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ロシア、新型ドローン開発
ロシアによるウクライナ侵略が17カ月目に入っているが、最近ロシア軍は徘徊型ドローンによる攻撃を強化している。ウクライナ軍によると、この徘徊型ドローンは4枚翼2組を持つ灰色の筒で、「ランセット・ドローン」と呼ばれているようだ。親ロシア派のSNSチャンネルでは、このドローンで破壊された貴重な供与兵器レオパルド… -
BAEシステムズ、韓国と機雷処理契約締結
2023年6月12日、英国のBAEシステムズは韓国航空宇宙産業(KAI)と韓国海軍に対し、無人機雷処理システム「アーチャーフィッシュ(Archerfish)」およびエンジニアリングの専門知識とサポートを提供する740万ポンド(13億3,200万円)の契約を締結したと発表。この契約に基づき、BAEシステムズは軽量のランチャーや、航空機… -
ロシア、ドローン生産能力強化へ
ロシアはウクライナ侵略においてドローンの重要性を理解しており、その不足を生産・調達能力の強化によって解消しようとしている。 米国のシンクタンクである海軍分析センター(Center for Naval Analyses)によれば、ロシアはドローンを情報・監視・偵察(ISR)目的に加えて攻撃用途にも用いており、その重要性を認… -
イスラエル、メルカバ戦車売却予定
イスラエルは、欧州を含む2カ国に自国製のメルカバ戦車を売却する方向で交渉中である。防衛協力輸出庁(SIBAT)のヤイル・クラス局長は「イスラエル国防軍の余剰装備の売却を進めている。世界中で軍事装備が不足しているが、自国で兵器を生産できる国はほんの僅かだ」と指摘した。同氏は「多くの欧州諸国がウクライナに数… -
モスクワへのドローン攻撃が多発
2023年7月4日早朝、モスクワ郊外で5機のドローンを撃墜したとロシア当局が発表。モスクワの主要空港の1つである南部のヴンコヴォ空港は、安全対策のため午前5時から午前8時まで運航停止となった。 この攻撃による死傷者や被害はなかったが、少なくとも今年に入って3件目のドローン事件となる。ウクライナ軍の攻撃は徐… -
米国防総省、ロケット海上発射台に投資
米国防総省の国家安全保障イノベーションキャピタルプログラム(NSIC)は2023年6月23日、広範な分野から選出した17のスタートアップ企業に対し、総額3,500万ドル(約50億円)の資金提供を行った。国家安全保障イノベーションキャピタルプログラム(NSIC)は2019年、国家安全保障に関連する先端技術を有する新興企業の資金… -
懸念すべきロシアの核依存
プーチンの私兵とも表現されるロシアの民間軍事会社ワグネルが、2023年6月24日に反乱を起こした。ロシア軍によるワグネル解体の動きに抗議するためであると言われている。この反乱で浮き彫りになったのが、プーチン政権の脆弱さだ。ウクライナ国防情報局の報道官であるアンドリュー・ユソフ氏は「ロシア国内の対立はプーチ… -
ロシアと戦うために編成されたフィンランド軍
フィンランドは2023年4月4日、申請から約1年の歳月を経て31番目の加盟国としてNATOへ正式に加盟した。これは、2022年2月に発生したロシア軍によるウクライナ侵攻に触発されたものとされている。フィンランドの加盟により、NATOはロシアの侵略に対する防衛を主要な任務とする軍事力を新たに手にしたことになる。そして今後… -
米宇宙軍、GPS次世代システムを延期
レイセオン社のGPS次世代運用システム(OCX)の導入(ブロック3)が、2023年末までに完了しない見込みであると発表された。当初は2023年1月に導入される予定であったが、システムに欠陥が見つかり計画の変更が必要となっている。2023年6月8日の会計検査院の報告書によると、延期によりシステムの稼働は来春以降になる予… -
ワグネル、反乱後もアフリカでの活動継続
ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は2023年6月27日、「エフゲニー・プリゴジン氏が起こした反乱の後も、マリ共和国と中央アフリカ共和国において、民間軍事会社ワグネルによる軍事支援活動を継続する」とロシア国営テレビRTのインタビューで述べた。 プリゴジン氏は同月24日、プーチン政権に対し反乱を起こし、ロシア南部… -
中国、再利用ロケットを2024年までに開発完了へ
中国の民間ロケット会社「天兵科技」は、米国スペースX社の「ファルコン9」に匹敵する再利用ロケットの打上げを計画している。2022年6月25日付「上海オブザーバー」誌は、天兵科技の主任設計者である劉星龍(リュー・セイリュー)氏が2024年5月に再利用ロケットの打上げを予定していると報じた。 天兵科技が開発中の… -
ペトリオットを凌駕するロシアの対空システム「S-350 ヴィーチャシ」
ロシア軍はウクライナ軍との戦いにおいて、対空システム「S-350 ヴィーチャシ」を導入している。ロシアの国内報道によると、実戦において初めてオペレーターの操作無しでウクライナ軍航空機を捜索、追尾、さらには撃墜まで行ったという。この対空システムは戦闘情報と空域情報の取得もシステムが自動的に行うため、兵士の… -
日本、2万トン級の新型イージス艦を建造予定
政府関係者によると、防衛省は弾道ミサイル防衛(BMD)用の新型イージス艦2隻の建造を提案している。この新型艦は戦後日本の艦船として最大級となる予定だ。 防衛省は2022年、新型イージス艦2隻の設計とエンジンにかかる費用を予算未確定の要求項目として提出した。最大級の新型イージス艦の建造は、2020年に防衛省が… -
中国の核弾頭保有数が400発を超える
世界における核保有国は、イギリス・中国・フランス・インド・イスラエル・北朝鮮・パキスタン・ロシア・アメリカの9か国に上る。ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)によると、2023年初めの核弾頭合計数は2022年初めの12,710基から12,512基に減少していた。しかし「潜在的な使用のための軍事保管庫」にある核弾頭の数… -
フランス海軍、海上でのHELMA-Pレーザーシステム試験に成功
<HELMA-Pレーザーシステムの実証試験> フランス海軍は2023年6月12日から14日の3日間にわたって、ホライズン級防空駆逐艦フォルバン(D620)に搭載されたHELMA-Pレーザーシステムの実証試験を実施し、成功したと発表した。この実証試験には、フランス国防調達庁(DGA)、フランス海軍とフランスのレーザー機器メーカー…