築するか、どれほどの広さのネットワークを構築できるかを検証していると…
  6. 宇宙ミサイル防衛シンポジウム「対小型無人航空機能力」

    1. はじめに 本報告は、米国の国家安全保障関連の会合として、2023年8月7日~10日にアラバマ州のハンツビル市で開催された「宇宙ミサイル防衛(SMD)シンポジウム」における「対小型無人機能力(CUAS)の構築」に関する発表内容をまとめたものである。 2. 統合対小型無人航空機システム局 この発表は、統合対小型無人…
  7. インド陸軍、ロボット軍用犬を発表

    インド陸軍は、MULE(Multi-Utility Legged Equipment)と呼ばれる4本足の軍用ロボット犬を発表。  2023年9月11日から13日まで、インド北部のジャンムーでノーステックシンポジウム2023が開催された。これはインド陸軍北部軍における作戦上の課題への対処と、インド軍の最先端装備の調達に特化したシンポジウムである…
  8. 中国、宇宙状況認識のため新基地設立

    中国人民解放軍(PLA)戦略支援軍(SSF)は、軍の宇宙状況認識(SSA)のニーズに適合する新しい基地を設立した。 PLASSFは2015年に中国が軍の大幅改革に着手した際に5番目の支部として創設され、宇宙、サイバースペース、情報戦、心理戦など、PLA全体に分散していた数多くの戦略的機能と能力を統合する任務を負っている…
  9. 米軍「量子時計」を開発へ

    米軍は現在、誤差精度ナノ秒レベルの「量子時計」の開発に取り組んでいる。量子時計は、現在主に精密な計測に用いられている原子時計を超える誤差精度を有しており、この研究開発は軍のデジタル能力をさらに向上させようとする試みだ。    現在一般的に利用されている原子時計は、精密な時刻計算や時刻同期のために用…
  10. 米国、ウクライナへ劣化ウラン弾を供与

    米国は2023年9月6日、10億ドル(約1,470億円)に及ぶ追加軍事支援の一環として、ウクライナへ劣化ウラン弾を供給すると発表。この弾薬は米国製エイブラムス戦車から発射でき、第一弾が先日ウクライナへ到着したところだ。しかし、劣化ウラン弾の供与に関しては物議を醸している。 核燃料や兵器を製造する過程で、核分裂…
  11. 韓国、武器輸出を急速に強化

    韓国の防衛関連輸出が急増している。2021年には金額にして70億ドル(約1兆420億円)だったのが、2022年には倍以上の170億ドル(約2兆5,300億円)へと増加した。韓国製兵器の性能はアメリカ、イギリス、ロシアといった国々に引けを取らない水準にあるとされている。従来はそれほど大きくなかった輸出の規模も近年急激に増加…
  12. 韓国、300kW級レーザー兵器開発計画を発表

    韓国の国防調達計画庁(DAPA)は2023年9月7日、300kW級のレーザー兵器を開発する計画を発表。大型無人航空機、ロケットランチャー、亜音速誘導ミサイルの迎撃を目的としており、2024年の運用開始を予定している。 レーザー兵器は光速度で標的に到達し、レーザー出力範囲内であれば到達移動距離の補正も不要である。標的…
  13. 英国、ミサイル発射可能なドローン発表

    英国陸軍はレーザー誘導ミサイルを発射できるジェットエンジンのドローンを発表。このヒドラ(Hydra) 400と呼ばれる無人航空機(UAV)は、ロンドンで開催された展示会DSEI2023(Defence and Security Equipment International)で紹介された。 防衛省によると、この最新鋭機は、ミリ波レーダーとセミアクティブ・レーザ…
  14. 米産業政策の在り方について議論

    安全保障上の懸念に対処するため、産業政策の在り方が盛んに議論されている。「産業政策」とは、特定の産業、企業、経済活動に働きかけることで、政府が経済を主体的に形成する動きのことをいう。近年は経済安全保障の観点から軍事に関連する幅広い産業に政府が関与する動きが広がっており、同時に産業政策の望ましい在り…
  15. エストニアとラトビア、ドイツ製防空システムを購入

    アメリカの安全保障および防衛ニュース出版社であるDefense Postは2023年9月12日、ドイツ・ローテンバッハにあるディール防衛開発センターにて共同契約の調印式が行われ、エストニアとラトビアがドイツ製防空システム「IRIS-T SLM」を購入したと報じた。 今回エストニアとラトビアが共同で購入したのは、ディール・ディ…
ページ先頭へ戻る
読み込み中です