NSBT Japan

NSBT Japan Network for Security and Technology 日本安全保障ビジネス&テクノロジーズ
ー日本初、安全保障・セキュリティビジネスのポータルサイトー
  1. 米国及びEU、ミャンマー空軍関係者や防衛事業者への更なる制裁措置を決定

    2022年11月8日、EU理事会及び米国財務省はそれぞれミャンマー関係者に対する新たな制裁措置を決定したと発表した。同日は、2021年2月のミャンマー軍事クーデターによって結果が覆されたミャンマー総選挙実施から2年にあたる。  米国は、ミャンマーで事業展開をしているSky Aviator Company Limitedとそのオーナー兼取締…
  2. 米陸軍の将来攻撃ヘリ有力候補「インビクタス」とは

    レーザー誘導Hydra 70ロケット(射程5㎞)、無線(RF)誘導ヘルファイヤミサイル(射程11km)、Spike NLOSミサイル(射程30km)、新型の統合空対地ミサイルJAGM(射程16km)、さらに現在開発中の兵器もすべて、陸軍の将来ステルス攻撃ヘリコプター360Invictus「インビクタス」に搭載可能である。  インビクタスは、ス…
  3. バフムート激戦の理由とロシア大攻勢の予兆

    米CNNは、米国とウクライナの政府当局の話として「米国とNATO(同盟国)がウクライナに対し、東部のバフムートで続く戦闘の停止を提言している。同盟国側はウクライナ南部地域での攻撃優先を求めているようである」と報じた。  ウクライナ軍は、ロシア分離主義者が支配するドネツクとルガンスクの中間に位置するバフム…
  4. 韓国KAI社と米国ノースロップ・グラマン社、VTOLドローン開発技術協力のための覚書に署名

    2023年1月19日、韓国航空宇宙産業社(KAI)は、同18日に米国のノースロップ・グラマン社と垂直離着陸無人航空機(VTOLドローン)事業における技術協力のための覚書(MOU)を締結したと発表。 このMOUは、海軍の駆逐艦に搭載して運用できるVTOLドローンの国内開発のために相互協力するという内容になっている。VTOLドロ…
  5. アフリカで中国の影響力拡大 ロシアの地位低下か

     中国はウクライナ侵略を契機として、アフリカへの軍事協力を大幅に強化している。中国の動きはアフリカでの防衛・安全保障分野におけるロシアの地位を脅かしつつある。  ロシアがウクライナ侵略に注力する一方で、中国はアフリカへの兵器輸出を強化している。現在、中国は世界第4位の兵器輸出国である。2017年から20…
  6. ロシアの軍事作戦、戦車到着前に実行される見通し

    2023年1月、欧米諸国はウクライナに対して戦車供与表明を立て続けに行った。ドイツはウクライナに「レオパルト2」戦車14両の供与を発表し、米国も「M1エイブラムス」戦車31両の供与を発表した。また、英国は「チャレンジャー2」14両、カナダも「レオパルト2」4両を供与すると表明した。1月31日、ウクライナのクレバ外務…
  7. ロッキード・マーティン社、高性能レーザー防空システムの開発に成功

    2023年1月23日、米ロッキード・マーチン社(ロッキード社)は、開発中の指向性エネルギー防空システムが、初期の目標性能に達したと発表した。  ロッキード社は「開発しているレーザー防空システム(DEIMOS)のレーザービーム(特性)が設計と一致していることを確認した。DEIMOSシステムは、頑丈に設計された戦術レー…
  8. オーストラリア、中国への抑止力として海上機雷を購入予定

    シドニー・モーニング・ヘラルド紙は、オーストラリアは中国やその他の潜在的敵対国がオーストラリア領海に船舶や潜水艦を送り込むのを阻止するため、ベトナム戦争以降初めて機雷に大規模な投資を行い、最大10億豪ドル(約915億円)を投じる予定だと報じた。オーストラリア国防省は、通過する船舶の音響、磁気、圧力の変化…
  9. 退役したF-117、復活させ2034年まで運用を計画

     新型ステルス爆撃機B-21の公開(2022年12月)は航空界の注目を集めているが、B-21のルーツにあたるナイトホーク(F-117)は現在も使用されている。F-117は1980年代初頭に登場し、初めて実戦投入されたステルス爆撃機だ。F-117が退役して15年が経過したが、現在も敵のステルス機に対する訓練(研究)等に使用されている。…
  10. 英国AH-64部隊がウクライナ戦訓を取り入れた戦術を開発中

     ロシアによるウクライナ侵略が勃発して間もなく1年を迎えるが、各国の軍隊はすでに従軍した兵士の経験から多くの教訓を得ている。アパッチヘリコプター(AH-64E)パイロットも同じだ。英陸軍のAH-64Eのパイロットは、ウクライナ侵略で明らかになった問題点を解決するために新たな訓練を実施。特にAH-64Eの火器オペレー…
  11. フィンランド、2019年以来初めてトルコへの防衛装備品輸出を許可

    報道各紙によると2023年1月25日フィンランド国防省は、2019年以来初めてトルコへの防衛装備品の商業輸出ライセンスを発行したと発表した。Middle East Eye紙によると、フィンランドの鉄鋼メーカーMiilux社が2025年までトルコの軍用車両メーカーに保護材を供給することになったという。 2019年にトルコがシリア北東部に…
  12. イスラエル、米国にF-15 EX 25機を正式リクエスト

     Breaking defense紙によると、情報筋の話として2023年1月中旬、イスラエルがアメリカに対しF-15EX戦闘機25機購入を正式に要請する公式要請書(LOR)を送ったと報じている。イランへの攻撃能力を強化する目的であるようだ。要請書の提出は対外軍事売却プロセスの最初のステップであり、その後、数量決定や価格交渉が行わ…
  13. 日本の安全保障戦略に対する各国の反応              各国は日本が安全保障政策を大きく転換させたと認識

    【防衛三文書について】 2022年12月16日、日本の安全保障政策の基本方針を示す「国家安全保障戦略」、今後10年間の防衛の指針を定める「国家防衛戦略」、装備の調達計画と自衛隊の体制を定めた「防衛力整備計画」からなる、いわゆる「防衛三文書」が改訂された。日本は厳しい安全保障環境を踏まえて防衛力の強化に踏み切…
  14. ワグネルグループの元指揮官がノルウェーに亡命申請

    ロシアの民間傭兵組織(ワグネル)からウクライナへ派遣された元指揮官が、特赦を条件にウクライナに派遣された兵士に対する虐待と殺害(見せしめのため)の現状を訴えている。  現在ノルウェーに逃れ亡命を求めているのは、ワグネルの元指揮官アンドレイ・メドベージェフ氏である。メドベージェフ氏のロシア退去を助…
  15. 高度な空中戦、日本のF-15がスホーイ(インド)に挑戦する

     インドと日本は2023年1月に日本で初の二国間戦闘機訓練(特別演習)を実施する。東京近郊で行われるこの極めて特別な訓練では、世界トップクラス戦闘機(Su-30 vs F-15)による空中戦訓練が実施される予定となっている。  2023年1月16日から10日間の予定で、茨城県の百里基地と埼玉県の入間基地において行われるこの…
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