NSBT Japan

NSBT Japan Network for Security and Technology 日本安全保障ビジネス&テクノロジーズ
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  1. UAE、韓国と次期軍用輸送機の共同開発プログラムに関する覚書を締結

    尹錫悦(ユン・ソギョル)韓国大統領の湾岸諸国訪問中、アラブ首長国連邦(UAE)と韓国は、2国間の防衛関係を改善するための2つの覚書に調印した。 1つ目の覚書は、両国の防衛産業のための戦略的協力に関するもので、2023年1月15日、韓国の防衛事業庁Eom Dong-hwan長官とタワズン評議会のTareq Al Hosani事務局長が署名…
  2. 米国防省、イスラエルに保管していた米国製武器をウクライナに供与

    米及びイスラエルの当局者はニューヨークタイムズ紙に対し、米国防省が、ウクライナを支援するために、イスラエルに備蓄してある米国の弾薬を供与していると語った。 1973年の第四次中東戦争の際、米国はイスラエル軍への補給のために武器を空輸した。米国はイスラエルが再び危機に陥ったときに使用できるように、イス…
  3. ポーランドは欧州で軍事大国として台頭している

     ポーランドはロシアによるウクライナ侵略を受け、防衛力の大幅な増強を行っている。ポーランドの軍事的台頭によって欧州におけるポーランドの安全保障上の重要性は今後増大していくと考えられるが、同国が欧州における影響力を高めることについては懸念も存在する。  ポーランドは2022年2月から開始されたロシアによ…
  4. 英国軍監部、「未来の兵士近代化プログラム」では戦闘能力が不十分と発言 

    2021年11月、英国防省は、2030年までに完全に近代化された戦闘部門を創設することを目指す「未来の兵士近代化プログラム」(Future Soldier Program)を発表した。同プログラムは、2030年までに完全に近代化された戦闘部門を創設し、英国陸軍の20年間で最も根本的な変化を達成することを目指しており、チャレンジャー3主…
  5. 印露合弁会社、インドでAK-203自動小銃の製造を開始

    ロシアのロソボロネクスポルト社のアレクサンドル・ミケイェフ事務局長は、インドとロシアの合弁会社であるIndo-Russian Rifles Private Limited (IRRPL) 社が、インド北部のウッタル・プラデーシュ州コルワにて、カラシニコフ社製の自動小銃「AK-203」の生産を開始したと発表した。2023年1月上旬、インド陸軍参謀長のマノ…
  6. 米空軍は中国のミサイルに耐えるために空中給油機を必要とする:ケンドール米空軍長官 

    022年12月11日、フランク・ケンドール長官は、中国の精密ミサイルの射程距離が伸びていることから、米空軍はタンカー(空中給油機)やカーゴ(貨物機)をステルス化する必要があると述べた。  ケンドール長官は外交問題評議会のウェビナーで、民間航空機を空中給油機や貨物機に改造する従来の方法では将来的に米空軍の…
  7. 2023年、ロシア軍は大幅な増強を予定

    2023年1月17日、露国防省は、2023年から2026年にかけて軍に「大きな変化」をもたらすと発表した。特に、海軍、航空宇宙、戦略ミサイル部隊の戦闘能力を強化するという。 同月初め、プーチン大統領はショイグ国防相に対し、軍に納入された武器や装備の詳細、国防省の業務強化に関する提案、軍部隊への装備供給方法に関する…
  8. ゼレンスキー大統領はどのような警護態勢で渡米したのか

    ウクライナの最高指揮官であるヴォロディミル・ゼレンスキー大統領が飛行機に乗って大西洋を自由に飛び回ることは、現在の状況では不可能と言っても過言ではない。今回のゼレンスキー氏の訪米(2022年12月21日)は、そのような状況下で極めて秘密裏に計画された、一種の軍事作戦であった。  ゼレンスキー氏の行動は、…
  9. 中国が米国に対抗して独自に開発中の作戦概念:「マルチドメイン精密戦争(MDPW)」

    中国は、サイバーから宇宙領域までをカバーする戦力を補強するために、「マルチドメイン精密戦争(MDPW)」として知られる新しい軍事戦略を追求している。米政府関係者は、C4ISRNET紙に対し、「この取組みは、米国防省が開発している多次元統合ドメイン指揮システム(JADC2)に対抗する必要性が生じたことにより、動きが加…
  10. ウクライナ軍はシースパローミサイルをBUK対空システム(ロシア)への統合化に成功

    2023年1月6日、米国はウクライナに30億7,500万ドル(約4,000億円)の追加支援を行うと発表した。追加支援には、初めての供与となるシースパロー対空ミサイル(RIM-7)が含まれている。 米国をはじめ世界標準(世界19ヵ国装備)となっているRIM-7は、ソ連時代の旧型装備であるBuk防空ミサイルシステム(9K37)の性能を飛躍…
  11. 中国の科学者が遠隔操作で電力供給が可能なレーザー駆動のドローンを開発

    サウスチャイナ・モーニング・ポスト紙は、中国北西部の研究者グループが、遠隔操作で電力供給が可能なレーザー駆動のドローンを開発したと報じた。 中国を含む多くの国が、ドローンを攻撃するために強力なレーザーシステムを開発しているが、西北工業大学(NPU)のLi Xuelong教授らは、レーザーをドローンの攻撃目的では…
  12. ロシア軍のスマホ使用(TikTok)によりウクライナ軍は壊滅的な損害を与えている

    戦闘が長期化する中でウクライナ軍は、ロシア軍の中枢(指揮統制センター)機能を正確に狙い破壊している。そして、ウクライナ軍の精密攻撃には、ロシア軍兵士によるスマートフォン(携帯電話)の使用が深く関係している。 2022年2月、侵攻当初キーウ近郊に展開したロシア軍の中には、通話や動画をSNS(Tik Tok)に投稿し…
  13. 米陸軍AH-64Eアパッチにレーザー防護システムを搭載

    ウクライナ紛争の教訓から米陸軍はアパッチ攻撃ヘリコプター(AH-64E)に、赤外線(IR)誘導ミサイルを欺まん防御する共通赤外線対策装置(CIRCM)の搭載を開始した。 ノースロップ・グラマン社が開発/生産するCIRCMは、レーザーを発射して赤外線誘導方式の短距離対空ミサイル(短SAM)等の妨害をする、非常に効果的な防…
  14. 米国はPLA海軍の急速拡張(2025年、400隻)を警戒

    中国の習近平国家主席は、2025年までに人民解放軍海軍(PLAN)の艦船を合計400隻にする目標を掲げている。現在、中国海軍は260隻(米海軍259隻)の艦艇を保有している。 中国は現時点で艦船総数で米国を上回り世界最大級の海軍を有しているが、現在もPLANは猛スピードで拡張を続けている。2022年10月12日に発表された米国…
  15. ウォーゲーム演習:中国は台湾を奪取できなかったが、米中台日の軍に莫大な犠牲が伴う

     2023年1月9日、米国のワシントンに所在する戦略国際問題研究所(CSIS)は、中国が2026年に台湾に侵攻した場合のウォーゲーム演習の実施結果を発表した。 CSISは中国が台湾に侵攻するという条件下でのウォーゲームを開発し、演習を24回実施した。ほとんどのシナリオで 米国、台湾、日本は、中国による水陸両用侵攻を撃退し…
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