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  1. 企業展示会 見聞録 ~NecTech Week 2024春~

    1 開催概要 (1)展示会概要 ・開催日:2024年5月22日 ~ 24日(訪問日は23日) ・会場:東京ビッグサイト ・出展品目:AI、ブロックチェーン、量子コンピュータの最新技術を活用した製品等。ソフトウェア、サービスだけではなく、ハードウェアも展示。(関連図1・2) (2)展示内容と所感 この展示会は、AI技…
  2. 韓国軍、軍施設内でのiPhone使用を全面禁止か

    韓国軍は、軍施設内でのiPhoneとスマートウェアラブル端末の全面禁止を検討していると、複数の情報筋が4月23日に明らかにした。音声録音による機密情報漏洩の懸念が高まっているためとのことだ。Korea Herald紙によると、韓国軍内での iPhone の使用禁止に関する決議は、忠清南道の陸軍、海軍、空軍の本部が開いた合同会議…
  3. 台湾陸軍、新型小銃を導入

    台湾陸軍は、2025年に2万5,000丁の新型小銃(以下、T112)を導入する予定である。この新型小銃は2023年、台北航空宇宙・防衛技術展において初めて発表された。その後、細部の改良、照準器へのレーザー測距機能の追加などを経て、2023年11月に台湾陸軍の最終試験に合格した。 小銃の研究開発を担当している李建霆(リー…
  4. 企業展示会 見聞録 ~第12回 高機能素材week in 大阪~

    1 開催概要 (1)展示会概要 ・開催日:2024年5月8日 ~ 10日(訪問日は9日) ・会場:インテックス大阪  ・出展品目:フィルム、樹脂、複合材、鉄鋼・非鉄金属、セラミック、塗料などの材料技術および接着・接合をはじめとした加工機械・技術 (2)展示内容と所感 この展示会は、製品の高付加価値化には欠かせ…
  5. 北朝鮮、極超音速ミサイルの発射実験を実施

    朝鮮中央通信(以下、KCNA)は2024年3月27日、北朝鮮が核ミサイルの開発を進める中で、固体燃料を使った新型極超音速ミサイルの発射実験を行ったと発表した。 北朝鮮の国営メディアによれば、このミサイル発射実験は金正恩(キム・ジョンウン)総書記が監督したという。金総書記はこのミサイルを「火星-16B」と命名し、…
  6. 海上保安庁が大型輸送ヘリ「H225スーパーピューマ」を3機追加発注

    海上保安庁(JCG)は「H225スーパーピューマ」ヘリコプター3機を追加発注した。これにより同庁は「H225」を合計18機保有することとなる。
  7. 中国、新型偵察衛星を打ち上げか

    中国は4月2日に遥感42号衛星(Yaogan)を打ち上げ、偵察衛星の能力の強化を進めている。遥感42号を載せた長征2Dロケットは、4月2日東部時間午後6時56分(協定世界時22時56分)に西昌衛星発射センターから打ち上げられた。中国航天科技集団(CASC)は1時間以内に打ち上げの成功を発表した。 中国政府によると、遥感42号…
  8. 変わる装備品調達と企業(1):「防衛力整備計画」の全容とは

    去る4月22日にスウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)により発表された報告書によると、2023年の世界の軍事費は2兆4,430億ドル(約378兆円)と9年連続で増加し、1988年にSIPRIが統計を取り始めて以降、最大規模であったという[1]。
  9. 陸上自衛隊が試験用に無人地上車両Mission Master SPを導入

    防衛省は数百万ドル規模の契約により、ラインメタル・カナダから「Mission Master Silent Partner(SP)」を3台購入した。これにより陸上自衛隊は、貨物ステーション、監視ステーション、遠隔制御兵器ステーションの各バリエーションを一台ずつ取得した。2025年初頭に予定されている評価の支援に向けて納入される。 ラ…
  10. 中国の高高度無人機が日本海上空を飛行

    2024年3月26日、中国軍(PLA)の高高度無人機WZ-7(以下、WZ-7)が、日本海上空を飛行した。この無人機は独特な接合翼のデザインで、2017年頃から運用されている。WZ-7は台湾周辺や、中国とインドの国境沿いで頻繁に偵察活動を行なっているが、日本海周辺への飛行が確認されたのは初めてである。 中国空軍(以下、PLAAF…
  11. 中国、戦闘機技術で米国を追う

    中国は第6世代戦闘機の開発を本格化させている。中国の取り組みを分析すると、同国が西側諸国との技術的な差を縮めようとしていることがわかる。興味深いことに、現在開発を行っている第6世代戦闘機の設計は、米軍の第6世代戦闘機と部分的に同じであることが明らかとなっている。 現在の最新の戦闘機にあたる第5世代戦…
  12. 中国、早期警戒機の高性能化を推進

    長年にわたり、米海軍のE-2Dホークアイ(以下、ホークアイ)は早期警戒機(AEW)として、脅威を発見し、偵察するために活躍してきた。 見通し外の海上監視能力がネットワーク化されていることにより、広範囲の敵脅威を早期に発見することが可能だ。早期発見により、防衛や対処の準備時間を確保できるため、戦闘において…
  13. 加速する中国の空母増強計画

    現在、中国海軍(以下、PLAN)は「遼寧」と「山東」の2隻の空母を運用しているが、2030年までに5隻の空母を保有する可能性がある。昨今、中国がインド太平洋海域での勢力拡大のため、基盤構築の兆候を示しているのだ。 中国の空母開発は、ソ連時代に退役した空母「遼寧」の大改修から始まり、国産の「山東」、そして電…
  14. 陸上自衛隊が無人システムの試験を拡大へ

    陸上自衛隊は3月26日、試験・評価用の無人航空機(UAV)および地上車両(UGV)を追加取得すると、ソーシャルメディア・アカウント(X)で発表した。同発表につづけて、X上で陸自は以下のように付け加えている:
  15. 米国、超音速ミサイル開発で中露に後れ

    極超音速ミサイル開発・配備において米国は中国、ロシアに後れを取っている可能性が高い。特に中国の開発速度は凄まじく、米国を凌いでいるとみられる。国家航空宇宙情報センター(National Air and Space Intelligence Center)のジェフェリー・マコーミック(Jeffrey MacCormick)上級諜報アナリストによると、中国は過…
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