NSBT Japan

NSBT Japan Network for Security and Technology 日本安全保障ビジネス&テクノロジーズ
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  1. カナダの次期潜水艦に「日本、韓国、スペイン」が競合

    米国、英国、オーストラリアが新型潜水艦(原子力)の建造に乗り出す中、カナダは最大12隻の通常動力型潜水艦の購入を検討していると報じられている。提案されている新型潜水艦は、2030年代に退役する予定のビクトリア級を置き換えるものだ。カナダ国防省の潜水艦の換装計画は15年周期であり、海外からの購入計画は2023年…
  2. 中東情勢に大きな影響を及ぼすサウジアラビア

    サウジアラビアは中東情勢に大きな影響を及ぼしている。世界第5位の軍事支出を誇り、日本の最大の原油輸入相手国であるサウジアラビアは中東諸国との関係を大きく変化させている。  サウジアラビアの軍事支出の拡大が中東全体の軍事支出を底上げしている。ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)が2023年3月に発表した…
  3. 欧米の兵器用部品を輸入し続けるロシアの実態

    2023年4月末、米国と欧州連合(EU)の貿易管理局は「数百万ドル相当の禁止技術が、経済制裁の隙をついてロシア領内に流入している」との報告を発表した。特に、アルメニア、カザフスタンなどを通じてロシアに販売されている半導体や電子部品の急増に注目している。ウクライナを攻撃している巡航ミサイルなどの部品に不可欠…
  4. ポーランド、韓国の新戦闘機KF-21共同開発を検討

    <ポーランド、KF-21の開発に参加か?>  ポーランドと韓国の防衛協力の深化に向け、ポーランド政府は韓国のポラメ(KF-21)戦闘機開発計画への参加を検討していることが明らかになった。韓国航空宇宙産業(KAI)が主導で開発するKF-21は、高度アビオニクスシステムを備えた4.5世代戦闘機として世界が注目している。 …
  5. ウクライナ軍、反攻作戦開始の予兆

    <ウクライナ軍司令官の情報操作>  ウクライナ軍司令官(ヴァレリー・ザルツィーニ大将)は、巧妙なプロパガンダによって、ウクライナ軍の反攻が間近に迫っているという憶測を拡大させている。   ザルツィーニ大将がSNSに発信した動画には、ウクライナ軍が訓練し明らかに戦闘準備をしている様子が写し出されている。…
  6. 何故、NATOは日本に連絡事務所を開設するのか

    2023年5月10日、外国メディアとのインタビューにおいて、林外務大臣は、日本にアジアで初めてのNATO連絡事務所(NATO Liaison Office: NLO)が開設されることを認めた 。その理由として、林大臣は、「ロシアによるウクライナ侵攻以来、世界がより不安定になっている」ことを挙げた。しかし、果たしてNATOも同様の考えに基…
  7. ウクライナ侵略で高まるロシアの核脅威

    ロシアの核の脅威増大に伴い、欧州における核抑止政策の重要性は高まっており、西側諸国のウクライナへの支援拡大を難しくする恐れがある。  NATO(北大西洋条約機構)は防衛態勢の整備にあたり、核抑止政策を今後も重視する姿勢を示している。現在、NATOは核抑止政策の概要を説明するウェブページを公開。本ページでN…
  8. 「F-16はゲームチェンジャーにはならない」米統合参謀本部議長が警告

    2023年5月23日、米統合参謀本部議長のミリー大将は「ウクライナ防衛会議」後の記者会見において、F-16はウクライナにとって「ゲームチェンジャーのような魔法の兵器」にはならないと警告した。しかし米国は、最近になりF-16をウクライナに供与する可能性を公表している。またNATO同盟国はウクライナパイロットの訓練を開始…
  9. オーストラリアがレーザー兵器開発に参入

    オーストラリアの防衛技術企業エレクトロ・オプティック・システムズ(EOS)は、対小型ドローン用指向性エネルギー兵器の野外試験に成功し、オーストラリア軍に直ぐに納入できる状態にあると発表した。  このレーザーは36kWの出力を持っており50kWまで拡張でき、標準的な輸送コンテナに収納可能だ。電力はリチウム電池…
  10. 衛星写真から中国の新型超音速偵察機「WZ-8」を確認

    Defense News紙が入手した2022年12月21日の衛星画像に、WZ-8超音速偵察機と思われるものが写っていた。場所は中国東部、上海から約560㎞内陸の六安市に所在する空軍基地(Liu'an Airbase)で、新しく建設された2つの格納庫のうち1つの外部である。 ワシントン・ポスト紙は2023年4月18日、リークされた国家地理情報局(N…
  11. 中国製軍用ドローンの新規技術が判明:情報筋

    サウスチャイナ・モーニング・ポスト紙によると、中国製ドローンは世界市場をリードしているが、 中国に対する攻撃への使用を制限するために、隠された監視技術が存在するという。 軍に近い情報筋は同紙に対し、「中国の戦闘機と偵察機はすべて、中国の領土の境界を囲む電気ジオフェンスを認識できるように設計・開発…
  12. 豪・フィリピン外相会談:フィリピンに監視用のドローンを提供

    フィリピンのマナロ外務大臣の招待により、オーストラリアのウォン外務大臣は2023年5月16日から18日にかけてフィリピンを公式訪問した。 会談にて両大臣が行った意見交換では、南シナ海を含む地域における主権の尊重、各国が合意した規則や規範に従って活動する、開かれ、安定した、豊かな地域を確保することの重要性で…
  13. 韓国、FA-50にレイセオン社製高性能レーダー搭載へ

    レイセオン社は韓国航空宇宙産業(KAI)のFA-50軽戦闘機に最新レーダー「ファントムストライク」を搭載する計画を発表した。ファントムストライクは、長距離の脅威を探知、追跡、照準するために設計された完全空冷式の火器管制レーダーである。レイセオン社はプレスリリースで、「米国政府の協力により、この最新レーダー…
  14. ゼレンスキー大統領の欧州と日本訪問で更に強まる欧州のウクライナ支援

    ウクライナのゼレンスキー大統領は、2023年5月13日から15日にかけて自国への支援強化を目的にフランス、ドイツ、イタリア、イギリスを訪問。各国の首脳らと会談を行い、新たな防衛支援を得ることとなった。 13日のイタリア訪問では、メローニ首相、マッタレラ大統領と会談し、ローマ教皇フランシスコとも面会した。メロ…
  15. ウクライナ、英国から高性能巡航ミサイル「ストーム・シャドウ」を入手

    ウクライナへのステルス巡航ミサイル「ストーム・シャドウ」の提供については昨年から議論が続いている。ストーム・シャドウがウクライナへの武器候補リストに初めて挙がったのは2022年11月である。その後、一旦提供の話は無くなり、数週間前に再浮上した。  2023年5月11日、英国のベン・ウォレス国防相は「ウクライナ…
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