NSBT Japan

NSBT Japan Network for Security and Technology 日本安全保障ビジネス&テクノロジーズ
ー日本初、安全保障・セキュリティビジネスのポータルサイトー
  1. 高まる兵器需要に欧州の防衛産業は如何に対応すべきか

    欧州において兵器需要が高まる一方で、欧州の防衛産業は各国から求められている供給水準を満たすことができていない。欧州各国の防衛予算は、2014年のロシアによるクリミア半島の併合から徐々に増加し、ウクライナ侵略が開始されてからは劇的に増加している。ロシアの脅威の高まりを受けて各国の防衛予算は増額している。…
  2. 国際サイバー・情報安全保障カンファレンス「CYDEF2022」アフターデイ レポート

    2022年12月3日、CYDEF2022(主催:サイバーディフェンス研究会/CYDEF実行委員会)のフィナーレとしてアフターデイイベントが開催されました。CYDEF2022は、11月30日〜12月3日の計4日間の日程で行われ、12月1日及び2日に開催されたオンライン上でのカンファレンス(メインイベント)の開催と併せて、プレデイ(11月30日)・…
  3. SpaceX社、軍事衛星サービスに特化した新事業部門を立ち上げ

    12月2日、SpaceX社は、米国の国家安全保障の政府機関を対象とした「スターシールド(Starshield)」という新しい事業部門を明らかにした。同社のこの新部門は、地球低軌道上のスターリンク・インターネット・コンステレーションを活用し、安全な通信、リモートセンシング、宇宙監視など、米国の防衛・情報機関による需要が…
  4. 中国、巨大な「Y20」をベースに新世代の早期警戒機を開発

    中国が戦略レベルの早期警戒管制機(AEW)を開発していることが、最新の報道で明らかになった。中国軍はすでに2機のAEW専用プラットフォーム(Y-20)を保有しており、3機目も準備中である。この報道が事実であれば、中国の早期警戒能力は大幅に強化されることになる。 米国主導で西側諸国は台湾との関係を強めており、台…
  5. 中国の核兵器は2035年までに3倍以上に増加の見通し:米国防省の報告書

    11月29日に米国防省が発表した2022年中国軍事情勢報告書によると、中国の核兵器は2035年までに3倍以上の1,500発になる可能性があるという。米国は中国を、米国に対する最も重大な脅威と見なしており、年次報告書では、中国の核および通常戦力双方の改善を強調している。
  6. 中国、2028年までに原子力エネルギーを使用する「月面基地」を設置予定

     11月21日、中国の月探査計画のチーフデザイナーであるWu Weiren氏は、中国国営放送CCTVで、「我々は現在、月面基地が必要とする長期的かつ高出力のエネルギー需要に対応するため、原子力による新しいシステムを開発している」と述べた。  この発表は、中国のライバルである米国が、11月16日にアルテミス計画(月面着陸…
  7. 現代戦(ウクライナ)において塹壕が機能する理由

    数ヶ月に及ぶ戦闘で、ウクライナのバフムトの町は地獄のような様相を呈している。 この画像(2022年11月)は、引き裂かれた大地、廃墟と化した木々、泥の塹壕の中で水溜りに立つ兵士たちの黙示録的な風景を映し出している。 この光景は、第1次世界大戦中の最悪の塹壕戦と比較されている。バフムトは、9月にウクライナ軍…
  8. プラチャンド(インド)対LCH(韓国)の武装ヘリコプターの開発競争

     アジアの二大軍事産業大国であるインドと韓国は、長年に渡り、自国の防衛産業を強化してきた。現在、両国の兵器産業は開発力、生産力共にトップクラスとなっており、欧州や中東など世界的な軍事市場において競争が激化している。  最も顕著な例は、マレーシアの戦闘機契約にエントリーしている「テジャス」(インド)…
  9. インド政府は隣国(パキスタン)の対衛星レーダーを警戒

     パキスタンが中国の対衛星レーダーシステム(SLC-18)を装備することになれば、インドの防衛上の脅威は拡大する。  中国最大のハイテク企業グループである中国電子技術集団公司(CETC)は、11月8日から13日まで開催された珠海航空ショーにおいて、最新のアクティブ・フェーズド・アレイレーダー「SLC-18」を公開した。
  10. 韓国は今後も防衛産業で存在感を増していく

    韓国は、後発ながら防衛産業において海外展開を積極的に行っている。今後、この分野で存在感を増していくと予想される。ストックホルム国際平和研究所によれば、世界の兵器輸出額のランキングにおいて、韓国は2000年の31位から躍進し、2021年には8位となっている。今後もこの傾向は続くと予想され、数年以内には主要な兵器…
  11. 米宇宙統合軍、「連合統合任務部隊-宇宙作戦[CJTF-SO]」の新設を発表

    11月15日、米宇宙統合軍(USSPACECOM)は、通信やミサイル警告など、宇宙ベースの能力により、他の統合軍を支援し、敵の宇宙システムに対する攻撃作戦を遂行することを含め、敵の攻撃から米国の衛星を守るために新しい組織を追加することを発表した。この組織は、「連合統合部隊-宇宙作戦[CJTF-SO]」と呼ばれ、現在の統合…
  12. ロシア軍後退後のウクライナ軍の次の一手

    ウクライナ軍の狙撃手はスコープを調整し、ドニエプル川(ヘルソン州を分断する河川)対岸のロシア兵に50口径(長距離狙撃銃)の弾丸を撃ち込んでいる。狙撃手を支援する別のウクライナ兵はドローンを使ってロシア軍を捜索している。 ロシア軍が南部の都市ヘルソンから撤退して2週間、ロシア軍はドニエプル川を越え、 後…
  13. 中国の極秘再使用型宇宙船が軌道上に物体を放出:米宇宙軍の追跡データ

    8月4日(現地時間)、ゴビ砂漠にある酒泉衛星発射センターから再使用型宇宙船が「長征2F」ロケットで打ち上げられ、地球周回軌道に乗った。再使用型の宇宙船の打ち上げは2年ぶりで2度目となる。Space News紙によると、米宇宙軍第18宇宙防衛隊が、この宇宙船が放出した物体を追跡しているという。Space-track.orgのデータベ…
  14. 中国はUAV技術で米国を猛追している

      中国のUAV(無人航空機)技術が急速に発展している。国営企業により製造・開発され、11月8日(火)から開催された国際航空宇宙博覧会(珠海エアショー)で発表された最新のUAV翼竜3は高い性能を有している。従来の中国製兵器の特長である低価格に加えて高性能という強みが加わったことで、中国はUAV生産において米国を猛…
  15. エアバス社は韓国がFA-50を欧州に輸出するための計画を承認

    エアバス・ディフェンス・アンド・スペース社(エアバス社)は、韓国のFA-50戦闘攻撃機の販路を西欧(欧州)に拡大する計画「Win・Win戦略」を承認した。 この提案は当初、エアバス社CEOのマイケル・シェルホーン氏がソウルで韓国の李昌洋(イ・チャンヤン)産業大臣と会談した際、韓国側から行ったものである。李大臣が…
ページ先頭へ戻る
読み込み中です