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NSBT Japan Network for Security and Technology 日本安全保障ビジネス&テクノロジーズ
ー日本初、安全保障・セキュリティビジネスのポータルサイトー
  1. ウクライナ軍が高性能段ボールUAVを運用中

     UAVはウクライナの戦闘において重要な兵器として常識となっている。2020年のナゴルノ・カラバフ紛争ではアゼルバイジャン軍がUAVを大量に作戦投入し、短時間でアルメニア軍を制圧したため、世界は大変驚いた。しかし、ウクライナの戦場においてUAVは日常的な作戦の一部となっている。対峙する双方がUAVにより上空から監…
  2. 日本企業が海外の防衛産業に参入する際の課題と教訓:   「DSEI Japan」カンファレンス

    2023年3月16日、幕張メッセで開催された総合防衛展示会「DSEI Japan」にて、「グローバル・ディフェンス・サプライチェーンの現状と今後~参画のための手順や教訓~」というテーマのカンファレンスが開催された。在日米国大使館及び在日米国商工会議所の共催で、日本企業が海外の防衛産業に参入する際の課題と教訓について議…
  3. 防衛予算GDP比2%を達成したNATO加盟国は7カ国に過ぎない

    防衛予算をGDP比の2%以上確保したのは、NATO全加盟国のうち、わずか7カ国に過ぎない。NATOによる防衛態勢の整備・拡充の議論が進展する一方、欧州諸国の足並みは依然として揃っておらず、NATO加盟国間の認識の差異が露呈している。  NATOに加盟する30カ国の中でGDP2%以上の防衛予算を達成したのは、米国、英国、ギリ…
  4. ロシアがろ獲した米国兵器のリバースエンジニアリングを行なうイラン

    ロシアはウクライナの戦場でろ獲した西側の最新兵器を同盟国のイランに送っており、イランは米国製兵器のリバースエンジニアリングを実施している可能性がある。ウクライナは米国から数十億ドル相当の兵器を受け取っており、その中には大量のFGM-148ジャベリンとFIM-92スティンガーが含まれている。 米軍とNATO軍の当局…
  5. 中国、コンゴにJF-17とJ-10戦闘機をオファー、アフリカとの経済・安全保障関係をさらに強化へ

    2023年3月15日付のPolitico紙によると、中国の航空宇宙産業企業である中航技進出口有限責任公司(CATIC)の幹部グループと人民解放軍のメンバーは、コンゴ民主共和国の首都キンシャサを訪問した。訪問の目的は、中国の成都飛機工業公司(CAC)とパキスタンのパキスタン航空複合体(PAC)が共同で設計・開発した軽量多用途…
  6. フィンランドとスウェーデン両軍が共同でSako社から小火器契約を締結

    フィンランド国防軍とスウェーデン国防軍は2023年3月27日、Sako社(フィンランド、リヒマキ)において小火器調達に関する共同協定を締結した。  Sako社CEOのライモ・カルヤライネン氏は協定セレモニーにおいて「スウェーデン国防軍とフィンランド国防軍には、弊社(Sako社)との協力関係、信頼に感謝します。今回の合…
  7. 順調に進む中国海軍の空母建造、最新機能を装備化

    中国にとって3隻目となる最新空母「福建」は、今年(2023年)後半に海上試験を開始する予定だ。「福建」完成により、人民解放軍海軍(PLAN)は米海軍に匹敵する先進の 海上作戦力を持つ可能性がある。 「福建」はこれまで中国が建造した軍艦の中で最大かつ最も洗練された空母だ。中国の習近平国家主席(習近平氏)は2…
  8. イランのサイバー攻撃を受けて米国がアルバニアに「ハント・フォワード」チームを派遣

    米国のサイバーコマンド(U.S. Cyber Command)は2023年3月23日、サイバー国家任務部隊(CNMF)がアルバニアの部隊と共同でハント・フォワードチームを展開し、3カ月間活動していたと声明にて明らかにした。この活動はイランによるアルバニア政府システムへのサイバー攻撃を受けたもので、ネットワークの弱点やハッキング…
  9. 英国アエラリス社、新明和工業株式会社とデジタルエンジニアリング分野での提携を発表

    英国の軍用航空機メーカーであるアエラリス社(Aeralis)は2023年3月14日、幕張メッセで開催された総合防衛展示会「DSEI Japan」にて、日本の新明和工業株式会社(以下、新明和)と提携することを発表した。両社は、航空機の設計・製造におけるデジタルエンジニアリング・プロセスの導入でベストプラクティスを確立するた…
  10. 米陸軍、次世代分隊火器(NGSW)装備化を推進

    米陸軍による次世代分隊兵器(NGSW)の選定では、2017年からTextron社、ジェネラル・ダイナミクス社、シグ・ザウエル社の3社が競ってきた。最終的に2022年4月、シグ・ザウエル社のXM7小銃(XM7)分隊用自動小銃XM250(XM250)に決定した。  XM7、XM250は、これまでの5.56mm弾薬に代わる強力な新型6.8㎜弾を使用する次世…
  11. 中東における戦略的優位性を獲得しつつあるインド

    インドは中東における戦略的優位を獲得しつつある。インドの新興財閥であるアダニグループ(Adani Group)は、イスラエル有数の港であるハイファ港の2054年までの管理権を取得した。ハイファは戦略的に重要な地点であり、インドは中東において経済、安全保障戦略上の優位を獲得しつつある。他方、ハイファ港では中国が一帯…
  12. ウクライナ侵略、戦局を変えた3つの兵器

    2022年2月24日、ロシアのプーチン大統領がウクライナに軍を派遣したとき、世界のほとんどの人はロシア軍がすぐに勝利すると予想していた。しかし、ウクライナ軍の士気の高さ、優れた戦術、そして支援国からの強力な武器の提供など様々な要因によって、ロシア軍の勝利はいまだに実現していない。  最近(2023年2月)西…
  13. 拡大の一途を続ける韓国防衛産業

    韓国はウクライナ侵略の影響による兵器需要の高まりで、多大な利益を受けている。従来行っていなかったウクライナへの兵器の直接支援に乗り出すことも検討しており、兵器輸出による利益は今後も拡大していくと考えられる。  韓国の兵器輸出はウクライナ侵略が勃発した2022年度に前年度から140%増加し、173億ドル(約2…
  14. ウクライナ侵略は何故起きたのか?プーチンの外交戦略とハイブリッド戦争

    第7回目のパンドーラーの希望は、ゲストに慶応義塾大学教授の廣瀬陽子様をお招きし、 プーチンの外交戦略から何故ウクライナ侵略が行われたのか、ロシアの西側諸国への外交戦略そして、今後の日本が取るべき安全保障戦略について議論します。
  15. 日英伊、「DSEI Japan」にてグローバル戦闘航空プログラム(GCAP)を大々的にPR

    2023年3月15日~17日に幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催された総合防衛展示会「DSEI Japan」にて、日英伊で進めるグローバル戦闘航空プログラム(GCAP)を紹介する専用ブースが設けられていた。専用ブースには、次期戦闘機の模型が設置されたほか、同プログラムに参加する各国の企業(日本:三菱重工業・IHI・三菱電機、英…
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