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  1. 中国、再利用可能ロケットを打ち上げ予定

    中国は将来の有人月探査に備えて、2025年と2026年に再利用可能なロケット2機を打ち上げる予定だ。全国人民代表大会の副議員である王偉氏は3月4日、「国営企業の中国航天科技集団(CASC)が、直径4mと5mの再利用可能なロケットをそれぞれ2025年と2026年に初めて打ち上げる計画だ」と、中国の新聞社に語った。 現時点では…
  2. 中国、初の高軌道インターネット衛星を打ち上げ

    中国南西部の西昌衛星発射センターで2月29日、長征3B/Gロケットを使って「高軌道」インターネット衛星の打ち上げが実施された。 中国航天科技集団公司(CASC)は、打ち上げから1時間以内に打ち上げ成功を発表した。CASCの発表によると、打ち上げられたのは「互聯網高軌衛星01号」(高軌道インターネット衛星01号、Weixi…
  3. 繁栄する中国の造船所に対して米国は

    中国はもはや世界の造船所といえよう。年々、勢力と軍事力を伸ばし拡大を続けている。昨年は念願だった世界一の造船国にもなった。世界中の新造商用船の50%以上を生産したのだから当然である。 対象的に、その昔は帝国を築いて貿易を拡大し、戦争において勝利に貢献した欧米の造船所の縮小は著しい。欧州においては世界…
  4. 米海軍がロシア艦沈没から得た教訓とは

    ロシアのミサイルコルベット艦隊・イヴァノヴェッツが、ウクライナの水上ドローンによって撃沈された。従来の水上戦艦が時代遅れであることを証明するような衝撃的な出来事である。 このときの映像によれば、ウクライナの水上ドローンにイヴァノヴェッツはほとんど抵抗できずに撃沈した。ビデオの最後には、沈没する船…
  5. ロシアは2026年までに勝利を目指す

    英国王立防衛安全保障研究所(以下、RUSI)が2024年2月に発表した報告書によれば、プーチン大統領は2022年2月に始まった「特別軍事作戦」に勝利できると考えており、現在もロシアは最終的にウクライナを支配下に置くことを目指している。 ウクライナの降伏条件は現在、ロシアの仲介者によって提案されているという。同…
  6. 中国、中東諸国へのステルス戦闘機売込み本格化

    アラブ首長国連邦(UAE)へのF-35戦闘機50機、サウジアラビアへの精密誘導爆弾3,000発の売却など、ドナルド・トランプ前米大統領によって締結された対外武器売却取引が、2021年にバイデン政権によって保留されている。その主な理由は、UAEとサウジアラビアが長年にわたって続けてきたイエメンでの戦争が世界最悪の人道危機…
  7. 米国防総省、2023年中国軍事力報告書を発表

    米国防総省は昨年10月に中国軍事力報告書(China Military Report)と呼ばれる、核・通常戦力における過去一年間の中国人民解放軍(People’s Liberation Army: PLA)の軍事的な増強や近代化計画の進展について発表した。核戦力に関しては、中国が2030年までに1,000発以上の核弾頭を運用し、30年末までに保有核弾頭数がおよ…
  8. 中国、攻撃ヘリコプター海外デビュー

    2024年2月22日、中国航空工業集団(以下、AVIC)はシンガポールエアショーにおいてZ-10攻撃ヘリコプター(以下、Z-10)を初めて国外展示した。今回のエアショーではロシア防衛企業は参加しておらず、Z-10は唯一の旧東側諸国の装備であった。 Z-10は中国人民解放軍(PLA)の陸軍航空隊に配備されており、演習や訓練で頻…
  9. 中国、量子技術で行き詰りか

    中国は近年、量子技術の開発に力を注いでいる。米国との技術競争で優位に立っているという見方が優勢であるが、他方で行き詰りも見えつつある。 中国と米国は激しい量子技術競争を繰り広げており、中国が先行していると見る向きも多い。オーストラリア戦略政策研究所(Australian Strategic Policy Institute, ASPI)の…
  10. 日米、無人機共同開発が順調に進展

    日本と米国が共同で開発している無人航空機(Unmanned Aerial Vehicle)の進捗が順調だ。日本のロボット技術と米国のAI関連のノウハウが互いを補完することで、開発が加速している。無人機の詳細な仕様は明らかではないが、2030年代に完成予定の次期戦闘機と共同運用が想定されている。 日本と米国は昨年12月に、無人航…
  11. 中国に台湾侵略させる軍事力はない、米国専門家回答

    米国と台湾の専門家を対象とした調査で、中国が現在の軍事力で台湾を侵略できるかどうか議論になっている。 戦略国際問題研究所(CSIS:Center for Strategic and International Studies)が発表したこの調査は、米国の専門家52人から意見を集めたものである。その中には、米国政府での豊富な経験の持ち主、学者、議会…
  12. 中国、陸上と海上から様々な人工衛星を打上げ

    中国の自動車メーカーである吉利汽車の宇宙部門が11基の衛星を打ち上げた。これらの衛星は、計画中のモビリティコンステレーションの一部である。このコンステレーションは、自律走行、スマートコネクティビティなどのサービスを念頭に置いている。 中国Geespace社によると、第1段階として2025年までに72基の衛星を軌道…
  13. サウジアラビア、韓国製防空システムを導入

    2024年2月5日、韓国国防部は、2023年11月に締結された32億ドル(約4,800億円)の装備契約の一環として、サウジアラビアへの防空システムの輸出を発表した。この発表は、サウジアラビア国際防衛展示会の開催(2月4日〜8日)に合わせて行われたものである。 同国防部は「チョルメ2(天弓2)」として知られる10基の地対空…
  14. 北朝鮮、水中核攻撃ドローンを実験

    朝鮮中央通信(以下、KCNA)は2024年1月18日、米国、韓国、日本による合同軍事演習への対抗として、北朝鮮が水中核攻撃ドローンの実験を行ったと発表。この実験は、金正恩(キム・ジョンウン)総書記が数日前に「韓国との平和的統一を破棄し、韓国を最も敵対的な国と見なす」と宣言した直後に行われた。 韓国の軍事専門…
  15. 北朝鮮、固体燃料式の弾道ミサイル実験を実施

    北朝鮮は2024年1月14日、新型の中長距離弾道ミサイル(IRBM)の発射実験を行った。朝鮮中央通信によると、北朝鮮が14日に発射したのは固体燃料式の中長距離弾道ミサイル(IRBM)で、ミサイルの弾頭には滑空体を搭載しているという。北朝鮮は昨年11月、新型IRBM用の固体燃料式エンジンの実験を行ったと発表していた。また、…
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