NSBT Japan

NSBT Japan Network for Security and Technology 日本安全保障ビジネス&テクノロジーズ
ー日本初、安全保障・セキュリティビジネスのポータルサイトー
  1. 中国はUAV技術で米国を猛追している

      中国のUAV(無人航空機)技術が急速に発展している。国営企業により製造・開発され、11月8日(火)から開催された国際航空宇宙博覧会(珠海エアショー)で発表された最新のUAV翼竜3は高い性能を有している。従来の中国製兵器の特長である低価格に加えて高性能という強みが加わったことで、中国はUAV生産において米国を猛…
  2. 国際サイバー・情報安全保障カンファレンス「CYDEF2022」プレデイ レポート

    2022年11月30日、CYDEF2022(主催:サイバーディフェンス研究会/CYDEF実行委員会)が開幕しました。CYDEF2022は、11月30日〜12月3日の計4日間の日程で行われ、12月1日及び2日に開催されるオンライン上でのカンファレンス(メインイベント)の開催と併せて、プレデイ(11月30日)・アフターデイ(12月3日)の2つのイベント…
  3. 米国防衛マーケットを浸食する韓国防衛産業の脅威

    韓国防衛産業は、ロシア軍によるウクライナ侵略による需要の拡大により売上が急増している。このペースで売り上げが伸びると、今後数年でアジア最大の防衛輸出国になる可能性がある。その最先端かつ費用対効果の高い各種装備はヨーロッパや中東からも顧客が殺到している。
  4. インドのバーラト社が総額218億円分の榴弾砲を輸出

    インド西部、プネーに拠点を置く防衛企業バーラト・フォージ社(バーラト)が初めて155㎜自走榴弾砲の契約1億5550万ドル(約218億円)を 2022年11月9日に締結した。契約先の詳細は公開されていない。受注したのはバーラトのグループの販売会社であるカリヤニ・ストラテジック・システム(カリヤニ)で、3年後に納入する予…
  5. 地上公開で明らかになったJ-20ステルス戦闘機の問題点

    J-20はこれまでにも数回、デモフライトを公開しているが、2022年11月の珠海エアショーで初めて地上公開された。2022年も例年と同様、4機のJ-20が編隊を組み、約13分のデモフライトで、垂直上昇、垂直旋回を繰り返し、多くの観衆の前で優れた空戦能力を披露した。J-20は2011年に初飛行し、2017年まで各航空団への配備が行わ…
  6. 中国が珠海航空ショーで超大型「対スターリンク」レーダーSLC-18を公開

    中国は、2022年の珠海航空ショーにおいて宇宙の脅威を捜索するアクティブフェーズドアレイレーダー(SLC-18)を公開した。SLC-18は中国のブログサイトWeiboユーザーの注目をすぐに集め、一部のネットユーザーはこれを「アンチ・スターリンク・レーダー」と名付けている。  SLC-18は主に宇宙標的の監視用に設計されており…
  7. ウクライナ侵略は「戦争」の姿を変えていない

    国際戦略研究所(International Institute for Strategic Studies)のシニアフェローであるフランツ=ステファン・ゲイディ(Franz-Stefan Gady)は、フォーリン・ポリシー誌にて、ウクライナ侵略から米国と台湾の得た「教訓」の誤りを指摘している。ウクライナ侵略は国際社会に大きな衝撃を与えている。しかし、ウクライ…
  8. ロシアがイランに無人機と引き換えに1億4,000万ユーロとろ獲した欧米の兵器を輸送したと情報筋が主張

    Sky News紙は、2機のロシア軍用機が8月20日未明に現金と3種類の兵器(英国の対戦車ミサイルNLAW、米国の対戦車ミサイル「ジャベリン」、対空ミサイル「スティンガー」)をテヘランの空港に密かに輸送したと、情報筋が同紙に語ったと報じている。情報筋が同紙に提供した衛星画像によると、同日にテヘランの空港に2機のロシ…
  9. 中国が潜水と飛行ができるトランスメディアUAVの映像公開

    中国の研究チームは、水中を移動して浮上し、そのまま飛行ができる2機のトランスメディアビークル(潜水UAV)のテストに成功した。 ハルビン工業大学の「We Chat」アカウントは、「ロングボウ1」と「ロングボウ2」と名付けられた2機の潜水UAVが水中から出現し、飛行に移る映像を公開した。  この潜水可能なUAVは、ハルビ…
  10. 韓国、ウクライナ軍向けの弾薬を米国に売却へ

    韓国は、米国政府間の機密武器取引を通じて、ウクライナ軍向けの砲弾を初めて米国に販売する。これは長期化するウクライナ侵略において増大した弾薬消費(不足)に対する対策のひとつである。 米国当局者によると、米国はウクライナに供給する155mm砲弾を10万発購入する予定になっている。これはウクライナ砲兵部隊が少な…
  11. トルコ企業、国内初の無人ヘリコプターを開発中

    トルコの防衛企業であるティトラ社が、国内初の無人ヘリコプター「アルピン」の生産に意欲を見せ、トルコ政府の補助金を受け、開発を進めることとなった。トルコ政府は、この開発を優先事項としてリストアップしており、政府としても支援を進めていくという。 ティトラ社は、250機のいわゆる特攻兵器である神風ドローンに…
  12. 北朝鮮ミサイル連続発射を読み解く

    150両余りのT34戦車が、早朝のソウルになだれ込んで始まった1950年の朝鮮戦争。38度線をまたぐ南北の攻防が再び起きるとすれば、頭上を飛び交うミサイル攻撃の応酬で火ぶたが切られるのだろうか。9月から11月までの約50日間にわたり、50発近くを放ち続けた北朝鮮の連続発射訓練は、将来起きうる開戦シ…
  13. 韓国ハンファディフェンスがノルウェーと榴弾砲購入契約を締結

    ノルウェー陸軍は、K9自走榴弾砲を増強するほか、来年、K2ブラックパンサー戦車の契約も計画している。 ノルウェー国防省(NDMA)は11月7日、韓国のハンファディフェンス(ハンファ)と、155mm自走榴弾砲(K9)4門と弾薬補給車(K10)8両の追加契約を締結した。 今回の契約は、2017年にノルウェーとハンファで締結された…
  14. 史上初、ウクライナ軍が自律ロボット船でロシア艦隊を攻撃

    2022年10月30日、ウクライナ軍はロシアの黒海艦隊に対し史上初となる無人水上艇(USV)による攻撃を行った。この攻撃には無人機(UAV)も使用され、ロシア軍艦船(3隻)に損害を与えた。この攻撃は史上初の軍用USVを使用した作戦として記録される可能性が高い。 攻撃は10月30日(土)現地時間午前4時20分頃行われた。ロシ…
  15. 中国、国際航空宇宙博覧会で新型旅客機C919を公開

    中国は11月8日(火)、初の国産大型旅客機C919を国際航空宇宙博覧会(珠海エアショー)で公開した。博覧会の滑走路を滑走したナローボディ機(内部通路が1つの民航機)は、中国南部の大都市(珠海)の上空を旋回し、数百人の観衆の前で無事着陸した。 中国政府は、国営の中国商用航空機公司(COMAC)が製造するC919が、ボ…
ページ先頭へ戻る
読み込み中です