NSBT Japan

NSBT Japan Network for Security and Technology 日本安全保障ビジネス&テクノロジーズ
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  1. 同盟の拡大による地政学的変化への適合

    2023年4月4日、軍事的非同盟を維持してきたフィンランドは、大胆な政策転換を図り、31番目のNATO加盟国となった。加盟申請を公表してから、僅か1年で加盟が認められることは従来無かった異例の事態であったが 、その背景には、NATO、フィンランド双方にとって、加盟へ向けての相応の緊急性と必然性があったことは言うまで…
  2. 韓国、電子戦航空機の開発計画を承認

    韓国防衛事業庁(DAPA)は2023年4月13日、北朝鮮の軍事的脅威に対抗する取り組み強化のため、電子戦航空機の国内開発及び、特殊作戦用の大型ヘリコプター調達計画等を承認したと発表。 DAPAによると、将来の電子戦対応システムの基礎を築く取り組みの一環として、2024年から2032年までの間、電子戦航空機開発のために1…
  3. 中国がAI搭載の長距離砲を試験導入!16km先の人間にも命中可能

    サウスチャイナモーニングポストによると、中国軍向けの軍事技術を研究している科学者チームがAIを搭載した長距離砲を開発した。この長距離砲は、16㎞先にある人間サイズの目標に命中させるほどの精度を実現したと発表されている。 予想を上回る精度の高さは現在運用されている大砲をはるかに凌ぐもので、砲弾が標的の…
  4. フィリピン、テロ対策にイスラエル製高性能榴弾砲を導入

    <フィリピンの対テロ作戦>  フィリピン陸軍は対テロ作戦支援のため、イスラエル製自走榴弾砲システムATMOS2門を中部ビサヤ地方の第3歩兵師団(カピス州)へ配備した。第3歩兵師団司令官マリオン・シソン少将は、フィリピン通信に「ATMOSは、フィリピンの内政安定作戦を強化し、中部ビサヤ地域の共産テロリストグループ…
  5. スーダンの「金」をめぐるワグネルの真の実態

    <RSFを支援するワグネル>  複数の報道によると、ロシアの民間軍事会社(傭兵グループ)ワグネルはスーダンの民兵組織(RSF)に地対空ミサイルを提供し、スーダン政府軍との戦闘を支援しているようだ。ワグネルが提供した地対空ミサイルは、RSFのリーダーであるモハメド・ハムダン・ダガロ司令官(ダガロ司令官)の支配…
  6. インド、超大型無人潜水機(XLUUV)開発プロジェクトが始動

    Navy Newsによると、2023年1月16日インド国防省(MoD)は、超大型無人潜水機(XLUUV)を設計・開発するプロジェクトを承認した。インド国防省が先月発表した文書には、「インド海軍は開発完了後、最大12台のXLUUVを調達する可能性がある」と記されている。試作機は2025年までに完成する予定であるという。 同紙によると…
  7. ウクライナ侵略で苦戦のロシア、原因は軍の体制にある

    ウクライナ侵略においてロシアは予想外の苦戦を強いられているが、ロシア軍の体制の不備が一因である。ウクライナ軍は高い練度を有しているものの、ロシア軍との戦力差を埋めるには西側諸国の支援が必須であり、支援がなければ現在の戦況の維持は困難だ。  ウクライナ軍は2014年のクリミア半島併合を踏まえ軍の強化を…
  8. 中国は台湾統一に向け、台湾への軍事的圧力を高めている

    近年、中国の台湾に対する軍事的圧力は加速度的に高まっている。習近平政権は台湾統一を掲げ人民解放軍の軍事能力を強化しており、中国による台湾侵攻のリスクは高まっている。  中国の人民解放軍は2023年4月8日から10日までの3日間、台湾周辺で軍事演習を行った。人民解放軍は8日、演習の実施に先立ち「『台湾独立』…
  9. 米宇宙軍が民間企業と連携のため「民間調整部門(CIS)」を設置

    米宇宙軍(SPACECOM)が民間企業と連携のため「民間調整部門(CIS)」を新設した。CISはコロラド州のシュリーバー宇宙軍基地統合任務部隊宇宙防衛部(JTF-SD)とカリフォルニア州のバンデンバーグ宇宙軍基地統合宇宙軍司令部(CFSCC)の2ヶ所において民間技術の効果的な導入を担当する。  CISは、SPACECOMが2023年1月…
  10. ウクライナ軍が構築している優れた戦時医療体制

    2022年2月から始まったロシアによるウクライナ侵略の戦闘で、命を落とした両国兵士の比較には様々な説がある。多くの戦況報道では、ウクライナ軍の損失はロシア軍の約3分の1であるというのが通説だ。そしてロシア兵士の損失が非常に高い原因も徐々に明らかになりつつある。ロシア軍の損失の大きさは各戦闘で敗れているため…
  11. ロシアが韓国のウクライナ軍事支援を警告

    2023年4月18日、韓国の尹錫悅大統領(ユン大領領)は「ウクライナが今後も大規模な民間攻撃を受ける場合、韓国はこれまでの人道支援、経済支援を超えた協力を行なう可能性がある。我が国は1950年から53年の朝鮮戦争中、国際的な軍事支援を受け自国を防衛した。現在、ウクライナの防衛に寄与する方策を検討している」と発表…
  12. 中国、ステルス戦闘機用エンジンの量産体制完了と発表

    2023年3月16-17日に「第7回中国航空イノベーション・起業家コンテスト(CAIEC)」が開催された。コンテストでは、中国航空発動機集団(AECC)の北京航空材料研究所プロジェクトディレクターであるZhang Yong氏がコメントを発表。同国の戦闘機用WS-15エンジンの生産に関連するすべての技術的な課題が解決したことを明らかに…
  13. ウクライナの教訓でさらなる進展を遂げる米戦闘兵ヘリコプター部隊

    <ウクライナ軍とロシア軍のヘリコプター部隊> 2022年2月にロシアが一方的に開始したウクライナ侵略では、様々な装備品が使用されている。特に防空ミサイルやUAVが、ウクライナ軍、ロシア軍双方で使用されており、これらは注目を集める装備だ。しかしウクライナ侵略を見ると、戦闘ヘリコプター(戦闘ヘリ)の効果的…
  14. ロシアのウクライナ侵略から得た教訓を台湾進攻に活用しようとする中国

    中国はロシアのウクライナ侵略から多くの教訓を得ている。これらの教訓により、今後台湾有事の際における米国の介入が困難になる恐れがある。  ロシアは最新の極超音速ミサイルであるキンジャール(Kinzhal)をウクライナ侵略に投入しているが、中国はその運用方法を分析し、極超音速ミサイルの開発を進めている。報道…
  15. カンボジアに中国が海外軍事基地設置を推進か?

    中国はジブチに続く第二の海外軍事基地をカンボジアに設置している可能性がある。中国はインド太平洋地域におけるプレゼンスを高めており、周辺国との間で緊張が高まっている。  近年、カンボジアのシアヌークビル州リアム周辺で、軍事インフラの整備が進められている。カンボジア政府は2023年3月下旬、リアム国立公園…
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