NSBT Japan

NSBT Japan Network for Security and Technology 日本安全保障ビジネス&テクノロジーズ
ー日本初、安全保障・セキュリティビジネスのポータルサイトー
  1. 韓国、K2戦車の第4生産150両を承認

    韓国防衛事業庁は2023年5月、第154回防衛事業推進委員会にて「K2戦車4次量産計画案」と「航空統制機2次事業購買計画案」を議決し、これを承認したことを8月25日に発表。K2戦車の第4量産計画では2024~28年にかけて、1兆9,400億ウォン(約2,134億円)で150両が量産される予定だ。 ブラックパンサーの愛称で知られるK2戦…
  2. デジタル技術による戦闘機設計の課題

    アメリカでは次世代制空戦闘機の開発が進められている。第6世代戦闘機には、最新のアダプティブエンジンや航空機に随伴する自立型ドローンといった技術が導入される予定だ。もしこれが当初の予定通りに開発されれば、中国との戦争に対する備えとして非常に効果的となる。しかし他方で、設計、製造に活用されているデジタル…
  3. インド、ドローンに中国製部品の使用禁止

    ロイターの調査によると、インド政府は数カ月前から国内の軍用ドローンメーカーに対し、中国製部品の使用禁止を伝えている。この措置は、クワッド型、長距離飛行型、自律式など様々な軍用ドローンの自国開発を推進している中で決定されたものだ。インドの安全保障担当者は、中国製の制御装置、カメラ、無線通信、ソフトウ…
  4. 米宇宙軍「ビクタス・ヘイズ」を開始

    米国防総省の国防イノベーションユニット(Defense Innovation Unit, DIU)は宇宙関連の企業に対し、ビクタス・ヘイズ(Victus Haze)という宇宙ミッションへの入札を呼びかけている。これは地上のステーション、発射能力、衛星の統合により、指令から24時間以内の衛星の発射、48時間以内に軌道へ到達することを目標とした…
  5. ウクライナが採用した最新の地雷探知技術

    最近あるSNSで、ウクライナ国内に敷設されたロシア軍の地雷を発見する画期的な方法が紹介された。ドローンに搭載された赤外線カメラで、日中に蓄熱され高温になった地雷を外気温が低下する夕方に撮影し、放熱している地雷を探知する方法である。この方法はこれまでも提案されていたが、実際にウクライナ国内で実施され、…
  6. 米軍の電子戦妨害装置開発、順調に進展

    米軍は電子戦妨害装置の試験と結果の検証を行い、暫定的なフィードバックの結果は望ましいものであったと発表した。近年のテクノロジーの発達を背景に各国が電子戦能力の向上を目指しており、米軍も開発を加速させている。  米軍は、メリーランド州アバディーンで多機能電子戦装置エアラージ(Multi-Function Electron…
  7. イラン、新型無人機「モハジェル10」を公開

    イランは国防産業の日にあたる2023年8月22日、式典にてエブラヒム・ライシ大統領の前で新型無人機「モハジェル10」を公開した。 モハジェル10は航続距離2,000km(1,240マイル)、最高速度210km/h(約113.4ノット)で飛行し、最大24時間の飛行持続時間を持つ。高度7km(約22,966フィート)まで上昇可能で、450リットルの…
  8. MQ-9通信衛星による完全制御成功

    米空軍はMQ-9「リーパー(Reaper)」運用に関し、飛行中に加え離着陸も含めた通信衛星の活用を本格的に始めている。2023年7月14日から7月24日に米国ノースダコタ州のグランドフォークス(Grand Forks)空軍基地で実施されたMQ-9の運用訓練「ACEグランドウォーリアー(ACE Grand Warrior)」では初めて、飛行中のみならず離…
  9. カナダ、エアバスと空中給油機9機の契約締結

    カナダ国防省は2023年7月25日、空中給油機の近代化のため、エアバス社と約27億ドル(約3,840億円)の契約を締結したと発表した。  この契約は、多目的空中給油機A330 MRTT新造機4機と、中古の旅客機A330-200型5機の軍事転用を対象としている。中古機のうち4機は給油機として使用され、5機目は政府高官らの輸送に使われ…
  10. 中国人民解放軍、AI利用で軍事力を一層強化か

    中国人民解放軍は、人工知能(AI)を利用することで軍事力のさらなる強化を目指している。既に中国のAI関連の研究は世界最高レベルで、分野によってはアメリカを追い越している可能性も否定できない。AIが戦争を一変させるのはもはや時間の問題であり、中国軍は他国に先んじることで軍事的優位に立とうとしている。  …
  11. 米・英・豪、早期警戒機共有化の狙い

    Air & Space Forces誌によると、米・英・豪の空軍参謀長は、相互運用可能な早期警戒機(E-7ウェッジテール)の飛行隊を新編し、共同で維持、運営することに合意した。   3か国の空軍は、重複する調達要求やそれに起因する設計の差異を最小限に抑え、装備化を加速させる予定である。3か国共に現用の早期警戒機の退役が迫…
  12. インドのエンジン開発、パートナーにフランス企業

    インドのナレンドラ・モディ首相は、2023年7月14日のフランス革命記念日祝賀会に主賓としてエマニュエル・マクロン大統領に招待された。これに先立ち、フランス海軍のラファール戦闘機26機とスコルペヌ級潜水艦3隻の購入に合意。またマクロン大統領はフランスの防衛大手企業であるサフラン社に対し、インドの双発先進多用…
  13. 2023年8月のDIMEレポート

    今後、当該月に生起した安全保障関連事象を「DIMEレポート」と題して紹介してまいります。DIMEとは国家戦略を策定する際に考慮される4つの要件、すなわち、外交(Diplomacy)、情報(Information)、軍事(Military)および経済(Economy)の頭文字をとったものです。DIMEに関連する事象を網羅的に取り上げることにより、…
  14. インドの無人探査機、月南極に着陸成功

    2023年8月23日、インド宇宙研究機関(ISRO)が打上げた無人月面探査機「チャンドラヤーン3号」が、世界初となる月南極の着陸に成功した。チャンドラヤーン3号の着陸機「ヴィクラム」は、予定通り8月23日午後6時4分(インド標準時)に軟着陸した。月面への探査機着陸は、米国、旧ソ連、中国に続き4カ国目となる。  この…
  15. NSBT Japanエグゼクティブ・ストラテジスト就任のご挨拶

    このたび、NSBT Japanが目指す「安全保障・セキュリティビジネスで日本を、そして世界を繋ぐ」との趣旨に賛同し、NSBT Japanのエグゼクティブ・ストラテジストに就任した磯部晃一でございます。
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